被害が心配な大型台風12号が接近していますね(この記事は7月28日時点で書いています)。
最大瞬間風速が最大55メートルにもなると言われていますが、毎年台風の時期にこの手の話を聞いて心配になることがあります。それは、我が家の屋根についている太陽光パネルが吹き飛ばされることがないか?です。
最近は、台風に限らず洪水などの影響でも野立ての太陽光パネルが吹き飛ばされたり、流されたりというショッキングな映像がTVでもよく流されます。山を切り開いたりして設置した太陽光発電所の場合、一緒に自然破壊の影響の批判もうけていたりするので、住宅設置とはいえ、太陽光を設置している我が家としては、かなり複雑な思いです。
我が家自身の被害だけでなく、設置した太陽光発電が他人に迷惑をかけるようなことにならないようにと祈るばかりです。
台風による強風の恐ろしさは、奈良で暮らしていた頃に体験した平成10年の台風第7号が忘れられません。
次の写真のように、自動車通勤していた道路のあちこちでへし折れたコンクリート製の電柱が道を塞いでいた映像が今でも目に浮かびます。
この話、口頭で説明しても誰も信じてくれないんですけどね。本当にすごかったんです。
このときは、最大瞬間風速59.5メートルということでしたので、今回の台風12号のほうが若干弱いのかもしれませんが、私が電柱が折れたのを目撃したのは45メートル/秒程度の観測記録となっているところなので、楽観しないほうがよいかも。
当時、停電や断水でしばらく大変だったのですが、家自体は大丈夫だったので、建売とはいえ結構しっかりした造りだったのかなぁと今更ながら思います。
ちなみに、屋根の瓦が吹き飛ばされた古いお家も多かったのですが、一人暮らしのお年寄りの家に若い男性が現れて
「屋根にブルーシートかけてあげましょうか?」
という親切な申し入れに甘えてお願いしたら、
「終わりました。300万円ください。」
と法外なお金を要求されたという話も聞きましたので、どうぞご注意ください。
さて、肝心の「我が家の太陽光発電が吹き飛ばされないか?」ですが、なぜ心配なのかについて書いてみたいと思います。
我が家は垂木施工でガッチリ安心のハズなのですが・・・
そもそも、屋根に穴を開ける時点でダメと言われそうですが、ビスが薄い野地板を貫通してしまう野地板施工ではなく、よりしっかり固定できる垂木施工であることが判明しました。これは、元太陽光発電の仕事をしていた知人にも強く勧められていた施工法なので、安心していました。
実際、屋根裏にビスが飛び出していないということなので、強度だけでなく雨漏りの観点でも安心が大きいです。
[書き忘れ] 五年目で判明した太陽光仕様と2017年の盛り返し – 太陽光発電
昨年、太陽光設置5年目点検に記事を書きまして、ポジティブな事実が判明したのですが、予告しておきながらすっかり忘れていました(大汗)五年目で今更判明した我が家の太陽光の事実(ネガティブ編) - 太陽光発電工務店ホームページについてのアンケート継続中です。現在回答数6件です。当初の目標を撤回して10件に到達したら公開します。あとなんとか、4名様のご回答協力を引き続きどうぞよろしくお願いします。m(_ _)m先日、5年目…
ただ、これはあくまで相対的な施工法の強さの話で、具体的にどのくらいの強風に耐えられるかを確認したわけではなかったんですよね。
我が家の太陽光が耐えられるのは38m/s以下?
偶然入手した当時の我が家のカナディアン・ソーラーの設置基準書に「風圧荷重」という項目がありました。
これを見ると、我が家の地域では、基準風速は38m/sまでとなっています。しかも我が家の架台は栄信製なのですが、そもそも42m/sまでが設置基準となっています。
こ、これって、最大55メートルの台風が来たらどうなるんでしょう???
というのが、私の心配なんです。
我が家がかなり買い叩いて購入した太陽光なので、スペックが低いのかなと思ったのですが、38m/sという基準はカナディアン・ソーラーに限らず平均的な施工基準のようにも見えます。
太陽光メーカー比較 | 太陽光発電の設置・工事のことなら太陽光発電ナビへ
太陽電池の屋根への固定方法は、各メーカーにより異なります。取付けた太陽電池が、台風等の強い風で外れないように風圧荷重に耐えられるような固定をしなければなりません。一般的には風速38m/s程度まで耐えられ、それ以上の風速が発生するエリアに関しては制限が付いてきますので注意が必要です。
最近では、40m/s以上の強風の大型台風は毎年話題になっている気がしますが、なぜこんな基準になっているんでしょう?
