[イエマガ更新!]外壁の貼り分けは意外に奥が深かった

    イエマガ

    先週、イエマガの第19回目が公開されました!

    前回は、建具で変わる内装イメージという、内装のお話でした。
    正直、ローコスト住宅の我が家は、かなりシンプルな建具や内装材なので、特段見栄えのする内装ではありません。
    それでも、色や小物の工夫で注文住宅での工夫や試行錯誤を楽しんで満足できたことをお伝えしました。

    ただ、あとで少し気がついたのですが、ハウスメーカーや工務店選びの当初から、いかにも高級で素敵すぎるモデルハウスにはなるべく近寄らなかったのも幸いしたのではないかと思います(苦笑)
    結構、住宅や設備の仕様は、様々なハウスメーカーの仕様や説明で、どうしても耳や目に入って目が肥えてしまったところがありました。

    ただし、内装に関しては、カタログスペックだけではなく、実際の素敵な内装施工などを見て「これと同じにしたい!」と思うことも多いのではないでしょうか?
    私の場合、欲しいと思っても後で手が届かないと分かると、つらいので、お金の掛かりそうな珪藻土や、いかにも高級感ある建具などを見ても、なるべく心を殺して見るようにしていました(笑)。

    ただ、実はエコカラットの施工は、あこがれていてどこかに使えないか画策していました。
    しかし、金額感を知った決裁者(謎)の「もったいなくね?」という一言で、玉砕してあきらめることになったのは言うまでもありません。
    エコカラットイメージ
    [あくまでイメージです(笑)]

    そんなこんなで、内装に関しては、標準仕様の中で、わりと大人しく選んだつもりですが、外観に関しては若干ワガママを通した気がします。

    今回は、そんな外観にまつわるお話でございます。

    外観選びのワクワクと不安

    事前に家づくりブログを入念にチェックしていたのですが、かなりあこがれたのが、家の外観や外壁を選ぶ様子です。
    ハウスメーカーや工務店さんにパースを出してもらって、ああでもない、こうでもないと言ったり、外壁材のサンプルを並べて悩んでいる様子は、いかにも注文住宅を建てる幸せ家族というイメージがありました。
    我が家の場合、外観に関しては、自分で間取りを作成したことで、カタチはほぼ決まってしまいました。
    なので、なんども3Dパースでプレゼンしてもらう機会には恵まれなかったのですが、最後の外壁材選びがあこがれを体験できるクライマックスとして残っていました。
    後は、外壁材と配色で外観が決まるわけですが、自分のセンスで大丈夫かと期待と不安が入り交じる複雑な心境です。

    外観いろいろ

    住宅展示場でサイディングの外壁を使ったモデルハウスを見ると、結構素敵な外観が多くこんな外観にできればとワクワクします。確かにタイルや塗り壁の家は、より高級感はありますが、サイディングでも十分雰囲気の良い家の外観になるんだなぁと。
    でも、周囲に実際に建っている家を見ていると、同じサイディングでも、何かが違うんですよね。
    大きさの違いもありますが、なぜモデルハウスのような雰囲気が出ないんだろう?
    なんとなく、取って付けたような貼り分けにも見える・・・

    サイディングを選ぶのは一筋縄ではいかなかった

    ひとつわかったのは、同じサイディングでも厚みあるものは、重厚感があって高級感を感じるという点。
    これに気がついてしまい、16mmサイディングを選ぶという贅沢をしてしまいました。
    ローコストを目指す我が家の場合、一般的には14mmのサイディングが標準で提案されることが多かったです。
    大抵、14mmの釘打ち施工から16mmの金具施工にアップするには、30万〜50万円のオプション費用が必要と言われたぐらいコストがかかります。

    そんな贅沢をしちゃったという背徳感をかかえながらの、外観検討なわけですから、実は密かにテンションはアゲアゲでした(笑)。今回は、この外観の命運を決めることになる外壁の貼り分けを考えたお話です。

    イエマガ 家づくり日々勉強! 第19回
    外壁材の貼り分けポイント
    でございます。
    963113.jpg
    なんだか、仰々しく「外壁材の貼り分けポイント」とありますが、決して成功例というわけではなく、素人らしい試行錯誤と迷走の話しとしてご覧ください。→あっ、でも結果はめっちゃ満足してますよ。

    連載の中にも書いてありますが、注文住宅の外観を決めるのは外壁材の仕様だけではなかったんですね。
    同じ工務店のアコルデで建てられた相太さんが書かれていますが、自分で間取りや家のカタチを決めた時点で我が家の外観は勝負がついていましたね(苦笑)

    かっこいい外壁材をペタペタ貼れば良い外観になるというものではないようです。
    ただし、コストダウンのために凸凹を付けられないローコスト住宅である以上、自分で決めても工務店に設計してもらっても、ある意味大差はないかもしれません。(窓は、もうちょっとなんとかなったかもですが)

    これから建てる会社を選ぶかたは、施工会社のデザイン力が気になると思いますが、施工事例が必ずしも工務店の実力では限らない可能性と関係しているので、ご参考くださいませ。

    元記事はこちら

    最後に、今回の連載の元記事でございます。

    新たなるマドリヤン – 外観

    前回のアコルデとの打ち合わせで、そろそろ手持ちの間取りソフトの力不足を感じ始めていました。外観や外構のイメージも検討しないといけないのですが、イエスマイハウスもJHOP CADのどちらも機能制限があってかなりつらいです。アコルデにも、何度もパースを出してもらうのも大変そうですし、新たなマドリヤン(笑)を導入しました。【送料無料】 メガソフト 〔Win版〕 3Dマイホームデザイナー 12posted with カエレバ楽天市場Amazo…

    長は短を兼ねないサイディング出隅材 – 建築プラン

    ちょっと遠いので気合いが必要なのですが、4月30日に、ニチハの東京ショールームに見学に行ってきました。注文住宅の壁事前に電話連絡してみたのですが、特に予約は必要ないという事です。一般的にハウスメーカーや工務店に置いてあるサンプルよりも、大きなサンプルが置いてあります。我が家は、ニチハ モエンエクセラード 16mm厚 Vシリーズを採用しています。当時は、確かミラージュタイルVとファンゴVというのはなかったので…

    サイディングは自然光の下でゆっくり確認すべし!!! – 外観

    ニチハショールーム訪問の続きです。下記に出てくる品名や色名は、2012年時点でのお話です。現在のニチハラインナップと微妙に異なるものもあるので、これからご検討の方はご注意くださいませ。注文住宅の壁ショールーム内にあるサンプルは、こんな感じの台にならべて色合わせのチェックができます。モダンスタイルでかっこいいセリオスタイルV当初、右上二つのセリオスタイルVというタイプが気になっていました。職員さんによると…

    濃淡をひっくり返すといい感じな外壁貼り分け – 外観

    かなり難航した外壁選びで選択した三色をどのように貼り分けるかが目下の課題でした。以前、公開した貼り分けパターンだと、真ん中の出っ張っている所を濃いめの配色になっています。ただ、何となく重いというか、安易というかもう少し他の貼り分け方法はないものかと試行錯誤していました。 んで、いきなり結論ですが、色々考えてあみ出した貼り分けパターンがこちら!濃淡の貼り分けを入れ替えただけなのですが…

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