ユニットバス天井裏大作戦の続きです。
ようやく、今回で最後までご紹介できそうでございます。
前回までは、細々した隙間を詰める作業をしてきた様子ですが、今回は、一番めんどくさい大きな隙間とケーブル周りの処理になります。あと、細かいところの仕上げもあるのですが、もう元に戻すのが難しい施工になるので、少々内心葛藤もありました(笑)
ということで、早速内容を御覧ください。
隙間詰めるのはいいけど、もう戻せません@bBearさんによる写真ACからの画像
グラスウールで大きな隙間を埋める
色々悩んだ結果、大きく不定形の隙間を埋めるのは、グラスウールを使うのが安くて簡単そうだと考えました。
手が届かないスペースにも比較的、押し込んで詰め込みやすいですからね。
ということで、近所のホームセンターで調達したグラスウールがこちら。
確か密度10kで、厚みはペラペラなので50mmだった気がするのですが、一致する製品がイゾベールのホームページで見つからないので勘違いかな?
いずれにしても断熱性能は期待してなくて、ホームセンターでバラで買えるのが助かるので選んだのですが、未だに10kとかのグラスウールの需要ってあるんですね。
(って、自分も買っておいてなんなんですが)
で、早速隙間を埋めていくわけですが、どんな隙間を埋めようとしていたかは、こちらで復習しまして・・・
ずっと気になっていた、サッシのすきま風対策は一段落したのですが、おそらくDIY(工作?)マインドに火がついてしまったようです。実は、もう一つ以前から気になっていたのが、浴室の天井裏にある「スキマ」です。厳密には、気密を損なう隙間と言えるのかどうかは?なのですが、とにかくなんとなく気になっていたんです。では、早速どういうことか見ていきましょう。空いてると埋めたくなるのです@Hans BraxmeierによるPixabayからの…
やはり、グラスウールはカッターやハサミで簡単に切れるので、加工がサクサク進みます。
こんな感じで隙間に詰め込んだ上で、周りを気密テープで貼るとそれっぽくふさがりました。
こんな感じで、手が届くところは、気密テープも貼りやすいです。
まぁ、実は最初無計画に詰め込んだので、テープを貼る前は、もっとぐちゃぐちゃだったんですけどね(笑)
グラスウールに付いている気密シートをもっと意識してカットすべきでした。
ここは目の前で、ケーブルなどもなく作業がしやすかった部分です。
こちらは、ケーブルが通ってたり少し奥が変形していて、手も届きづらいので苦戦しましたが、なんとか詰めきりました。
引いてみると、こんな感じですね。
次にこの写真は、分電盤の裏部分です。
わかりにくいですが、ケーブルの下部分にも苦労してグラスウールを詰め込みました。
ただ、この壁の下は浴室のドアがあって垂れ壁なので、ここに詰める意味はなかったかもしれません(笑)
こちらの写真も左側の間柱をまたいで、同じく分電盤の裏です。
ここにも、一応グラスウールを詰めましたが、下は浴室ドアのはずなのに、色々ケーブルが下に向かって通っていたので、一応塞いでおいてよかったのかも。
右側の穴は、太陽光用に追加された分電盤の裏になります。
手が届かない場所は、これが限界?
とにかく大変で難しかったのが、こちらです。
全く手が届かない場所なので、手元でグラスウールで塊を作って長い棒で押し込んだのですが、下に落ちないように事前に長いテープを貼っておいたり色々工夫しました。
流石に気密テープは貼れないものの、遠隔操作でこれだけ塞げれば御の字でしょう。
でも、もうちょっとがんばって、手前の部分だけ気密テープを貼りました。
奥の部分にも、グラスウールを追加で詰めています。
こちらは少し手前なのですが、微妙に奥の部分が手が届かず、やはり気密テープを貼ることができません。
中に詰めたグラスウールの寸法がゆるゆるなためか、少しずり下がっているのも気になります。
そこで、当初は、こんな感じで余ったグラスウールを上に積んでいました。
これで、気密処理不足を補おうと思っていたのですが・・・・
もう取り返しのつかない気密処理をしたくなる
でも、やっぱり手が届かないとはいえ、しっかり気密処理が出来ていないのが心残りだったんですよね。
そこで、こんなものを買ってきてしまいました。
以前床下で使ったときは、わかっていなかった(説明を読んでいない笑)のですが、発泡ウレタンスプレーを使うときは、お湯で少し温めておくと良いようです。
これを先程の部分に吹き付けるとこんな感じです。
もう、これは元に戻せません。
将来、ユニットバスを交換することがあったら、なんでこんな状態になってるのかとびっくりされるでしょうね…(苦笑)
アクアフォームとか施工動画で膨らみ方でイメージしていると、かなり物足りないのですが、しばらくすると、こんな感じでさらに膨張してきます。
これで手が届かなかった部分の気密処理もバッチリです。
手前部分も、最初はこんな感じで。
ピンぼけですが、少し膨らんでますね。
ということで、後戻りできなくなりました(笑)
コーキング処理で隙間処理も万全
実際は、発泡ウレタンよりも先にやった作業なのですが、コーキングでの隙間処理もしました。
特に、発泡ブロックは両面テープで固定したとはいえ、壁際に置いただけなので、隙間をコーキングで塞ぎました。この写真では、わかりにくいと思いますが・・・
ついでに、この写真の正面のケーブルの穴部分もコーキングしておきました。
拡大すると、こんな感じで、発泡ブロックの周りをコーキングしています。
さきほどの遠くの発泡ブロックの周りもコーキングガンでなんとか届きました。
この写真は上部分が出来ていないから、作業途中かな?
こんな感じで、壁側も、ユニットバス側も接地部分に全てコーキングしていますので、取り外すのは大変そう。
やはり、ユニットバス交換のときは、余計な手間がかかりそうな気がします(苦笑)
一度は躊躇した分電盤の裏の処理
最後に手を付けるかどうかが悩んだのが分電盤の裏です。ここは部屋とつながっている部分なので、塞いだほうが良さそうなのですが、ケーブルが多くて、かなり処理が面倒で悩んでいました。
でも、なんとかがんばったらこのようになりました。
こちらは、向かって右側の分電盤の裏ですが、ケーブルが少なかったので養生クッションを加工して埋めるといい感じでふさがりました。
それよりも問題はこちらです。
ここは、一筋縄でいきそうにありません。
ケーブルが多すぎて、うまい塞ぐ方法が見つからず、色々試した挙げ句こうなりました。
断熱材などで塞ぐのを諦め、ビニール袋を使って、ケーブル全体を囲う方法を取りました。ビニールハウスのような感じの一定の気密性を確保できれば良いかなというイメージです。
一番ややこしかった分電盤の裏側は、こんな感じになっています。
そういえば、太陽光の定期点検のときに、浴室の天井裏をのぞいて作業してたので、次回の点検のときに、なんじゃこりゃと驚かれるかもしれないなぁ(汗)
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