万一、タイトルでご興味をいただいた方には大変恐縮ですが、当家の特殊なエアコン設置事情に特化したお話ですので、とても汎用性の低い内容になることを予めご了承くださいませ。
さて、とうとう今年も冷房が活躍する季節になって参りました。
この夏は、7月10日(土)に初めて冷房をONしたのですが、内窓効果(まだご紹介しきれてませんが)で、明らかに冷房の効きがよくなっていることを早速実感出来ております。
昨年との環境の違いを今後もしっかりウォッチして、ブログでご紹介していけるようにしたいと思います。
さて、冷房と言えば、昨年在宅勤務続きで日中の冷房の効きに不満があり、壁付けのサーキュレーターを取り付けたことをご紹介しました。
また、階段の上に付けたエアコンから下りてきた冷気を各部屋に簡単に送り込めると思っていたら、冷気は重くてなかなか思うように行かないなんて記事も書いていましたね。
しかし、あまりにも冷房の効きが悪いので、そもそも冷気がちゃんと降りてきているのか?ということさえも心配になってきました。
そこで、今回は、エアコンの冷気を確実に階段下まで届けるためにちょっとした試行錯誤をしたエピソードになります。
当然、上から風を当てられることは想定してないよね@oldtakasuさんによる写真ACからの画像
上に行こうとする冷気に風を当てる非効率な配置
前回もご紹介した通り、壁付けのサーキュレーターは、なんとなくエアコンより少し上の位置に取り付けて、上から風を当てる配置にしました。
元々、少し違和感があったのですが、気に入らないのはエアコンのルーバーを一番下に向けたこの状態でも若干風をすくい上げるようになっていることです。
普通は、重い冷気をなるべく上向きに出すことで部屋の隅々まで届けるのがセオリーなので、当然なのですが、我が家の場合階段の真下に下ろしたいので、この角度では物足りません。
なので、当初はこのように冷気が横に逃げないようにプラダンで遮っていたのですが、これではサーキュレーターの風を当てられないので、一旦外していました。
連日の危険な暑さが続いていることに加え、コロナの影響で日中も自宅に居る時間が長いわけですが、昨年二階から小屋裏に上がる階段途中にエアコンを付けておいて本当に良かったとしみじみ思います。それまでは、2012年に入居以来一階のエアコンだけで過ごしてきたわけですが、さすがにこの気温で二階で在宅勤務はとても出来なかったでしょうね。しかし、寝苦しい夜のために付けたわけで、元々日中にエアコンを使う想定は元々ありま…
ルーバーを外して完全下向きに改造
エアコンのルーバーは、自動開閉なので毎回電源を入れる度に、一番下向きの位置に合わせるのも地味にめんどくさくストレスのかかる作業です。
たとえば、この写真・・・
前述の写真より、ちょっとだけルーバーが上向きなんですが、わかります?(笑)
ギリギリまでルーバーの下向き位置になるのを見計らってルーバーを止めるんですが、欲張りすぎると折り返して結局少し上向きになるので「あ゛ぁ〜」ってイライラします(笑)
そこで、いっそのこと、ルーバーを外してしまい、このようにプラダンを付けてみました。
サーキュレーターの風を上から当てる想定で、少し出幅は短くしています。
養生テープで貼っているので、簡単に元に戻せるのですが、せめて白い養生テープにしておけばよかったですね。
誰にも見られないので、まぁいいんですが。
ルーバーは外したと言っても、どこかに置いておくと後で探すのに困るかもしれないので、内側に養生テープで貼ってプラダンの補強にしています。
プラダンは、サーキュレーターの風で煽られてバタバタとならないよう、折り曲げて二重にしているので、かなりしっかりとしています。
これなら、エアコンの冷気が横に流れることはないので、いいだろうと思ったのですが、途中で少し疑問が湧いてきてしまいました。
「これだと、上から風を当てる意味なくない?」
サーキュレーターの風を抱き込んで冷気をもっと下に下ろしたい
そこで、プラダンの付け方を改良?したのがこちら。
プラダンをアーチ状に膨らますことによって、サーキュレーターの風をエアコンの吹出口側に抱き込むことで、冷気を降ろす推進力をあげようという作戦です。
下から見ると、こんな感じで、バッチリアーチの中をサーキュレーターが狙っています。
更に下から見下ろすとこんな感じ。
右側ののれんは、冬場に暖気が小屋裏収納側に上がるのを防ぐために付けているのですが、一階につけていたものをそのまま使っています。この冬は24時間暖房をしていたので、一階のリビング階段にのれんが不要になったので。
ということで、このDIYルーバーは、夏場だけでなく冬場も活躍しています。
ルーバーの向きが左の壁側に向きすぎに見えるのですが、これは、ドアの隙間から寝室に冷気や暖気を送り込むことを意識しています。
階下では、このように扇風機とサーキュレーターを配備して、夫婦の寝室と子供の部屋側に風を送るように試行錯誤していました。
扇風機やサーキュレーターの位置も色々模索中で、スイッチの入切はかなり面倒なので、手間が耐えられない人は、絶対各部屋にエアコン付けるか全館空調が間違いないですね。(言われなくても、そうすると思いますが…笑)
ただ、もしかしたら、そもそも冷気の風向きの問題ではなくて、アルミサッシの断熱性と気密性が悪すぎたことのほうが、エアコンの効きの不満の原因だったかもしれないので、今年の夏は大幅に改善してくれていることを期待するばかりでございます。
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