建具のシミがメラミンスポンジで取れない

    お掃除・お手入れ

    家づくりの当時は、中1と小4だった息子二人は、あっという間に大学二年生と高校二年生になってしまいました。

    特に自分の部屋にこもることが多くなった大学生の長男が、二階のトイレを使う頻度も多く、当然汚れやすくなって来ました。トイレそのものは、目につくので気になると掃除するわけですが、意外な所の汚れを見逃していたことにあるとき気が付きました。

    それは、トイレのドアです。

    我が家のしつけが出来ていないだけなので、男子らしい?雑さと言うと乱暴かもしれませんが、どうやら手洗いの後に手が濡れたままで、ドアをベタベタ触っているようなんですよね。

    その影響でドアが頻繁に汚れているのですが、よく見ると、厄介な汚れが付いていることがわかったのです。

    濡れたドア_door-handle-3633943_1920
    トイレへの水しぶきには要注意ですMabel Amber, still incognito…によるPixabayからの画像

    ドアの建具の汚れは表面だけではなかったのです

    まずは、この写真を御覧ください。
    ドアの汚れ_シミ_IMG_6731
    これは、二階のドアの外側からの写真です。なんとなく、すす汚れた感じがするのがわかりますでしょうか?
    これが、しばらく放置しておくと汚れてくるドアの様子です。
    トイレのドア以外には、あまりこのような汚れは見かけないので、やはり濡れた手でドアを閉めるときに取手ではなく、ドアに触れているんでしょう。うーん。やめてほしい・・・

    とはいえ、まぁ表面的な汚れなら、拭き取って取れるだろうと思っていたのですが、あるときからスッキリ取れない汚れがあることに気がついたんです。
    ドアの汚れ_シミ_IMG_6732
    ちょっと、わかりにくいんですが、こんな感じでシミのようにうっすら汚れが残っているんです。
    この汚れは、我が家愛用のメラミンスポンジでこすっても取れず、建具の木目フィルムの内側に染み込んでいるような感じです。

    これは誤算でした。
    建具の木目フィルムは水分は染み込まないと思い込んでいたので、多少水がかかっても大丈夫と考えていたんです。
    もしかしたら、水分が染み込んだのではなく、汚れが色移りしたのかもしれませんが、いずれにしてもドアの汚れを長時間放置してはいけないことを痛感しました。

    水分起因の汚れは見えないところから侵食していた

    そうなんです。水分の被害は、実は目に付きやすい表面だけではありませんでした。
    ドアロック_IMG_6734
    こちらは、一階トイレの引き戸のロック部分です。
    塗装が剥がれ気味なのも気になってきていますが、実はこの金具と建具の間に水分が入り込んでしまっていたことのほうが問題でした。

    一度、金具の縁に怪しげな影が出てきていることを見つけて修繕したことがあるのですが、金具を外してみますと、こんなことになっていました。
    ドアロック_IMG_6251
    シミのような汚れもありますが、なぜか虫食いのように木目シート部分が虫食い状態になっていました。
    左下や左上の方に、色を埋めたような跡が見られるのはわかるでしょうか?
    これが、以前修繕したところなのですが、しばらく経過するとさらにシミが広がり、新しい虫食いが増えていました。

    汚れはともかく、虫食いのように欠けていくのが謎ですね。
    調べてみると、プラスチックにもカビが生える(そういえばコーキングにも生える)、プラスチックを分解するカビもいるなどの情報も出てくるので関係があるかも。

    うーん。ロックの裏にも水分が入り込むと、なかなか蒸発しなさそうですね・・・
    まさか、そんな罠があるとは思いもよりませんでした。

    見えないところとはいえ、ちょっと放置しておくのが気持ちわるいので、タッチアップマーカーを塗ったのがこちらの写真。
    ドアロック_IMG_6253
    使ったのは、こちらのトステム純正ジェラータ色のタッチアップマーカーです。さすがに、ネットでは、既にジェラータのタッチアップマーカーは見つからないようなので、大切に使わなければ・・・

    最初は丁寧に塗ろうと思っていたのですが、右下のほうは少々ヤケクソになっていたようです。
    まぁ、ほとんど隠れるんですけどね。

    ジェラータの建具は気に入っているのですが、明るい色なので特にこの手の汚れは目立ちます。
    もしかしたら、我が家のファミリーライン特有の現象なのかもしれませんが・・・・

    将来的に、あまり汚れが広がってきたら、ダイノックシートリアテックシートでドアをリフォームするしかないかも。

    幸い、我が家のドアはノンケーシングで平たいので、比較的簡単に貼れそうな気がします。
    複雑な形状の本棚へのカッティングシート貼りよりは簡単かも。

    でも、流石にドアはなんとなくプロに任せたいかなー

    まぁ、まだまだ先だと思うので、その時考えます。
    皆様も、トイレのドアの水汚れには、くれぐれもご注意くださいませ。

    コメント

    タイトルとURLをコピーしました