激安施工業者を選ぶことを正当化する方法

    太陽光発電

    太陽光検討の続きでございます。
    当初、取り付けるとすればキロワットあたり30万円以下とイメージしながら検討を始めたのですが、大幅に上回る条件が叩き出され躊躇する理由がなくなって来ていました。

    とはいえ

    • 激安業者で本当に大丈夫か?
    • 海外メーカー製で後悔しないのか?
    • 屋根に穴を開けちゃって大丈夫?
    • 垂木施工じゃなくていいの?

    と気にし始めるとキリがない心配は、いくらでも浮かんできます。

    この時点で、最安のトレリスはどうも営業の仕方が調子が良すぎて信用しきれず、1万円差で次点のエコスライムが良さそうと思っていたんですよね。
    一応、エコスライムは15年目まで施工保証があるというのも良いと感じた理由なのですが、前述の心配は次のように考えることにしました。

    • この条件であれば計算上は5年で回収できる。残りの余剰買取5年間で少なく見積もりっても100万ぐらいは貯まる
    • さらに施工保証の15年目までの5年間持ってくれれば、電気代削減効果と多少の売電で30〜50万円ぐらいの効果はあるだろう
    • 万一屋根に心配があったら15年目に太陽光を外して屋根葺き替えでも良いかも
    • 130〜150万円ぐらいの売電益と電気代削減効果を屋根葺き替え費用に割り当てられるのでは?我が家ぐらいの規模ですと、150万ぐらいあれば葺き替えができるみたいですし。
    • と考えれば10〜15年の余剰買取期間と施工保証期間を走りきれればという考え方でメーカーや施工方法に固執しなくてもよいかも

    なんてね・・・・(笑)

    これでは、ほとんど利益がなくつける意味があるのかとも思えますが、10〜15年ぐらいになるとどちらにしても屋根の塗装などの何らかのメンテを考えるようなので、将来のメンテナンスコストを太陽光の収入でまかなえるかなという妄想です。

    この次点で、穴の空いたルーフィング含めて葺き替えて太陽光も外してしまえば、先々の雨漏りの心配も軽減されます。
    ただ、太陽光の処分費用があまり読めないんですけどね。

    と、自分を言い聞かせるように考えたものの、やはりあまりの激安っぷりに本当に大丈夫か?施工保証なんてあてになるのか?という心配は払拭しきれませんでした。
    全部が全部ではなくても、激安だけに雑な施工にあたって対応がグダグダになってしまう可能性は十分あります。

    そんなことを悩んでいた時に、偶然リフォームにかける保険というのがあることを知りました。
    先方からは紹介してくれませんでしたが、エコスライムの施工でもこの保険をかけられるようです。
    そもそも、エコスライムで15年の施工保証が付いてはいるのですが、あくまでエコスライムが存続している前提ですし、施工主自身が提供する保険というのを信じ切るのも心配があります。

    そこで、別途検討したリフォーム向け保険がハウスプラス住宅保証会社の提供する「リフォーム瑕疵保険」です。

    この保険は、国土交通大臣が指定した住宅専門の保険会社が行う保険制度ということで、施工会社の保険だけに頼るよりもかなり安心感を感じました。

    ところで、現在のハウスプラスのサイトに載っているパンフレットは、掲載情報量がかなり限られているようです。

    私が当時受け取ったパンフレットの内容が詳しいので、こちらを利用してご紹介しますね。ただし、現在は変わっている部分があると思うのでご注意くださいませ。

    まず、保険の特徴です。
    ハウスプラス瑕疵保険 パンフレット_ページ_01
    あくまで基本的には、保険金は請負事業者に支払われるものであるというのを理解しておく必要があります。
    ただし、請負事業者が倒産したり瑕疵担保責任を履行しない場合は発注者に直接支払われるので、請負事業者の保険が機能しない場合のカバーとなりそうです。

    次のページでは保険期間に触れられています。
    ハウスプラス瑕疵保険 パンフレット_ページ_02
    保険期間は、工事完了から5年と一見短く見えます。
    ただし、太陽光設置の大きな問題は初期の数年で現れると聞きますし、根本的にいい加減な施工をされた場合はこの5年の間に露呈するのではと思います。
    この点を踏まえて施工業者側に対して、手抜きやハズレの担当者に割り当てることの抑止力にならないかと考えました。

    特に、5年間ではありますが雨漏りに対する保証に明確な言及があることも安心です。

    こちらは、前ページに続く保険金支払い対象例ですねー
    ハウスプラス瑕疵保険 パンフレット_ページ_03

    支払われる保険金の内容や限度額が記されています。
    ハウスプラス瑕疵保険 パンフレット_ページ_04
    単なる修繕費用だけでなく、損害の調査や仮住まい、訴訟費用などもカバーされるようです。

    次は、保険金が払われない免責事項ですね。
    ハウスプラス瑕疵保険 パンフレット_ページ_05
    様々な保険で、このあたりに引っかかって支払われなくなることもあると聞くので心配ですが、まぁあまり考えたくないですね。

    請負金額ごとの保険料です。
    ハウスプラス瑕疵保険 パンフレット_ページ_06
    折角激安で施工してもらっても、保険料がかかりすぎると本末転倒なのですが、我が家の施工金額の場合41,700円となりました。
    正直安いと思える金額ではありませんが、エコスライムの金額の場合、トレリスを除く他社との価格差内に収まりますので、まぁありかなと思いました。

    次は、事業者登録の説明なので発注主にはあまり関係ないですね。
    ハウスプラス瑕疵保険 パンフレット_ページ_07

    こちらは保険証発行までの流れです。
    ハウスプラス瑕疵保険 パンフレット_ページ_08

    最後に注意事項もろもろ・・・
    ハウスプラス瑕疵保険 パンフレット_ページ_09
    ハウスプラス瑕疵保険 パンフレット_ページ_10

    ということで、この第三者によるリフォーム瑕疵保険に加入することを前提に、エコスライムによるカナディアンソーラー6.4kwの取り付けに考えを固めるのでした。

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