ローコストな家づくりシリーズの続きです。
前回に続いて、土地探しにおけるコストダウン・節約に関して、結局体験できなかった話です。土地探しにおけるコストダウン[実践編] – コストダウン相変わらず、当ブログはアッチコッチと話が行ったり来たりしており、懲りずに度々ご訪問いただける皆様には申し訳ないかぎりでございます。そんなことを言いながら、またまた唐突ですが、肥大化したこのブログのインデックスづくりに取り組みたくなりました。だんだん、自分自信でも…
前回までの土地選びのお話の次は、ビルダー(ハウスメーカー・工務店)についてです。
注文住宅と言えば、設計事務所も選択肢に入ると思うのですが、我が家は全く未経験なので触れておりませんる
我が家がローコストな注文住宅ですぐ思い浮かんだのが、TV CMでも有名な某ハウスメーカーです。
しかし、実際に住宅展示場に足を運んでみると、ちっとも我が家が期待する程安くはなく愕然としました。
ローコスト住宅と玉砕ホーム[住宅公園とハウスメーカーに憧れる] – ローコストハウスメーカー
四季仲介には、「住宅公園にあるようなハウスメーカーでは難しいですよ」と釘を刺されたのですが、住宅公園には一度行ってみたいと思っていました。注文住宅を色々調べていると、予算を押さえて建てられるローコスト住宅をコンセプトにしているハウスメーカーがいくつかあることがわかりました。その中でも、やはり最初に目が付くのがCMでも印象的な玉砕ホームです。…
住宅公園デビューは玉砕ホーム[予算内の期待は見事に砕け散る] – ローコストハウスメーカー
早速、近所の住宅公園に家族で行ってみることにしました。もう子供たちにも内緒にできないので、転校は絶対しないと約束。新しい自分の部屋が出来たらいいでしょとなんとか前向きに興味を持ってもらいました。ちょうど住宅公園でアンケートに答えると景品がもらえるらしい。当然もらえるものはもらっとくが、まっしん家の掟(笑)。あいにく、当日は大雨でしたが、大手のSハウスやHハウスには目もくれず(笑)玉砕ホーム前に車…
当初は、そもそも我が家の予算感(付帯工事費用含めて約1500万円)で注文住宅を考える事自体が間違っていると思い込んでしまったのですが、選択肢は他にもたくさんあることに気が付きます・・・
コミコミ住宅系工務店から選ぶ
注文住宅の検討当初に我が家が翻弄されたのが、坪単価です。
当初はローコストハウスメーカーが掲げる25.8万円/坪という単価を鵜呑みにしてしまい、30坪ぐらいの家なら700万円台で本当に建てられると思ってしまいました。さすがに調べると、すぐに間違いだとわかったのですが、とにかく注文住宅の総費用は予想外の費目だらけです。業者によっても見積りの方法が異なり、総額が一体全体いくらになるのか、なかなか把握できませんでした。この見通しが不明瞭なまま、プランや欲しい設備を先に決めてしまっては、後から予想外の出費で予算オーバーの恐れがあります。先輩の家づくりブロガーさんが、後から泣く泣く減額している様子を拝見して、なるべく見通しの精度を上げておきたいと考えていました。
ローコスト住宅と玉砕ホーム[住宅公園とハウスメーカーに憧れる] – ローコストハウスメーカー
四季仲介には、「住宅公園にあるようなハウスメーカーでは難しいですよ」と釘を刺されたのですが、住宅公園には一度行ってみたいと思っていました。注文住宅を色々調べていると、予算を押さえて建てられるローコスト住宅をコンセプトにしているハウスメーカーがいくつかあることがわかりました。その中でも、やはり最初に目が付くのがCMでも印象的な玉砕ホームです。…
[建物本体以外に]どんだけかかんの?資金計画書に目が眩む[何百万も] – 資金計画
この時、お登りホームでは、太陽光発電が標準本体価格に含まれるプランになっていました。いかにも高そうな雰囲気を醸し出しています。T店長が持ってきてくれた資金計画書例は、本当に我が家の予算感を意識した絶妙なものでした。土地も含めた総合計を見ると、約3570万ぐらいで3500万の融資を受ける想定です。自己資金は約70万になっており、ほとんどを融資を受ける想定になっていましたが、どんな融資で諸経費も含めてほぼフルロ…
やはり、同じような心配をされる施主さんが多いためか、ハウスメーカーなどでは、いわゆる本体価格に含まれない付帯工事費用を、あらかじめ含めた住宅価格を提示する「コミコミ住宅」というコンセプトで展開しているビルダーさんが存在します。
コミコミ住宅価格のおはなし│宮城県仙台市|新築・注文住宅・住宅公園|あいホーム
さてさて、年が明けて最近また「コミコミ価格って何 」とお問い合わせいただくことが増えました(´∀`) 今回は「コミコミ価格」について簡単にお話ししようと思います。お家を建てるにあたって、知っておいていただきたいことにも直結するお話しですので、ちょっと長いですが、ぜひお付き合いください!
