洗たくマグちゃんを使うならやはり洗濯混合水栓が欲しくなるって話

    家電

    洗濯機新調編の続きでございます。

    心配していた洗濯機の運転音ですが、確かに洗濯時は比べ物にならないほど格段に静かになりました。
    でもやっぱり脱水音はそれなりの音が響きます。
    とはいえ、朝に洗濯機の音で叩き起こされるようなことはなくなりました(笑)

    あと、給水音も洗濯機の給水の仕方が工夫されているのか静かになった感じがします。
    給水音って洗濯機の性能表示にないのですが、最近の洗濯機では問題にならないんですかね。
    それとも、我が家が二階に置いているからなのかな….?

    さて、前回の最後に、気になっている洗濯方法を試してみたと書いたのですが、タイトルの通り「洗たくマグちゃん」のことでした。

    厳密には洗たくマグちゃんと言っちゃいけない気がするのですが、その理由含めてなぜ混合栓の話が出てくるのかを早速ご覧くださいませ。

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    熱いぜ洗たくぅ@Iván TamásによるPixabayからの画像

    洗たくマグちゃんってなんだ?

    ご存知無い方もいらっしゃるかもなので、洗たくマグちゃんのお話を少し…
    実は、洗濯機を買い換えることになる半年前ぐらいから、妻が「マグちゃんってどう思う」と何度も相談してくるようになりました。

    私は、妻に言われるまで知らなかったのですが、下記のようにマグネシウムの入ったネットを入れて洗たくするだけで、洗剤なしで洗たくが出来るという製品です。
    洗たくマグちゃんとは

    洗剤いらずで洗たくできる上、このマグちゃんを約1年も繰り返し使えるという話は同じにわかには信じられませんでした。

    正直よくわからないのですが、次のようにマグネシウムと水が反応すると、アルカリイオン水を生成し、洗濯物の油脂を分解して石鹸化するのだとか。
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    この結果、洗剤と同様の洗浄能力を持つ界面活性効果が得られて、洗剤を投入しなくても洗濯できるというわけです。

    この、洗たくマグちゃんが解決する悩みはこんな感じです。
    マグちゃんが解決する悩み
    ただ、このいいことずくめのマグちゃんですが、一個約1800円と結構良いお値段なんですね。
    我が家は、今回8kgから10kgの洗濯機にサイズアップしたのですが、約9kg以下の洗濯物で、このマグちゃんが約4個いるらしく、約8000円ほどとなります。

    これだけ出費して効果がなかったら・・・という心配もあり妻も興味があるけど踏み出せなかったという訳です。

    5分の1以下で買える洗たくマグちゃん代用品

    ビートウォッシュを購入した後も、すっかりマグちゃんのことは忘れていて、普通に洗剤を使って洗濯していたのですが、なぜかyoutubeのお勧めに出てきたこの動画と出会いました。

    洗たくマグちゃん代用品
    【洗濯マグちゃん】VS【アタックゼロ】洗濯機を綺麗に保つ方法!!【DIY】で自作方法も伝授します!!

    何気なく見て釘付けになったのが、洗濯機がこんなに汚れるのかってことです。
    以前のシャープの穴なし洗濯槽から、穴ありのビートウォッシュに買い替えておぼろげに心配があったのですが、予想以上の汚れかたの現実が突きつけられた感じです。
    しかも、洗濯槽クリーナーは定期的に行っていての汚れ方だったのが、更に驚きでした。

    この洗濯槽の汚れを防いで洗濯機を綺麗に保つ方法として紹介されていたのが、
    まさに洗たくマグちゃんだったわけですが、
    さらに重要なのは、洗たくマグちゃんを低コストで自作できるという情報です。

    このチャンネルは、洗濯機の分解掃除を専門にされている業者さんの動画ということで、
    たちまち、半信半疑だったマグちゃんでの洗濯の有効性も信じてしまい、
    気がついたらお勧めの自作用のマグネシウムとネットが自宅に届いていました(笑)

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    動画に忠実に、一つのネットに約100g入れました。
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    洗たくマグちゃんは、1個約50gなのですが、2つのネットで200g分なので、洗たくマグちゃん4個分です。
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    我が家は、Amazon で1,980円で600gのマグネシウム粒ペレットと、799円のネットを購入したので、200g分で換算すると約1459円となります。

    ということは、洗たくマグちゃんの約5分の1以下となり、これなら万一上手くいかなくても、まぁいいかなと試してみる気になりますよね。

    ※一応楽天も紹介していますが、Amazonから探したほうが安いのが見つかる気がします。

    えっ! 15分も洗う必要があるの?

