5年目に選んだシロアリ業者と施工方針の違い

    お掃除・お手入れ

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    前回のエントリーで、ほぼ予想はついているかと思いますが、我が家が選んだシロアリ業者は・・・

    シロアリ110番(三共リホーム)

    さんです。

    メールでやりとりが出来ないと言われて困る

    シロアリ110番は紹介業者の役割で実際には地域担当の業者との直接やりとり(支払い・契約も)となります。
    ただし、シロアリ110番経由の場合、ホームページにある通り明朗会計の料金設定ルールは守られるようでした。

    他の二社と違って、現地調査なしでも金額は絶対変わらないとの強い自信だったので、それを信じて決めました。
    とはいえ、色々と事前に確認したいことがあったので、メールで問い合わせようとしたのですが、ここで少々困ります。

    一旦紹介してもらった時点では、電話番号しか聞いていなかったので、あらためてシロアリ110番のサイトからいくつか問い合わせをWebフォームで送ったんです。
    できれば、口頭ではなくエビデンスで残るようにメールで回答を欲しいとお願いをそえて・・・

    すると、シロアリ110番さんから、三共リホームさんはメールが使えないから電話で説明したいと”メールで”連絡が入ります。
    三共リホームさんのホームページには、メールアドレスが書かれているので不思議なのですが、今は保守している人がいないのかもしれません。
    それなら、シロアリ110番側で三共リホームに確認した質問の回答を、メールに書いて送ってくださいとお願いしたら、それはダメだと・・・

    でも実はメールができる(笑)

    どうやらシロアリ110番の無料相談窓口というのは回答できることが限られているようで、業者を紹介すると後は丸投げ(?)のようです。話が噛み合わず、何度かやり取りしたのですが、結局三共リホームさんからメールで回答を貰えることになりました。

    その後は、何度か質問や見積りのやり取りは三共リホームさんと非常にスムーズで丁寧に対応いただいたのですが、最初にメールを断られたのは、なんだったのだろうという感じです(苦笑)
    ちなみに、Webに載っているメールアドレスとは違うアドレスで連絡が来ました。

    シロアリ110番に決めたポイント

    と、少々不安なやりとりもあったのですが、ここに決めたポイントは・・・

    • 何と言っても価格
    • 他社さんの人通口の扱いの認識に不安があった
    • 300万円の賠償保険付きが明確だった
    • ヤマトシロアリとイエシロアリに対応
    • 他社が何かと理由を付けて増額にすると批判していたコープが、一番謎の増額となった
    • 明朗会計という見積り基準を信用した

    というところですかね。

    しかし、事前に色々細かく確認したつもりが、実際に施工に来てもらうと確認不足や施行方針の違いがあることがわかりました。

    それは、特に玄関廻りの施工です。
    玄関平面図

    この平面図の黄色いところは玄関とポーチですが、INAXのグレイスランドで仕上げられています。

    [実施承認図] 仕上げ仕様とポーチタイル – 建築プラン

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    この部分は、タイルの目地に穴を空けて薬剤を注入する処置が必要との三和消毒さんと神奈川コープさんの説明でした。
    ただし、神奈川コープさんはWebで一律料金と書かれていた61,000円に含まれない追加料金(15,000円扱いです。

    施工は、おそらく次のようなイメージかと思います。
    玄関の施工
    [引用: 富士コントロール シロアリ消毒工事について]

    竣工当時の写真で見ると、この部分ですね。
    玄関土間当時

    【Web内覧会】玄関ドアあらわる [おっ!引き渡し その1] – Web内覧会 引き渡し

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    神奈川コープさんの人によると、シロアリは玄関から上がってくるので、とても施工が重要との説明でした。(じゃあ、なぜ一律料金に入っていないんだろう・・・)

    今どきの基礎なら玄関は施工がいらないという説

    ところが、三共リホームさんの方が来てみると、「やらなくていいですよ。」とのこと。
    昔の施工方法ならともかく、土間部分に木材が埋まっているわけではないから不要なのだとか。
    最近のベタ基礎施工なら、まず不要で、三共リホームは城南建設の新築なども手がけていて、構造は良く理解しているから大丈夫という説明でした。

    確かに、新築時のシロアリ防除の消毒も、基礎ができあがってからの処置でしたからねぇ。
    ここに穴を開けてコンクリートの中に薬剤を入れたりはしていなかったと思います。

    となると、なぜ新築からお世話になっている三和消毒さんも玄関・ポーチの施工が必要と判断したのでしょう・・・

    外側から穴を開ける方針も他社とは違う

    さらに赤と青の部分の基礎の処理も課題でした。
    ここは、玄関・ポーチが土間で埋まっているので、床下がありません。
    床下から防除消毒が出来ない箇所となります。

    まず、赤い玄関シューズボックスの裏にあたる部分ですが・・・
    三和消毒さんの説明では、「お客さんの判断にもよりますが・・・」との前置き付きでしたが、シューズボックスの中から壁に穴を空けて薬剤を注入することになるとのことでした。

    竣工当時の写真で見ると、この部分ですね。
    玄関シューズボックス

    【Web内覧会】玄関とお祝い [おっ!引き渡し その2] – Web内覧会 引き渡し

    引き渡しフォトレポ続きです。まずは、玄関から。窓がシューズボックスのコの字部分に付けた北向き小窓のみなので、玄関ドアの四本スリットからの採光がとても貴重です。右側のモヤモヤは、決してクロスの柄ではありません(笑)玄関を開けると・・・やはり、明るくなりますね。シューズボックスもジェラータにしておいたので、さらに明るく見えそうです。そして、シューズボックス続きの玄関収納。うぅ、なんか上にいるぅ。奥行きは…

    シューズボックスの中からなので、穴を開けても目立たないでしょうとのことです。

    しかし、神奈川コープと三共リホームでは、壁の外から穴をあけて薬剤を注入するとのことで方針が異なります。
    できれば、外壁から穴を開けるよりも、シューズボックス内からの方が嬉しいのですけどね・・・

    ちなみに、この引用記事を調べていて知ったのですが、シロアリ被害に合いやすい玄関やドア枠部分へも施工するケースがあるようですが、今回はどの業者からも提案はありませんでした。大丈夫かな?
    玄関土台
    [引用: 富士コントロール シロアリ消毒工事について]

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    結果的には、納得して工事に入ってもらいましたが、いくら事前に細かく確認していたとは言え、やはり素人の観点ではヌケモレがあるようです。金額が変わらないとはいえ、できることなら事前の無料現場調査は受けといておいた方が良かったですね。

    次回は、少しだけ施工写真が残っていますので、ご紹介します。

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