この事例では、394万円の差と、かなり大げさな数字に見えますが、確かにハウスメーカーの本体価格の安さにつられて見積りをしてもらうと、当然のように300万円ぐらいは上乗せされることにびっくりした記憶があります。
ちなみに、「コミコミ住宅」という言い方はしていませんが、我らがアコルデも最初から相当の内容が本体価格に含まれていますので、後から大きな予想外の費用が増えて困るということはありませんでした。少なくとも仮設工事や現場管理費は本体に含まれていました。照明やカーテンは別費用でしたが、こちらは施主さんによって、お金のかけかたが違うから別にしているのではないでしょうか。
あれも付けちゃう、これも付けちゃうでイイノデスカ??? – 神奈川の工務店(茅ヶ崎、平塚、他)
アルデンテの社長が一人で営業をしていることを聞いた後も、いろいろなことをテンポ良く話してくれました。…
コミコミ住宅は、そもそもの金額が安いというのももちろん魅力なのですが、「総額の見通しが立てやすい」という点で、コストコントロールがしやすい選択肢として取り上げてみました。
工務店ネットワーク系から選ぶ
とにかく安く家を建てたいというのが正直な気持ちでしたが、さすがに理由なく安いだけの家というのは心配になるところです。安く家を建てるには、色々な工夫があるのだと思いますが、工務店探しをしていると「工務店ネットワーク」なる仕組みがあることに気が付きました。
どうしても、全国規模のハウスメーカーのように大量購入による建材や住設の仕入れ価格を下げるという方法は、地元工務店一社だけでは、対応ができません。単独で小ロットで仕入れると、高くなってしまうため、ローコストに建てようとすると、かなり仕様を落とすことになります。この方法を取らざるを得ない場合は、ハウスメーカーよりも見劣りする仕様にせざるをえないのが、工務店のつらいところなのかもしれません。
(安く大量仕入れしているからハウスメーカーの方が安くなると本気で思っていました。。。。(汗))
工務店ネットワークでは、このような小規模の工務店の弱みを補うため、共同購入によって低コストで仕入れすることが出来るようです。単に安く仕入れるだけでなく、工務店ネットワークごとに、特色ある建材や施工方法、ノウハウの共有などにより低価格で高品質な建築をサポートしていたりします。
このような仕組みが、安さの裏付けとしてあれば、納得できますよね。
と、考えると工務店ネットワーク登録の工務店から選んでみるのも一つの方法かもしれません。
オーパス
この会社はセルロースファイバー&外断熱のダブル断熱と自然素材を特徴とした、工務店ネットワークです。
日本古来から伝わる優れた技術に、新しいもの・日本より優れているものをプラスし、自然素材を生かした人に優しい家づくりをおすすめしたい。 当時、岐阜県の小さな工務店であった私たちの力だけでは、その想いは到底叶えられませんでした。そこで始まったのがオーパスの工務店ネットワーク・・・
我らがアコルデもオーパスの会員ですので、我が家のコストダウンにも、きっと貢献してくれたのでしょう。
ちなみに、アコルデでオーパスと言えば、セルロースファイバーの防湿シートに輝くOpusのロゴですが・・・
脅威の防音セルロース断熱 – 神奈川の工務店(茅ヶ崎、平塚、他)
するめ落ち(違)の後は、モデルハウスの二階に案内してもらいました。…
我が家は、アクアフォームを採用しましたので、残念ながら断熱材ではオーパスの恩恵は受けておりませんね(^^;
