早速、マイホーム取得を想定して、この時点の周辺状況を整理してみました。
年収がリーマンショック直後から少し持ち直した。
2011年は残業も多く、おそらく転職以来の年収UPが記録できそうなので、銀行融資の審査には悪くないタイミング。
長男が春から中1となる。
小学校卒業を機会に転校も視野に入れて住む場所を探してもいいかもしれない。ただし、次男は小3なので途中での転校は可哀想でもある。
約11万円/月の家賃を支払っている。
約3000万35年融資、月8万支払ぐらいが上限?当然少ないほどよい。
自己資金は300〜500万くらいは出せる?
コツコツとためた小銭と少々の運用成果で自己資金は多少出せなくはないかな。
できれば、新居での生活のための家財道具購入予算を含めて300万ぐらいにおさめたい。
実際はもう少し余力はあるが、これから子供の学費もかかってくる時期だし、虎の子はなるべく手元に置いておきたい。有価証券で運用している部分もあるので、住宅ローンを返済する金利分メリットより運用利回りの方が大きく、なるべく借りた方がよいという考えもある。
仮に、諸費用含めて全額融資を受けても3500万ぐらいまでなら月額10万の試算も可能なので、家賃負担と変わらずある意味持ち出しゼロとも言えるか?雑な計算ですが・・・
この理屈から、物件3100万+諸費用300万+その他100万=総額3500万というのが、ざっくりとしたイメージでした。
あとは、この範囲でまともな物件があるかどうかが運命の分かれ道。
住宅ローン減税継続中
新築で3000万までは、住宅ローン減税対象となる。2011年中で長期優良住宅なら4000万まで対象になるとのこと。1%が所得税/住民税から還元されるので、10年間30万〜20万の還元が受けられる。これはとても大きい。固定資産税の支払との相殺を考える必要があるが、賃貸を続けることに比較したメリットも感じられる。
ちなみに、奈良の自宅を購入した時も住宅ローン減税を利用したがこの時は5年間でした。
それでも毎年還元される還付金で随分助かった記憶があります。
※今回の建築記録が終わったら、当時の購入顛末も回顧録として作ろうかな?
購入を考える最後のチャンス?
この時点で、この男41歳。長期のローンを組むには最後のチャンスではないだろうか?
子供が受験に突入して、もっと学費などの出費が本格化するとそうそう決断ができないかもしれない。今回はしっかりと検討しておき、後に悔いの残らないようにしないと。
ということで、マイホームを検討するにはそんなに悪くないタイミングである気がしていました。
- 約11万円/月の家賃というのは、正確には10.5万円/月で、二年に一度更新料として10.5万円支払うという内訳でした
- ローンの支払いが月8万円ぐらいと考えたのは、固定資産税や火災保険料その他修繕費相当などを負担できる余裕を持っておかないといけないからです。不動産屋のちらしなどでは、家賃と同等のローン金額で家賃並で買えると説明している場合がありますが要注意です。
- 42歳時点で35年ローン前提の計画なので払えんのか?という感じですよね。一応、賃貸中の前の家の収益化または処分と他のマネープランと掛け合わせて考えているのですが、よほど見通しがないと定年後に続くローンは慎重さが必要かと思います。ちなみに、注文住宅を購入する人の平均年齢は38.5歳だそうです。
何歳でマイホームを購入するのが主流?購入者の貯蓄額はどれくらい? | マネーボイス
一生に一度の買い物、マイホーム。後悔のない選択をするためにも、参考になるのが購入者のデータです。どんな年齢、貯蓄額の人が家を買っているかチェックしてみましょう。
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