建売業者の目隠し提案は、窓を開けさせない強硬手段

    隣の建売

    さて、今回は隣の建売シリーズの続きです。

    前回の通り・・・

    [視線確認2]縦すべり窓は、根本の隙間からの視線も要注意 – 隣の建売

    隣の建売シリーズの続きでございます。前回は、一階のリビングへの目線をシミュレーションした様子をお伝えしましたが、今回は元々発端となった二階の寝室への目線を見てみましょう。こちらが、まず二階への目線問題に気がついた時の記事です。今回も、イエマガで大変お世話になっているメガソフトの3Dマイホームデザイナーで作成したパースでご説明します。まずは、お隣の二階からの目線ですが、先方の引違いの腰窓からの様子です…

    しっかり、隣からの目線の具体的問題点を把握した上で、建売業者と話をする準備が整いました。

    ちょうど、そんな頃、内容証明の一時回答の後、準備が整ったとのことで一度合いましょうと業者から連絡が入ります。

    内容証明への回答 – 隣の建売

    隣の建売業者に、民法235条を根拠に目隠し設置をお願いする内容証明をいきなり送りつけた話の続きです。図々しくも回答期限と書面での回答を指定しておいたのですが、期限通りに郵送で次のような書面が届きました。2016年6月●日まっしんはやぶさ 殿目隠し設置要求の件貴殿より内容証明郵便にて、送られてきた目隠し設置の件について弊社では対応するように準備を行い、完成前に設置するように努めます。設置場所の確認および商品…

    こちらから仕掛けておいてなんですが、内容証明を送りつけるという過激(?)な行動に出た我が家にどんな対応をしてこられるのかドキドキです(汗)

    愛想のない営業マン登場

    そして現れた方は、背の高い30代後半から40代前半ぐらいの男性でした。
    スーツを着ていただけで営業マンがどうかはわかりませんが、第一印象は・・・

    よそよそしい(大汗)
    089362.jpg
    [さすがにここまでではありませんが(苦笑)]

    そりゃぁ、我が家は客ではありませんから仕方ないでしょうけど、微妙に目を合わせてくれない感じで緊張感が漂います。
    あと、今にもため息を出しそうな気だるさを兼ね備えていた雰囲気でした・・・・

    これは、ある意味高度な先制の威圧かもしれませんが、なるべく鈍感力で対応しようと心がけて話をはじめました。

    目隠し要求への回答やいかに

    先方から、目隠しとして提案された製品のちらしがこちらです。
    目隠しIMG_4068
    目隠しIMG_4067
    YKK APのサッシを採用しているようで、同社の系列の製品の提案でした。

    縦すべり窓用(プライバシースクリーン)と、引違い窓用(多機能ルーバー)の製品を取り付けるということです。

    窓が開けられなくなる驚きの目隠し方法

    びっくりしたのが、縦すべり窓用の目隠し方法でした。

    プライバシースクリーンは、こちらの製品なんですが・・・
    プライバシースクリーン全景
    確かに、これならしっかりした目隠しとして機能してくれそうです。

    我が家(LIXIL)のセキュリティフィルター80と似ているので、目隠し効果は心配ないでしょう。

    動かないけど意外と光が入りそうなもう一つの目隠しフィルター – 設備選び

    しばらくLIXILショールームを自由に見ていると、妻にちょっと見て欲しいと言われました。なんだろうと思いながら見せられたのがこちら。これは、以前後付にしようと方針を決めたお風呂の目隠しルーバーです。以前は、アコルデの岡本社長に進められた、可動ルーバーが思ったより高かったので諦めたのですが、これは”可動しないルーバー”でした。実は、ショールームに来る前から「セキュリティーフィルター80」という商品名で存在す…

    しかし、当然ですが・・・
    プライバシースクリーン隙間
    取り付けると、窓に対してこのぐらいの距離で付いてしまうんですよね。

    となると、縦すべり窓はほとんど空けられませんよね。
    流石に「いいんですか?」と聞いた所・・・・

    建売業者さん「しょうがないですね。ちょっぴり隙間を空けられるぐらいでしょう」

    と、真顔であっさりとした返答でした。
    先方にしてみれば、「いいんですか?」じゃないでしょうという感情なんでしょうね(苦笑)

    サッシが取り付く前に連絡をしたので、目隠し取り付けを考慮して上げ下げ窓などへの変更とか考えるかなと思っていたのですが、変更は容易ではなかったのか、あまり重要ではないことなのかもしれません。

    ここで、中途半端に気を使ってもしょうがないので、これは要求をした側の業として受け取ることにします(汗)

    さらに、引違い窓の方はシャッターが付く仕様で、目隠しはその上から取り付けるようです。
    前回の通り、斜めからの目線で見えるような心配がないか、パースを見せながら確認したのですが、がっちりした枠で囲まれるのでサイドからは見えないとのこと。

    それなら大丈夫だろうと安心して、提案の仕様を受け入れたのですが、とても重大な問題を実は見逃していたのです・・・

    続きます。

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