ちなみに、神奈川の基準風速は34m/秒のようです
建築基準法施行令第87条第2項関連〈平成12年建設省告示第1454号「Eの数値を算出する方法並びにV0及び風力係数の数値を定める件」より〉)※各地域毎に、平均的な地形の地上の高さ10mにおける50年に1度の確率で発生する年最大風速をいう ※Vo : その地方における過去の台風の記録に基づき風害の程度その他の風の性状に応じて30m/秒から46m/秒までの範囲内において国土交通大臣が定める風速
うーん。55メートルの台風が来るというのに、こんな基準で良いのでしょうか・・・
どっちがホントなの?建築基準法では風速60m/sでの設置強度が決められている?
心配になって調べてみると、次のような情報がいくつも見つかりました。
屋根への太陽電池の取り付け強度は建設基準法にもとづき(旧基準法では風速60m/s地上15m)の強風にも耐えるよう設置されていますのでご安心ください。
太陽光発電システムを設置したいとお考えの方のためのQ&Aです。
■ここが気になる機器編
【1】各種自然災害に対する対策は?
・各災害に合せた対策を、太陽光発電システム内で実施していま…
えっ?そうなの?
じゃぁ、我が家の38m/sの設置基準ってどうなるんでしょうか?建築基準法違反ってこと?
うーん。わかりません。そんな大胆な違反はしないような気がするのですが・・・
おそらく数字の意味、当てはまる条件が違うような気がするのですが、カナディアン・ソーラーのホームページなどの情報をどんなに調べても「建築基準法による風速60m/s 地上15m)」に耐える設置基準を採用しているという情報は見当たらないんですよね。
たとえば、シャープの場合は具体的に、取り付け強度が風速60m/s に耐えられると表明していたようです。
太陽光発電の工事は安心なのか?雨漏りと風圧の対策を徹底解説!【ソーラーパートナーズ】
太陽光発電の安心はどのように守られているのか 2009年の売電制度開始以降、住宅 […]
この疑問、ずっと以前からあるんですが、結局台風が通り過ぎて何も被害がないと都度忘れてしまっています。
まぁ、悩んでも仕方がない気がするのですが、風圧基準の表現の違いをちゃんと知りたいんですよね。
誰か詳しいひといらっしゃらないでしょうか・・・
いちおう、200万円の災害補償は付いているんですが、まぁ、そんな問題じゃないですね・・・
またまた新しい、太陽光の業者から連絡がありました。Webから直接問い合わせたエコスライムです。「ソーラーやすうり探検隊」と競合する激安業者さんのようなので金額にはとても期待してしまいます。ご提案いただいた見積もりは、また更に新しいメーカーのパネルだったのですが、その前に目が止まったのが災害補償の内容です。ここまで他の会社の見積もりでも災害補償の記述はあったのですが、あまり具体的な内容はわかりませんで…
強風だけでなく、雨量も心配ですが・・・
無事、何もなく月曜日を迎えられていることを祈ります。
- みんなのWeb内覧会
- WEB内覧会<総合>
- WEB内覧会*玄関
- WEB内覧会*キッチン
- WEB内覧会*洗面所
- WEB内覧会*お風呂
- WEB内覧会*トイレ
- WEB内覧会*階段
- WEB内覧会*ダイニング
- WEB内覧会*リビング
- WEB内覧会<和室>
- WEB内覧会*寝室
- WEB内覧会*子供部屋
- WEB内覧会*書斎
- WEB内覧会*ワークスペース
- WEB内覧会*外構
- ローコスト住宅等の情報&住宅巡り
- 魅力ある家づくり...
- 家づくりを楽しもう!
- いえづくりのこだわり
- 新築・リフォームの間取りアイデア
- 家づくり
- 新築一戸建て
- マイホームブログ
- 住まいと暮らし
- マイホーム、我が家
- DIYブログコミュニティ
- 庭・外構・エクステリア・リフォーム
コメント