JAHBnet(ジャーブネット)
工務店ネットワークと言えば・・・なぜか、「ジャーブネット」の名前は、家づくりを始める前から聞いたことがありました。ハウスメーカーのアキュラホームが主宰する日本最大級の工務店ネットワークで、従来の住宅価格の常識を覆して適正価格で提供するという目的で活動していると聞きました。以前のアキュラホームが展開していた550万円からの家では、手間のかかる下がり壁の施工を省くハイドア仕上げや化粧石膏ボードの採用など、元大工の社長らしい面白い取り組みをされていました。居室と同じ材料でクローゼット内部を仕上げたり、下枠のみの窓枠、廻り縁の省略など、今のローコスト住宅でもよく見かける仕様の先駆けだったのかもしれません。
しかし、最近では、アキュラホームはローコストより少し上の層のブランドになったと聞いたため、我が家は敬遠してしまいました。当初の理念がとても共感できるものだったので、興味はあったんですけどね。
ジャーブネット加盟店が、アキュラホーム同様に高級化したとは限らないので、ローコスト住宅のノウハウを持った会社を見つける目安にはなるのではと思いました。
12年連続No.1日本最大級のネットワーク ジャーブネットってナニ?:注文住宅を建てる日本最大級の工務店ネットワーク:JAHBnet(ジャーブネット)
1.日本最大級のネットワーク、全国11万家族の確かな信頼。日本最大級の工務店集団ジャーブネットは、お客様に喜ばれる家づくり、暮らしづくりを積み重ね、 お客様からのご支持を着実に広げてきました。 その結果、ジャーブネット会員による販売棟数は、累計11万棟を達成し・・・
新すまい55|アキュラホーム|コンセプト >> コスト削減術
[新すまい55]は、注文住宅とは異なり、外観や間取りなど、あらかじめ基本設計された企画住宅です。設備や資材は大量一括仕入れでコストダウン。さらに建物のムダを省く多くの工夫を積み重ねることで、550万円からという価格を実現しました。
永代ビルダー塾って熱心な活動もあるようですね。どんな話をされているのか聞いてみたい気がします・・・(笑)
ロイヤルハウス
こちらは、今回偶然見つけた全国工務店ネットワークです。2013年には「ロイヤルSSS構法」でグッドデザイン賞を受賞したり、600万円台〜のローコスト住宅6186houseを展開したりしています。
ただし、600万円台と言っても、のべ床面積59.41m²(約18坪)で本体価格1000万円という設定なので、30坪ほどの家になった時の金額は、過度な期待はしないほうが良いかもしれません。高性能に家を比較的ローコストで提供できるというイメージかなと思います。また、工務店ネットワークというより、フランチャイズのハウスメーカーと感じました。
ロイヤルハウスは、上質な木造住宅を建てる安心工務店ネットワーク。北海道から沖縄まで全国約100社の加盟店が、家づくりのご提案から、設計、施工、アフターサービスまで末永く安心の地域密着サービスをご提供しています。
のべ床面積59.41m²(約18坪)の小さな家。2階を明るいリビング、1階をプライベート空間にした規格型住宅。間取りを限定することで、設計費、販売費などをコストダウン。本体価格3ケタ(1000万円以下)の賢い家づくりが実現します。
いかがでしたでしょうか?
一気に書ききるつもりでしたが、結構な長さになったので、次回に続きます。

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