注文住宅は、色々と自分たちで選ぶ楽しみがあるのが醍醐味ではあるのですが、選ぶ楽しみというのは、ある程度お膳立てがあってのものという気もします。
各分野の専門家を抱えるハウスメーカーや経験豊富な設計士さんだと、そのあたり上手なプランニングで施主の潜在的要望を可視化しつつ、セオリーから外れないようにアドバイスしながら「選択」の楽しみを与えてくれるんでしょうね。
それらが、高級ハウスメーカーなどの付加価値の一つなのでしょうけど、予算の限られる我が家の場合、そんな付加価値コストは極力省く必要がありました。自分で考えて情報収集することも色々楽しみながら、それなりに乗り越えて来たんですが、正直後半で力尽き気味だったと思うのがお庭の植栽です。というか、家造りが終わったあとで燃え尽き症候群だったのもあると思います。。。
ちょうど、「イエマガ」連載でも外構編を展開中ですが、我が家は手とり足取り外構デザインをプランニングしてくれるような業者にはお願いできず(だって、何十万も違うんだもん)、ほぼ自分で設計した通りの外構となりました。
ただし、どんなに3D設計ソフトでこねくり回しても、植栽だけはさっぱり見当がつかなかった記憶があります。
ブロック塀や舗装材、花壇の材質など一度決めたら変わらない外構資材と異なり、当然ですが植栽は樹木自体の特性はもとより、季節ごとの変化や成長も予測して考える必要があります。これこそ、ガーデニングの醍醐味なのだと思いますが、膨大な家造りの試行錯誤と同時に、ガーデニングのスキルを体得するのは荷が重すぎました。(って、だったら素直に庭師にお願いすればよいのですが)
なので、我が家の植栽選びは、かなり適当な感じが今でもしています。(成長した姿を見ると実感することもあり…)
樹木の場合よほど大きくならない限りは、様子を見ながら撤去も含めてやり直しが効くという気楽に考えていたからでもあるのですが。
そんな我が家の植栽の一部は、茅ヶ崎市から新築祝いにもらったときや玄関のシンボルツリーの様子をブログにも書いています。
今回は、更に追加した植栽の様子をゆるーくご紹介していきますね。
2013年10月のイロハモミジ
今更5年も前の植栽のお話で恐縮です。
ブログで紹介済みなのは
です。
ここから追加した樹木の1つ目は、イロハモミジです。
イロハモミジの特徴は
- モミジと言えば、イロハモミジだそう
- 7つに分かれた葉を、イロハニホヘトと数えたのが和名の由来
- 紅葉が楽しめる落葉樹
- 苗植え時期は本来12〜3月推奨
- 乾燥に弱く西日や直射日光も苦手
- 白いカビが粉をかぶったように覆ううどんこ病に注意
です。調べたのは今ですが(笑)
基本的に、一年中、緑が楽しめて、落葉のお掃除を気にしなくてよさそうな常緑樹ばかりを探していたのですが、珍しく落葉樹を選びました。イロハモミジの、爽やかで柔らかい雰囲気と美しい紅葉を楽しめるのが魅力だったからです。
といっても、紅葉を楽しむという大きさになるまでには、かなり成長を待つ必要があります。
2013年10月のオリーブミッション
オリーブはおしゃれで憧れの常緑樹だったのですが、大きいものになるとかなり高価です。手間がかかるから考えてみると当然ですが、成長の遅い樹木は高価であると学びました。オリーブは成長が早いと書かれている場合もありますが、我が家で比較した限りシマトネリコに比べるとかなり遅いです。
こちらも気長に育てるつもりで購入しました。
オリーブミッションの特徴は・・・
- 樹勢の強い常緑樹でシンボルツリーにも良く用いられる
- 樹形が直立性で場所を取らない(まっすぐ伸びず広がるタイプのオリーブもある)
- 葉裏が白く樹全体が銀色にも見える
2013年10月のシマトネリコ追加
以前ご紹介したとおり、お庭にはIKEAで買ったシマトネリコの幼木を室内で育てたものを植えています。この隣に将来目隠しになることも狙ってもう一本シマトネリコを植えました。
