パナソニックの補助板の施工の是非に悩んでいたところ、今度はどこかから(忘れたw)東芝のラックレス方式なら垂木施工が可能との情報が入ってきました。
東芝の設置方式には、三種類あるようです。
一番右のラックレス方式のことを言っているようです。
東芝は、野地板施工のはずなのに謎です???
いくつかの業者にも聞いてみたところ、確かにラックレス方式なら垂木施工が可能らしく、すぐに見積を送ってくれました。
しかし、やはりテクノカット湘南だけは反応が違いました・・・
相変わらず緻密な説明付きで届いた返信は次のような内容でした。
- ラックレス垂木施工について
垂木のピッチ455mmです。モジュールの幅1559mmに対しラックレス金具の固定位置はモジュール両端面より160mmクリアランスをとり、そこから310mm以内の設置基準となっております。
風速・揚力に耐える為に、この基準は厳守しなくてはいけません。
屋根最右列の右金具位置を基準最左470mmに設置すると、右1列縦6枚はラック固定金具すべて垂木固定で設置可能です。
しかし、2列目は次の垂木に金具固定をするとパネルが重なり設置出来ない為その次の垂木に固定することになります。この時の金具位置は、最左の160mmに固定しても、346mmの隙間が生じます。
3列目になるとやはり次の垂木に金具を固定できず(パネルが重なる)2列目との隙間が391mmと開きます。
つまり、美観を損ねるだけではなく、屋根の原寸上横4列の設置が不可能になります。
(屋根軒6810mm・両端から基準クリアランス250mmで計算)
仮に設置しても、これだけパネル間に隙間が出来ると、ラックレス金具間のアース線の露出やパネルコネクタの劣化加速も心配になります。美観の事は無視をし、設置するなら横3列縦6枚の18枚設置が考えられますが、スレート屋根材のネジ打ち禁止エリアは避ける事は不可能かと思います。
スレート1枚(横910mm縦182mm)内の中心部横100mm縦182mm両端下部から縦50mm横910mmが禁止エリアです。以前もお伝え致しましが、東芝は野地板基本設計ですので、上記の工法はメーカ指定外工事なのでおそらく保障対象からはずれる工法と言えます。(メーカに未確認)確認致します。
ラックレス工法は、屋根材との隙間が狭い為に、鳥などが巣を作ったりするリスクは減りますが、熱がこもりやすい為に通常より熱ロスを心配しなくてはいけません。
垂木固定に拘るのであれば、垂木固定設置基準のメーカのパネルをお奨めします。
垂木固定の為に研究された架台を設置するのが、やはり安全安心です。
メーカ保障の心配もなくなります。
美観も損なわないように、スライド幅などに工夫があります。
なるほど、本来隙間なく設置するパネルの間に不均一な隙間が空くことになるようです。
これは、美観上もさることながらパネルの設置効率がかなり悪くなりますね。
どの会社も勧めてこないわけです。
また、関心したのはパナソニックの垂木施工は絶対に保障外と断言していたのに、東芝の場合は”おそらく”と言いつつメーカーに未確認なので確認しますと返事があったことです。
不確実なことにいい加減な回答はしないんだなぁと、少し好感を持ちました。
このメールだけでも、
- スレート屋根にネジ打ち禁止エリアがある
- 露出するアース線やコネクタの劣化の心配
- 鳥などが巣を作るリスク
- パネルと屋根の間が狭くなることでの熱ロスがある
などの太陽光を取り付ける上で注意すべき新しい気づきがありました。
他の業者とのやりとりでは、得られなかった情報なので、やはりテクノカットは一味違うなぁと感じていました。
それだけに、契約書のやりとりでの怪しさが悔やまれます。
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