[グリーン住宅ポイント大作戦]室内換気扇を付ける選択肢もある

    リフォーム

    グリーン住宅ポイント大作戦の続きです。

    唐突ですかが、最近、仕事用のノートパソコン(Macbook Pro)温度上昇がひどく、とても困っていました。
    温度が上がると冷却ファンが回って、それでも熱が下がらないと処理速度を落として、温度を冷ますしくみになっているため、Web会議の最中などにMacが固まって、動作しなくなる現象が多発してかなりストレスでした。
    暖かくなってきた影響もあるとは思いますが、外付けモニタを付けるだけですぐ熱くなって固まったりと、昨年までは体験したことのない酷い症状で、やむなくPC冷却台を購入したり卓上扇風機の風を当てたりしてみたのですが、何かがおかしい。。。。

    そこで、思い切って、Macbook Proの裏蓋を空けてみた(専用ドライバーと開けるコツがいるので、少し躊躇してた)のですが、これがビンゴ!!!

    Macbook内の冷却ファンにびっしりホコリが溜まっていて、かなり驚きました。
    20年来のMac使いなのですが、ここまでファンにホコリが溜まっているのは見たことがありません。(肝心の写真をのこしておらず、無念…)

    案の定、ホコリを取り除くと、見違えるようにMacが快適になったのですが、ホコリが溜まった原因としては、次のようなことが思い当たります。

    • 昨年の夏は、2階冷房がうまく部屋に行き届かず、室温も下がりにくかったためMacにとっても過酷だった
    • この一年間従来なかった頻度でWeb会議で仕事をしてきたが、web会議時のMacの負荷が高く冷却ファンが回る頻度も高かった
    • 在宅環境は会社よりもホコリが多く、冷却ファンが回りっぱなしになることで、相当のホコリを吸ってしまった

    今の所、あまり世の中でも問題になっているように見えませんが、在宅勤務やweb会議の日常化でPCにとっての空気環境問題も、そのうち顕在化してくるのでは、と思ってみたりしています。

    さて、今回は、まだMacbookに空気環境の影響があるとは夢にも思っていなかった頃に、おなじく「ファン」繋がりで考えていたお話でございます。

    exhaust-fan-546946_1920.jpg
    換気扇の向こうが室外とは限りませんSiggy NowakによるPixabayからの画像

    換気設備の設置にもグリーン住宅ポイントは使える

    グリーン住宅ポイントのポイントは、テラス屋根設置の交換工事にすんなり決まったように見えましたが、実は決めかねているポイントが一つありました。

    というのは、以前もご紹介した室内の空気環境向上工事として「換気設備等の設置」も追加工事対象になっていることに関係があります。

    グリーン住宅ポイント_追加工事交換_空気過環境向上工事
    換気によるコロナウイルス対策と、在宅勤務環境の向上の両面で対象となったのだと思いますが、私の場合は二階のエアコンの冷気や暖気を各部屋に届けるのに苦労しているので、完全に後者の観点で見ています。

    アコルデにもできるZ空調と我が家のT空調の課題

    12月中旬あたりから24時間暖房を続けているのですが、朝起きたときに廊下に出ても寒くないのは快適ですね。ただ、ちょっと気になっているのが、以前24時間暖房をした時と比べると平均的な室温が1〜2度低い気がするのと、二階の北側の部屋との温度差が前回より大きい気がする点です。エアコンの設定は前回同様、自動設定のおまかせですし、一部とはいえ内窓を付けたので、温度が上がりそうなものですが、不思議です。あと条件が違い…

    といっても、Z空調のような各部屋に空調を効かせる何百万ものリフォームは、ポイントでまかなえるレベルではありません。

    もうちょっと、手が届く範囲でスマートに各部屋に空調を届けるために室内用の換気扇とか付けられないのかと考えて捜してみたら、やっぱり自分が想像できるものって、あるんですね。

    部屋から部屋に空気をパスするからエアパス

    これは、以前紹介すると言っておきながら、ずっと放置してしまっていた商品なのですが、三菱電機のエアパスV-08PFEという室内用パイプファンです。

    V-08PFE_エアパス
    一見、24時間換気用の一般的な換気扇に見えますが、この製品は外壁面ではなく、室内壁に取り付けて部屋から部屋に空気を届けるファンになります。

