[オーニング大作戦] わざわざ手間のかかる方法でシャッターボックスを塗装してみた

    DIY

    オーニング大作戦の続きです。

    今度こそシャッターボックスの塗装のお話でございます。

    前回のとおり、先にシャッターボックスにマグネットフックを固定してしまったので、わざわざフックを避けて塗装する必要があります。

    しかも部分塗装のつもりなので、塗った部分が絶対に目立つことになるのはわかっているのですが、なぜかチャレンジしたくなったんですよね(笑)

    しかも、シャッターボックスってつや消しなので車のタッチアップ塗装のようにペーパーとコンパウンドで仕上げることもできないので、塗装の成り行きで仕上がりは決まります。

    まぁ、あくまで今回は錆止めの目的が優先という自分への言い訳でやってみることになりましたが、どんな結末になったかを御覧ください。

    painter-graffiti-artist-5056083_640.jpg
    ホンマに塗ってええのんか?@press 👍 and ⭐によるPixabayからの画像

    塗料の確認

    塗料は以前ご紹介した互換塗料のリペアカラーSS.5ステンカラーを入手しました。この色はLIXILのシャイングレーに適合するようです。
    01_IMG_9429_リペアカラースプレーとガチ塗りぷらいまー
    右に映っているのは、ホームセンターで見つけたプライマーです。

    プライマーは、評判の良いミッチャクロンを買おうと思っていたのですが、量が多くて使い切らない気がしたので、この小さなプライマーにしてみました。

    裏書きを見ると・・・
    02_IMG_9431_ガチ塗りぷらいまーの裏書き
    上塗り塗料を選ばず、サビ防止にも効くとのことで良さそうです。

    大阪の会社の製品ってことで、親近感もアップ(笑)
    03_IMG_9434ガチ塗りぷらいまーの裏書き2

    塗装革命ってのは大げさな気がしますが、期待してみます。
    04_IMG_9433_ガチ塗りぷらいまー

    ちなみに、リペアカラーも大阪の会社でした(笑)
    05_IMG_9435_リペアカラー裏書き

    手間のかかるマスキング

    では、あらためて患部を確認してみましょう。
    06_IMG_9437_シャッターボックス患部
    この部分は、表面の塗装は一皮剥げていますが、まだ鉄板の下地までは見えていない気がします。
    ただ、ちょっとわかりにくいのですが、上の角部分に剥げがあり少し鉄の下地が見えています。
    おそらく、この角の部分は今回の失態が原因ではなく経年劣化のようなので、元々塗装にダメージがあったのかもしれません。

    同じ部分を上から見た写真がこちら。
    07_IMG_9438_シャッターボックス患部
    上の剥げは、完全に鉄の素肌が露出しています。
    これは、やはり放置するとサビが心配です。

    普通は、ここでせめてペーパーがけぐらいはすると思うのですが、あくまで錆止め目的なので横着して、このままマスキングに入ります(汗)
    08_IMG_9439_シャッターボックスマスキング
    まず、第1段階はこのようにマスキングしましたが、このまま塗るとハッキリクッキリ境目が目立ちすぎます。

    そこで、新聞紙を丸めてこんな感じにしました。
    09_IMG_9441_シャッターボックスマスキング
    この方法は、若かりし頃に自分の車を板金塗装したときに、どこかで教わって身につけた塗装ぼかしの方法です。
    もちろん完全にぼかせるわけではないのですが、クッキリとした境目が出るのは防げます。

    同じ要領で塗装箇所の周りを浮かしてマスキングします。
    10_IMG_9443_シャッターボックスマスキング
    って、ここまで手間かけるなら、マグネット外して全塗すればいいのにって感じですよね(笑)

    こんなに横に広く範囲を空けているのは、やはり角部分の塗装の剥げが気になるからです。
    11_IMG_9444_シャッターボックスマスキング

    楽しい塗装中

    では、早速吹いてみます。緊張しますが、なんだかんだ一番楽しい工程ですね。
    この写真はたぶんプライマーも吹いたあと、最初に軽く塗装を吹き付けた直後だと思います。
    12_IMG_9445_塗装後
    新聞にもかすかに塗装が付いている状態ですが、わりとこの状態でもすでに塗装の剥げが目立たなくなりました。

    続いて、かなり繰り返し吹いた後と思われる写真です。
    13_IMG_9446_塗装後
    この雰囲気を見る限り、たしかにシャイングレーの色をかなり忠実に再現してくれているように見えます。

    ペーパーをかけていないので凸凹は残っていますが、角の塗装の剥げはほとんどわからなくなりました。
    14_IMG_9447_塗装後

    上の部分の鉄板素肌もしっかり隠れています。
    15_IMG_9448_塗装後
    そもそも、この部分は普段下から見えないので、見た目よりも錆止めのための鉄板保護をしてくれれば、ひとまず十分です。

    この角部分は、まだ少し塗装が剥げているので、吹付けまえかな?
    16_IMG_9449_塗装角

    こちらの部分もうすーく、繰り返し吹き付けていきました。
    17_IMG_9450_塗装後

    なぜか、こんなややこしいマスキングをしているところもありました。
    19_IMG_9452_塗装後
    左右のダンボールを浮かしているのは丸めた新聞と同じくぼかす目的ですが、スプレーも左右にスナップを効かせてスプレーすることでよりぼかすように工夫します。

    仕上がりはどうなった?

    マスキングをすべて外した写真がこちら。
    20_IMG_9460_塗装後
    左上のプラ部分に塗料がはみ出ていましだか、これは簡単に拭いて落とせました。
    ぼかし部分はまだらですが、露出していた鉄板をしっかり塗装で保護することが出来たと思います。
    ペーパーもかけずに塗装した割には、以外に悪くない仕上がりと思いませんか?(笑)

    さらに下部分を見ると・・・
    21_IMG_9462_塗装後
    やはり、下地処理をしていませんので、凸凹がそのまま出てますねー。
    初代ウルトラマンの素肌のようです。
    とはいえ、この凸凹は離れてみると、きっとわからないレベルだろうと確信していました。

    では、遠目で見てみるとどうでしょう。
    22_IMG_9453_塗装後
    やっぱり、適合カラーでぼかしたとはいえ、まだら模様になっちゃいました(笑)
    しかも、今回剥がれた部分だけじゃなく、以前から少しずつ剥がれていたところもチョコチョコ塗ったので、余計目立ってますね(笑)。
    一方で、凸凹はやはり下から見る限り、まったくわからないのでペーパーがけなどの手間はかけずとも、全塗したほうが断然目立たなくなりそうに思います。

    しかし、このようにオーニングを付けてしまうと、ほとんどまだら模様はわからなくなってしまいました。
    23_IMG_9456_塗装後オーニング付き

    ほら、こっちから見てもほとんどわかりません。
    24_IMG_9458__塗装後オーニング付き

    まぁ、やっぱり錆止め目的なので、これだけできれば上出来ではないでしょうか(いいわけ)。

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