当初は、訪問販売業者でしかもほとんどググっても情報が出てこない会社ということで、最警戒していたテクノカット湘南でしたが、太陽光の施工に関するダントツの説明力に実は信じても良いのかなと思い始めていました。
一方、テクノカット湘南に限らず、太陽光の施工業者には事前に契約書の雛形を見せてもらうようにお願いしていました。
契約を決断した後は、突然出された契約書をほとんど熟読する時間なく、その場で押印させられるのが普通ではないかと思います。ですが、B to Bのビジネスとかやってると、契約書にその場で押印ってありえないんですよね。
特に太陽光の施工はトラブルが多いと聞いていましたので、事前に契約書の文章を確認させてほしいことをテクノカット湘南にもお願いして入手していました。
特に出し渋られることもなく見せてくれたので、そんなおかしなところはないだろうと思っていたのですが、よく読んでみると幾つか次のような気になるところを見つけてしまいました。
- 10年の施工保証と聞いていたのに、瑕疵担保期間が1年間と書いてある???
- 他社の契約書では、該当する施工の瑕疵の定義、一事故あたりの賠償金額の上限、火災保険の会社名などの記載があるのに一切書かれていない。
- 他社の契約書では、アフターメンテナンスを何年後にどのような内容で行うと書いてあるのに、具体的な記載がない。
早速メールで質問してみたのですが・・・
まず、瑕疵担保期間が1年間と書いてあるのに、施工保証が10年というのは本当かという質問に対しては、直接的な説明がないままに、
「まっしんはやぶささんとのやり取りさせて頂いてから、改めて再確認できた事や新たに学ぶ事も多く、感謝しております。ありがとうございます。」
というわけのわからない感想が返ってきました。
さらに、
「当社は公共工事のウエイトが高く、1工事の受注額が数百万〜数億円の公共工事の契約書を流用していたので、わかりにくかったようです申し訳ありません。不安なようでしたら、契約書に10年間の保証期間や保証内容を文面として盛り込みます。」
と続きます。
結局、契約書は訂正してくれるようですが、最初に見せてもらった契約文面の理由は説明してもらえず、急に不信感が高まります。
加えて、他社に15年保証をするところがあることを伝えたところ、
「15年保証と言っておいて、途中で計画倒産を見込んでいる場合がある」と批判した後、
「その点当社は21年の歴史と収益の8割は公共事業が主体の会社ですので、
100%とは言い切れませんが、10年間の保障期間は遂行する自信はあります。」
と、説得力があるようでまったくないPRをしてきたのです。
太陽光の施工方法の理路整然とした説明に比べて、かなりグダグダでがっかりしてしまいました。
どうせ契約書なんて読めないのだろうと馬鹿にされた気分にもなりました。
やはり残念ながら契約面ではとてもグレーな面がある会社であると再認識し、テクノカットへの警戒心を益々強めてしまったのでした。
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