普通の方法では頭金ゼロでは買えませんっていうハナシ

    奇跡のマイホーム奈良編

    前回の奈良のエピソードで、現実に打ちのめされた後の続きです。

    頭金がいらないと言いながら貯金してたんじゃないの?

    会社の同僚が頭金がなくても家が買えると言っていたのは、やはりマンションで思い知らされた現実と同じだったのだろうか。
    あくまで同僚は、「頭金はいらない」と言っていただけで、やはりそれなりの諸費用分の貯金を用意していたんじゃないのか?

    なんてことを思いながら、どうしてもモヤモヤしていた私は思い切って同僚に聞いてみました。
    一度断ってしまっていたので、少し言いだすのが気まずかったのですが・・・・

    「いゃいゃ、うちも、そんな貯金してなかったし。頭金どころか諸費用もローンやで」

    なんと。例のマンションとは違って、本当に初期費用なしで購入したとのこと。
    同僚も全く貯金がないところから、新築一戸建てを買ったのだとか。

    ほ・ほんまかいな・・・

    散々打ちのめされた後だったので、余計に衝撃的な情報でした。

    ということで、とりあえずその同僚が家を買った不動産屋に会ってみることになったのです。

    そして現れた初めて会う不動産屋の営業マンは・・・・

    ↓こんな感じ

    リーゼント

    そう、こんなポマードでキメキメのリーゼント男だったのです!

    もぅ、漫画かドラマの世界からでも出てきたのかと度肝を抜かれました(笑)

    常識とは18歳までに培った偏見の塊である

    いきなり第一印象から、胡散臭さMAXの不動産営業マン「ニシオカ」に、マンションのモデルルームで扱いを話をしたところ、軽く笑い飛ばしながら・・・

    「あー、そんな普通のルートで飛び込んだらあたりまえっちゅうハナシですわ」

    と言うではないですか。

    え?

    いゃ、普通がなんであかんの?
    僕たちは、普通はゆるされないの?

    逆に、普通じゃなければ大丈夫とでも言わんばかりのニシオカの様子に自分の中の常識が、たちまち脆く崩れ去っていくのでした・・・・

    Albert-Einstein1.jpg
    Common sense is the collection of prejudices acquired by age eighteen.
    (常識とは18歳までに培った偏見の塊である)

    私たちは、このリーゼント男に一体どのような領域に足を踏み入れさせられそうになっているのかと、形容しようのない不安に包まれていたのでした。

    つづく

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