[グリーン住宅ポイント大作戦]テラス屋根をサイディング外壁に取り付ける時に注意すべき施工方法

    リフォーム

    グリーン住宅ポイント大作戦の続きです。

    前回は、万一の引っ越しの際にテラス屋根が邪魔になることを妻が心配しているということを書きましたが、私も先々の外壁塗装の時にどうなるんだろうということが、少し気になってきました。

    既にわが家は、二階バルコニーにもテラス屋根を取り付けているので、このままだと軒天とかの塗装が塗れません。

    前回も、外壁塗装の際には、ポリカ部分を外すらしいことを書いたのですが、どうやって外すのかなと興味があって調べていると、思わぬところで気になる施工上のポイントに気がついてしまいました。

    wall-1013682_1920.jpg
    穴を空けた外壁の裏はどうなってるのかに思いを馳せてPeggy und Marco Lachmann-AnkeによるPixabayからの画像

    外壁通気工法はスペーサーが必要らしい

    LIXILのテラス屋根の施工説明書類を物色していますと、「通気工法対応部品」という気になるタイトルの説明書を見つけました。

    わが家もまさにサイディングの外壁通気工法ですので、関係ありまくりです。

    外壁通気工法は、外壁材が躯体から浮いている状態になるため、必要になるスペーサー材のようです。
    スペーサーパッキン

    確かに、スペーサーを入れずにビスを打ってしまうと、外壁がたわんで割れる原因になったり、躯体側の防水に問題が出そうです。
    特にテラス屋根は、かなり風などで大きな力がかかるので、かなり重要な部品だと思いました。

    しかし、バルコニーにテラス屋根を付けた時に、こんな部品付けて施工してくれたんだろうか….

    LIXILのカタログで見る限り、結構立派な部品価格なんですが、当時の見積には部品名が見当たりません。。。。

    通気工法対応部品

    エクスショップのスピーネの施工方法を見ても、

    穴を空けて….
    スピーネ施工0_垂木掛け用の穴

    コーキングをして…
    スピーネ施工1_空けた穴にコーキング

    垂木取り付け…
    スピーネ施工2_下穴にビス

    という流れで、特にスペーサーのことに触れていません。
    木造住宅に特定した説明ではないので、省いているのだと思いますが、意外にこのスペーサーが必要ということが知られてなかったりということはないのか心配になります。

    でも、下地が同縁ならスペーサはいらない?

    ただ、冷静になって考えてみると、通気工法でも同縁のある部分にビスを打てば、空間がないのでスペーサーがいらないかもということに気が付きました。

    わが家は、こんな感じで455mmピッチで同縁が入っているので、ここに合わせてビスを打ってくれれば大丈夫なのかもしれません。

    [着工40日目その2] そんな事とは露しらず?

    途中で、カピバラ外構の見積りの記事を挟んでしまいましたが、着工40日目の写真の続きに戻りますね。すでに、防水のタイペックシートが貼られていました。バルコニーの写真です。「露しらず」www関西人としては、好感の持てる(笑)ネーミングです。他社の工事風景の写真とかを見ていると、建築会社の名前が入ったタイペックシートを使っているのは見かけるのですが、アコルデの場合は違うんですね。サイディングは通気工法ですので…

    しかし、さらにLIXILの説明書を調べてみると、下地があっても潰れ防止スペーサーが必要なことがわかりました。
    潰れ防止スペーサー

    通気部分の空間がなくても、サイディングに力がかかって潰れてしまう可能性があるということなんですね。

    同様の外壁潰れ防止部品は、YKK APでも存在するので、結構重要な部品なのだろうと思います。
    YKKAP_外壁通気部品

    この外壁の潰れ対策は、当然ながら窯業サイディングだけでなく、金属サイディングでも同様に必要なようです。

    こちらも多少なりとも部品代がかかるはずなんですが、今回のテラス屋根の見積もり項目にも計上されていません。

    ということで、どのような施工になるのかアコルデに聞いてみたのですが、結果は施工の様子と一緒にご紹介したいと思います。

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