位置関係が分かりづらいですが、この真中のシマトネリコが追加でうめた分で、左側がIKEAのシマトネリコです。
写っていませんが、この右側にオリーブが植えられています。
植栽とシマトネリコを良くご存知の方は、こんな近い距離に地植えしてアホなことをときっとお思いでしょう。
はい。5年後の現在、彼らの猛威に驚かされています。その様子はまた次の機会としまして・・・(汗)
2014年3月 イロハモミジの冬越し
先程のイロハモミジの5ヶ月後です。ヘッタクソなブレブレの写真で申し訳ありませんが、冬越しして一旦落葉した後、芽吹いたところから葉が出てきたばかりのところです。
この年の冬は、こんな大雪だったので、すっかり枯らしてしまったかもと心配していたたんです。
無事ちゃんと生きていました。イロハモミジ強いですね。(まぁ、他の樹木も無事だったんですが)
いやぁ、このときはすごい雪でした。庭でかまくら作ったぐらいですからね・・・
2014年4月 イロハモミジの春
こちらは、更にその一ヶ月後の写真です。
4月13日頃がこの状態です。
葉がないときは、ひょろっとした枝だけで頼りないのですが、芽吹いてくると一気に葉が付くので華やかになります。
この頃は、まだまだ小さいですが、大きく成長するとますます春の芽吹きが楽しめます。
最近では、この子もなかなかの猛威をふるっているんですが・・・
小型つるはし(ピッケル)は必需品!….
小さい樹木を選んだのは、もちろんコスト面もあったのですが、地植えを自分でも簡単に出来そうに思ったからです。ある程度の大きさの植木の方法を書籍などで見ると、結構色々と手順を踏まないと枯らしてしまうこともあるようなので、ちょっと敷居が高いなぁと感じていました。
何の根拠もありませんが、このぐらいの樹木であれば、”比較的大きめの穴”を掘っておいて、きちんと土を入れれば大丈夫だろうと考えていたのですが・・・・これがかなり甘かった!
問題は、
“比較的大きめの穴”
なんです。
我が家の庭は、ちょっと土を掘っただけで粘土質どころか、岩盤のような硬い層にスコップがガチンと当たるほど掘るのが大変な状態でした。デッキ下の防草シート用のピン打ちで思い知っていたはずなのですが、やっぱりまだ甘く見ていました。
当初、スコップで穴を掘ろうとしても全く歯が立たないので途方に暮れていたのですが、ふと家にあった金槌の釘抜き側で岩盤部分を掘ってみたら、これが大成功!ビクともしなかった岩盤層を砕いて穴を掘り進めることが出来ました。
そこで、ホームセンターで小型のつるはし(ピッケル)を調達してきたんですが、これまたさすが専用品だけあって、面白いほど地面を掘れるようになりました。いゃぁ、もっと早く気がついていれば、色々苦労しなかったのに・・・
小型つるはしをゲットした後は、地面を掘るのはあまり億劫にならなくなり、植樹もどんどん進むようになったというわけです。
とはいえ、そんな岩盤層で樹木が十分育つのかというご心配があると思いますが、樹種によっては我が家の岩盤地層も全く問題ないようです・・・・
2014年7月 おまけ: お庭の様子とオーニング
最後にこの年に夏を迎えた我が家のお庭の様子です。写っているのは、この間目玉焼きを焼いていた次男でございます。
確か、超暑い中オーニングの日陰の下で友達と一緒に3D DSを楽しんでました。
後ろに小さく、樹木が見えるのですが、右端角から・・・・
- ハナミズキ(茅ヶ崎市からの記念樹)
- ジューンベリー
- イロハモミジ
- ・・・白い椅子2つを挟んで・・・
- オリーブミッション
- シマトネリコ(追加分)
という並びで、かすかに写っています。
この頃は、ホントかわいいもんだったんですよ。(続きは、また次の機会に)
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