    こんな感じで、室内壁に取り付けることで空調のない部屋にも空調を効かせるイメージです。
    寝室などに隣接する小さな書斎に
    確かに小さな書斎にわざわざエアコンを単独で付けなくて済むのは助かりますね。

    まさに、我が家のように廊下から各部屋に空腸を届けたいニーズにピッタリ!
    これなら、我が家廊下に扇風機やサーキュレーターを置く必要がなくなりますし、扉を閉めたまま空調を届けることができます。

    この状態から開放されるということです(笑)
    廊下の扇風機

    自分がメインで話をするWeb会議のときは、部屋の扉を閉めておきたいのですが、夏場は締め切ると全く空調が効かなくなるので、壁面にサーキュレーターを埋め込めないものかなと思っていたので、ほぼ理想としていたとおりの商品なのでかなり魅力的です。

    さらに、空調が不要になったらシャッターを閉じて、空調が漏れないようにもできるようです。
    運転停止時は通気を防止_高密閉電気式シャッタータイプ
    音漏れも気になるので、空調の不要な季節にシャッターを閉じておけるのも安心ですね。

    応用として、クローゼットなどの空調に使えるのもいいですね。
    クローゼットにエアパスファン
    湿気の多いときには、クローゼットを空けて風を通したり除湿することもあるのですが、常に気を配ってられませんからね。

    パントリーなどに付けるのも良いかも。

    もし、我が家が新築でプラン検討中なら真剣に考えたいと思う設備のひとつになるかもと思うぐらいです。

    しかし配線が問題だ

    このV-08PFEというファン自体は、定価約2万円のところネットでは6〜8千円ぐらいで売られているようです。ハウスメーカーや工務店経由だと、そこまで安くはならないとしても、1万〜1.5万円ぐらいの部品代ってところですかね。あとは、工事費次第ですが、壁厚をふかす必要が出る場合もあるみたいなので、工事費の予測は難しそうですね。

    しかし、リフォームの場合は、さらに配線が悩みどころです。

    我が家の場合、二階の各部屋のドアの垂れ壁部分に付けたいと思っていました。

    まず、私が在宅で使っている次男の部屋のドアの垂れ壁がこんな感じ
    IMG_1107.jpg
    左に照明のスイッチがあるので、ここから壁内を通って配線が出来ると良いのですが….
    (左に見えるのれんは、二階のエアコンの冷気を階段から降ろさないために付けています)
    IMG_1109.jpg
    別の部分の写真ですが、垂れ壁って、こんな感じで枠が組まれていて、スイッチとの間に柱があるため、壁内を通って配線するのはまず無理でしょう。
    IMG_4319_垂れ壁
    となると、間違いなく露出配線で付けることになりますよね・・・

    次男の部屋の垂れ壁部分もこんな感じですが….
    IMG_1108.jpg
    やはり、露出配線になってしまうでしょうね。。。

    もし、屋根裏に入れれば、天井から配線を回すこともできるかもしれませんが、我が家の場合、この上は小屋裏収納なので、それも難しいのです。

    他人の目に触れることのない二階ですし、既に寝室のエアコン電源の露出配線はやってしまっているので、もう今さら気にしてもという気もするのですが、ちょっとまだ抵抗があります。

    技あり!?天井経由の既存コンセントの移設

    二階の階段の上にエアコンコンセントを取り付ける話の続きです。前回、寝室のエアコンコンセントを階段部分に移設する方向で方針が確定したところまでご紹介しました。実は、ここまでアコルデの鈴木さんと話をしたのが昨年の12月です。方針が決まってすっかり大船にのったような気になっていた私は、現場調査をしてもらうのを5月頃までほったらかしにしてしまっていました。夏が近づいて焦ってきたので、重い腰をあげて現場調査に…

    我が家の建築当時から、エアコン一つで家全体を冷暖房というハウスメーカーやモデルハウスを見る機会は、いくつかあったのですが、こういう設備の必要性は、説明された記憶がありません。当時からあったんですかね?

    この三菱電気のエアパスV-08PFEは、新商品ですが、V-08PF7 という商品の後継品のようですし、同等品のパナソニックのFY-08ASEDという商品もあるので、昔からあったのかもしれません。

    まぁ、我が家は当初は部屋ごとに普通にエアコンを付けるつもりだったので、知っていてもやらなかったと思いますが、やはりこのようなファンは新築時につけておきたいですね。

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