木製ルーバーラティスフェンスを塗る準備

    DIY

    前回、木製ルーバーラティスフェンスの塗装が剥げてきたことをご紹介しました。木製を選んだ限り、この日が来るのは覚悟していたはずなのですが、実際直面するとメンテナンスの面倒くささにやはり心が折れそうになります。他のフェンスやウッドデッキは樹脂製にしておいて良かったと心より思います。

    それでも、なんとか塗装にチャレンジしてみようと思ったのは、いつかこのブログのネタにもできるだろうと考えられたのも理由なので、ブログを書いてなかったら放置していたかも(笑)。

    という不純な動機も抱えながら、木製フェンスの塗装に乗り出そうと思ったのですが、意外に準備が大変かつ重要だったんですよね。

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    一皮剥く話です

    塗装は下地処理が命!?

    塗装時の下地を整える作業がとても重要なことは知っているのですが、元来の面倒くさがりな性格で、いきなり塗ってしまうのが常でした。昔はプラモデルの塗装、大人になってからは車の板金塗装にチャレンジしたこともあるのですが、サーフェーサーを先に塗ったほうが良いとか知っていても「何それ?面倒だし省いちゃおう」と、つい横着してしまいます。我が家のDIYフェンスの固定金具にサビが出て、錆止め塗装したときも、やはり錆の上からいきなり直接塗れるペンキを買ってしまったぐらいです。

    そんな手抜き体質なので、やはり仕上がりはいつもイマイチなのですが、木製ラティスフェンスの塗装を調べてみると、やはり下地処理が大切なようです・・・

    色あせしたラティスフェンスを塗り直そう!

    重要なのが下地処理
    剥がれかかった古い塗膜等はワイヤーブラシやサンドペーパー(#180~#240)をかけ、雑巾でキレイに!
    付着したゴミやホコリが多いときはペイント薄め液を使うと落ちやすいです!カビで黒ずんでいる場合は、カビ取り剤で除去。

    うーん。確かに、あの剥げ剥げの状態の上から塗っても、すぐに塗膜が剥がれてきそうです。
    とはいえ、ワイヤーブラシやサンドペーパーで、古い塗膜を剥がす下地処理なんて、想像しただけで心が折れそうです。

    きかんしゃトーマスで、駅長さんが「ペンキ塗り変えてやるぞー」と言って「わーい」みたいな場面があった気がするんですが、あれって、上からそのまま塗ってるような気がするんですよねー(架空の世界です)。

    さてどうしましょう?

    高圧洗浄機!その手があった!

    いやぁ、買っておいて本当に良かったです。もしかしたら、最も高圧洗浄機を買った意味を感じた瞬間かもしれません。

    我が家の高圧洗浄機は歴史から抹殺されていた

    家を建てた当初から高圧洗浄機を試してみたいと密かに考えていました。あくまで、密かにです・・・なのに、なぜか突然妻に「高圧洗浄機使ってみたいと思ってるやろ」と言われてドキッとしたことがあります。もちろん、図星だったのですが、なぜわかったのでしょうか? ケルヒャーを見つめていたのかな・・・女性の観察力って怖いと思った記憶があります。妻としては、まだ高圧洗浄機を必要とするほど家が汚れていないのに、なんでい…

    特にどこからか聞いたわけではありませんが、高圧洗浄機が古い塗装剥がしに使えるんじゃないか?とひらめいたんです(誰でもわかるか?)
    まぁ、考えてみれば、外壁塗装の下地処理でも使われてますからねー。

    実践!高圧洗浄機で古い塗装を剥がし中

    ということで、早速ですが、高圧洗浄機で木製ルーバーラティスフェンスの塗装を剥がしている途中の写真です。
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    予想以上に面白いように塗装が剥げていきます。
    左側のフェンスの塗装をかなり剥がしたところですが、かなり木目が出てきました。
    わかりにくいですが、右側に少し写っているフェンスと比べると塗装が取れているのがわかると思います。

    一部枠部分などがまだらになっている部分は、剥がれきっていないところなのですが、これらも注意深く取り除いていきます。フェンスが濡れるとわかりにくいので、念入りに高圧洗浄機で水を吹いていました。

    次は、右側のフェンスの写真です。
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    こちらは、上半分を作業した状態です。違いがわかりやすいですね。。
    もっと塗装が木材自体に食いついているものだと思っていたので、こんな綺麗な剥がれ方をするのかと意外でした。
    色んな角度から高圧水を当てないと取れないので、思いの外時間はかかりますが、ワイヤーブラシやサンドペーパーで作業することを考えると、遥かに効率が良いと思います。ペイント薄め液などの溶剤も必要ないですしね。

    こちらが終了写真です。
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    まだ濡れているのでニスでも塗ったみたいにも見えます。
    もちろん、この裏側からも吹き付けてしっかり作業しました。

    当然ですが、このまま塗ることは出来ないので、一晩置くことにしました。
    せっかちなので、本当にはすぐ塗りたいんですけどねー(笑)

    乾燥したらこうなりました

    じゃ~ん。一晩おいて乾燥した状態がこちら。
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    いかがでしょう?塗装が剥げてみすぼらしくなっていた状態から見違えるようにスッキリ綺麗になりました。

    反対側からパシャリ。
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    塗装を剥がすとこんなに綺麗になるんですねー。
    確かに塗膜はボロボロになりましたが、塗膜が身代わりになって木材をしっかり守ってくれたんだということを実感します。

    ちなみに、よく見るとフェンスの上枠の上部分が一番傷んでいました。水がたまりやすかったようで、少し腐食が進んでいました。この写真のフェンスの左上のほうが少し黒くなっていますが、この部分も少し腐食が進みかけている感じです。

    やはり塗装を考えるべきタイミングだったんですね。
    ということで、次回はいよいよ塗装の様子をご紹介したいと思います。

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