ウレタンボードをはめ込む内断熱の家

    ローコストハウスメーカー

    実は、以前横浜の住宅展示場で訪問したアツカワホームの990万円の家が気になっていました。

    やる気はうすいが資料はアツい – ローコストハウスメーカー

    ウスカワの話が一段落したので、時間を少し巻き戻します。ウスカワのモデルハウスへの初回訪問の後、折角横浜の住宅展示場まで来たので他にも寄って見ようということになりました。格さんが語る、住宅は半分の価格で造れる – ローコストハウスメーカーウスカワ訪問の続きです。ちょっとかっこいい878万円の家にぬか喜び – ローコストハウスメーカーローコスト住宅を検索していて見つけた建築ブログに見慣れないハウスメーカー…

    実はお得で楽しい?990万円の家に200万円分ポイント付きの家

    30坪で990万円で自由設計のプランがあり、さらに200万円のポイントで様々な設備やオプション工事を追加することができるようになっていて、もしかしたらアチチホームにも近い充実設備が可能かもしれません。

    ネットでは、建売も多数手がけているローコストな業者の中では、そこそこ見栄えのする家を建てるハウスメーカーだという評判もあったので、もう少し詳しく話を聞いてみたいと思っていました。

    前回の横浜の展示場の営業さんは、あまりやる気を感じなかったので、今回は土地の資料を持って藤沢の住宅展示場に行ってみました。

    営業がつかまらないモデルハウスで心が折れそうになる

    アツカワホームのモデルハウスに入ってみると、誰も営業さんが出てこず所々のテーブルで打ち合わせが行われていて、営業さんが空いていないようです。どうも、このハウスメーカーとは縁がないのかもしれません・・・

    しばらくして、ようやく打合せが終わった営業Mさんに声をかけると、「次があるので15分ぐらいなら・・・」と困ったような感じでした。
    一瞬、「もういいです」と諦めそうになりましたが、折角来たのでぐっとこらえて話をしてもらうことにしました。早速、検討中の土地と図面、希望の仕様を伝えて見積り依頼をしたのですが、横浜の展示場では聞けなかった建物の説明を少し聞くことができました。

    ウレタンボードをはめ込む断熱施工は、厚みと隙間が心配

    このハウスメーカーは、本当は外張り断熱を売りにしているのですが、990万円の家や一番安い建物は内断熱です。内断熱なのに、外断熱に使われるイメージの「キューワンボード50mm」と仕様書に書いてあるのが不思議だったのですが、キューワンボードを柱と柱の間にはめ込むそうです。
    50mmの厚みですが、現場発泡のウレタンよりもキメが細かいため断熱性能は十分だとのこと。

    しかし、柱と柱の間にはめ込むって隙間が出そうで心配です。
    Mさん曰く、柱と柱の間の寸法より少し大きめにカットしてから押しこむので隙間はないとのことでした。
    といっても、大工さんの施工技術に左右されそうな気がします。隙間に気密テープを貼ったりする施工はしないのか聞いてみましたが、やっぱりやらないようです。

    内断熱で、ウレタンボードをはめ込むという工法の会社ははじめてだったので、ちょっとびっくりでした。
    あと数字上は十分な性能と言われても、やはり50mmの厚みで大丈夫なのかなぁと思ってしまいます。
    大工さんの腕や施工の丁寧さにも左右されやすい工法なのではと感じます。

    木材の接合強度を高める金具が工務店とはレベルが違う?

    あとは、TWISTECという接合金物を使って、木材の接合強度を高めているというのが特徴とのこと。
    TWISTEC.jpg
    [引用:株式会社サンクレテック]

    他のローコストの工務店などでは、おそらく採用していないだろうと強く言ってました。
    正直、あまりこの金物には興味がなかったので、ほとんど心にひびきませんでしたが(笑)

    業者が売る土地は、上下水道付きが常識?

    このあたりはふーんと流して聞きながら(笑)、見積り条件説明のために、この土地は「上下水道引き込み済み条件なので、引き込み工事はいらないそうです」説明しておきました。
    すると、Mさんは「そりゃぁそうですよ。業者から販売するときは、上下水道引き込めないと売れませんからねぇ。付いてて当然ですよ」と笑いました。

    「上下水道引き込み工事が、建築見積りに入っているとしたら謎ですねぇ」とも続けます。

    えっ?そうなの?

    どの不動産屋も建築会社もそんな事は言ってませんでしたし、いくつかの会社からは上下水道が付いているかどうか確認しておいてくれとはっきり言われたんですけどねぇ。。。。

    アチチホームにも「付いてて良かったですね」と言われたぐらいですから、付いていない時もあるんですよね?

    この日は、久しぶりの住宅展示場だったのですが、所変わればいろんな意見が聞けるなぁと改めて実感です。

    ひと通り説明して、後日メールで見積りが届くのを待ちます。

    コメント

    1. れん より:

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      うちの分譲地も、業者の整地区画したところですが、引き込みは土地の端までなので、やはり見積には引き込みが実際の建物への配管が発生するところまでの長さの分入っているところが多かったですね。
      最初は旗竿地で考えていたので、なおさらだったのでしょうが……

    2. まっしんはやぶさ より:

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      > れんさん

      コメントありがとうございます♪

      会社によって、微妙にいろんな言い方の違いがあるので混乱していました(^^;

      たぶん入っていて当たり前と言われたのは、れんさんのおっしゃるとおり、土地の端まで引き込む費用の事を指しているような気がします。

      でも、工務店によっては道路をひっぺがして上下水の引き込みをするのに随分費用がかかったことがあるんですよぉと脅されていたので、入っていないことがあるもんだと思っていました。

      未だにどっちの主張が正しかったのかわかりませんが(苦笑)

      別途、屋外給排水工事費や屋外排水設備超過費などの項目名になっているのが敷地内の配管工事だと思うのですが、旗竿地などだと配管が長くて高額になりそうですね・・・

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