[視線確認2]縦すべり窓は、根本の隙間からの視線も要注意

    隣の建売

    隣の建売シリーズの続きでございます。

    [視線確認1]実は一階和室正面窓からも丸見えだった – 隣の建売

    隣の建売シリーズの続きです。前回、建売業者へ送った内容証明に対して、無事に目隠し対応の了解が得られたことまでを書きました。内容証明への回答 - 隣の建売隣の建売業者に、民法235条を根拠に目隠し設置をお願いする内容証明をいきなり送りつけた話の続きです。図々しくも回答期限と書面での回答を指定しておいたのですが、期限通りに郵送で次のような書面が届きました。2016年6月●日まっしんはやぶさ 殿目隠し設置要求の件貴…

    前回は、一階のリビングへの目線をシミュレーションした様子をお伝えしましたが、今回は元々発端となった二階の寝室への目線を見てみましょう。

    こちらが、まず二階への目線問題に気がついた時の記事です。

    一大事!窓を開ければ寝室が丸見え! – 隣の建売

    隣の建売のお話の続きです。前回は、隣の間取りと配置計画がわかったので、綿密にシミュレーションしていたつもりですが、正直我が家の日当たりの影響ばかりを気にしていました。基礎工事が終わったその後、足場設置と上棟までは、あっという間でした。やはり、上棟まで進むと現実感と圧迫感は半端ないです。まぁ、仕方ないねと思いながら、ある朝起きぬけに寝室のカーテンを開けました。いつも、窓から光を入れて外の様子を眺める…

    今回も、イエマガで大変お世話になっているメガソフトの3Dマイホームデザイナーで作成したパースでご説明します。

    お隣の二階からはどう見える?

    まずは、お隣の二階からの目線ですが、先方の引違いの腰窓からの様子です。
    010_2階腰窓01
    この角度からですと、我が家の寝室の鏡台と一階のリビングのソファー部分が見えています。
    鏡台の手前にベッドがありますので、ちょうど起きると鏡台のあたりに頭が出る位置になります。

    さらに見下ろす角度ですと、こんな感じ。
    020_2階腰窓02

    左上にベッドの枕部分まで見えているので、まずいですね〜(汗)

    民法235条の条文では、
    「境界線から1m未満の距離において他人の宅地を見通すことのできる窓又は縁側(ベランダを含む。)を設ける者は、目隠しを付けなければならない。」
    となっているので、「他人の宅地を見通すことができる窓」であると十分主張できそうです。

    縦すべり窓の隙間からも意外に見える

    次は、隣のお家の縦すべり窓からです。
    030_相手先縦すべり窓から_右側の窓
    二連の縦すべり窓ですが、我が家から遠い方の窓からは、このように一階のリビングのソファで寛いでいる私達と目が合いそうです。

    少し、無理した角度で見ると・・・
    040_相手先縦すべり窓から_右側の窓2見える
    寝室の中も見えそうですね。

    次は、相手側から見て左側の我が家に近い方の縦すべり窓です。
    050_相手先縦すべり窓から_全開状態
    ちょっと、このパースではわかりにくいですが、左側の縦すべり窓は全開になっていまして、窓枠が垂直に飛び出ている状態です。
    すると、外壁側の枠と垂直に飛び出た窓枠の間にちょっとした隙間(左側の隙間)が空くことがわかります。

    縦すべり窓を使ったことがある人ならわかると思いますが、説明がわかりにくくすみません。

    この隙間に近づいてみると・・・
    060_相手先縦すべり窓から_開けた隙間
    角度的に、ちょうど我が家の寝室がやはり見えそうなんですよね。

    内容証明に対する回答では、ひとまず目隠しをしてくれるということでしたが、万一窓の正面に対する目隠しだけでは不十分なので、しっかり確認しておく必要がありそうです。

    こちらで紹介した縦すべり窓への目隠しのように、壁から離れた目隠しで、斜めから見ると目線が防げていない方法になることが心配でした。

    内容証明への回答 – 隣の建売

    隣の建売業者に、民法235条を根拠に目隠し設置をお願いする内容証明をいきなり送りつけた話の続きです。いきなり!内容証明という過激手段の意図 - 隣の建売地元情報で恐縮ですが、茅ヶ崎の南側、鉄砲道の浜見平交番付近のBRANCH茅ヶ崎2にオープンした「いきなり!ステーキ」が気になっております・・・・都内では利用したことはあるのですが、まだランチのワイルドステーキだけなので、いつかカットステーキに挑戦してみたいなぁ…

    しかし、縦すべり窓の開け閉めを考えると、この方法になる可能性が高そうなんですよね・・・
    あとは、極端に窓の幅より広い目隠しでカバーしてもらうしかないか・・・

    と、そんなことをモヤモヤと考えておりました。

    我が家から見るとどんな風景か

    ここまでは、相手目線でのシミュレーションでしたが、次はこちらからです。

    一階リビングのソファーからの目線は、この通り・・・・
    070_1階自宅リビングから
    やっぱり、相手先二階の縦すべり窓が開いたら目が合いそうですね(汗)

    一応庭からも見てみました。
    071_1階自宅庭から
    まるで、下々の人間が見おろされているようです。国王様!(苦笑)

    そして問題になりました、二階寝室からですが・・・
    072_2階自宅寝室から
    一度、この目線では紹介していますが、少し寄ったアングルから。
    実際はカーテンが付いていますが、私はいつもこの角度からカーテンを空けて外の様子を見るのが朝の日課なんです。

    さらに、バルコニーに出てみますと・・・
    073_2階自宅寝室から2
    やっぱり近いですねー。

    洗濯物を干すときには、逆にこちらがお隣の部屋を覗いてしまうようなことにもなりうるので、先方もいやだろうと思います。

    とにかく、後で後悔のないように、この物件を買われる方が決まる前にしっかりと建売業者と話を付けておかねば、ならないという気持でかなり神経質になっていたのを覚えています。

    後々、お隣さんとも揉めたくないですからねぇ・・・

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