    では、肝心の自作なんちゃって洗濯マグちゃんの効果はどうだったのでしょう。

    正直な妻の感想は・・・

    全くわからない

    そうです(笑)。

    まったく、匂いもしませんので、洗濯した感がないのは当然なのですが、汚れが取れたのかどうかも正直あまり実感がありません。
    一説によると、水だけでも一定の洗浄力があるらしいので、益々マグネシウムの効果を感じにくいのかもしれません。

    心なしか、白いシャツの襟の汚れが落ちにくいような、くすんでいるような・・・と言うので、少し調べてみると完全に見落としていることがありました。

    実は、マグネシウムが水に溶け出すまでに時間が必要なので、洗濯時間は15分以上にすべしとなっていました。
    マグちゃんは15分以上の洗い時間
    ずっと、5〜8分程度の洗濯時間で回していたので、ほとんどマグネシウムの洗浄力は発揮できていなかった可能性が高いですね。

    でも、とても複雑なのが、我が家の選んだビートウォッシュは洗濯時間が東芝よりもかなり短いことで消費電力も少ないことが選んだ理由の一つだったことです。

    さらに、このビートウォッシュでは、洗い時間が15分までにしか設定できません。
    洗い時間が15分までしかない
    一応、15分以上の最低条件は満たしていますが、洗濯時間を長くしてマグネシウムを溶け出す時間を稼ぐ工夫はできなさそうです。

    うーん。ビートウォッシュはマグちゃんとの相性が悪いのだろうか・・・

    洗濯機が綺麗に保てるって本当かなぁ?

    さらに気になったのが、マグちゃんを使うと洗濯機が綺麗に保てるというメリットが本当かどうかです。

    ビートウォッシュを使ってみて、まず妻が意外に面倒と感想を漏らしたのが、この糸くずフィルターのお掃除です。
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    最近の糸くずフィルターって、こんなタイプになってるんですね。
    いかにも、たまった糸くずをポンと捨てれば良いみたいに書いてありますが、意外に絡んだ糸くずを綺麗に取ろうとすると、私もやってみましたが確かに面倒です。

    そんな神経質に綺麗にしなくても良いのかもしれませんが、わりと頻繁にお手入れしている割に、ネット部分だけでなく、取り付けている糸くずフィルターの周りも汚れてきました。

    そこで、疑念が湧いてきたのが、衣類だけでなく本当に洗濯槽が汚れないような効果があるのか?ということ。。。。

    7年使った洗濯機が汚れない理由は過炭酸ナトリウムにあった

    そんなモヤモヤをもったまま、しばらく過ごしていたのですが、またまたなんちゃって洗たくマグちゃんを教えてくれたyoutubeチャンネルが、こんな動画をアップしてくれていました。

    7年使った洗濯機が全く汚れていない!? お手入れ方法公開
    【神回】7年使っても全く汚れない洗濯機のお手入れ方法を公開します!!7年使い込んでも洗濯機が汚れない方法とは!?

    タイトルの通り7年使ってもほとんど汚れていない洗濯機のお手入れ方法を紹介してくれているのですが、結論としては洗たくマグちゃんに過酸化ナトリウムを加えて洗濯すると良いそうなのです。

    過炭酸ナトリウムと言えば、住まいのお手入れグッズとして定番のオキシクリーンにも含まれている成分なので、オキシクリーンでも良いそうです。
    ただし、コストコで入手できるアメリカ版オキシクリーンは界面活性剤(要するに洗剤)が入っているので、汚れがよく落ちるのは良いのですが、せっかくマグちゃんで洗剤を省いているのに本末転倒感があるので要注意ですね。

    我が家にあるオキシクリーンは、まさにアメリカ版なのと、衣類によってはオキシクリーンの使用は注意したほうがよいみたいなので、まだ試していないのですが、実はもう一つ使用を悩んでいる理由があります。

    毎日洗濯機に40〜50度のお湯を入れるのは無理すぎる

    そうなんです。オキシクリーンをよくご存知のかたは常識だと思いますが、オキシクリーンの洗浄力を発揮するためにはお湯が必要なんですよね。

    実際、先程の7年使っても綺麗な洗濯機の事例では、毎日お湯を沸かして洗濯機に入れられていたそうなんです。
    オキシクリーンだけでなく、マグネシウムから生成されたアルカリ成分はお湯のほうが洗浄力が高くなるため、この手間をかけて洗濯をしていたことが、洗濯機が汚れない大きな要因となっているようでした。

    うーん。だんだん、マグちゃんで手間を省くはずの話が、ややこしくなって来ました。
    動画の中では、お風呂の残り湯を使うことをお勧めしていましたが、我が家は二階に単独で洗濯機を置いているので、その手は使えません。すぐ近くにお湯の出る洗面台はありますが、バケツリレーで運ぶしかないので、とても現実的ではないですし、我が家は早朝に洗濯機をタイマーで回す習慣なので、そもそも選択前にお湯を入れる作業はできないんです。

    そこで、思い出したのが、以前アコルデの鈴木さんから聞かされてびっくりした、洗濯機用の水栓はお湯の出る混合水栓が当たり前でしょうとクレームがあった話です。

    洗濯機混合水栓は常識!?

    先日、また我が家のアフターでお願いすることがありまして、アコルデの鈴木さんと久しぶりにお話する機会がありました。車が新しくなっていたので話を聞いたら、最近買い替えたのだそうです。以前の車では、運転席の足元が狭くて、腰に負担がかかっていたそうなのですが、新しくなって随分楽になったのだとか。そもそも鈴木さんの大きな体では、軽自動車の運転席は迫っ苦しそうですもんね〜岡本社長が買ってもいいよと言ってくれた…

    当時は、鈴木さんも私も今ひとつ実感がなかったのですが、マグちゃん&オキシクリーンでの洗濯を考えるとお湯の出る混合水栓は確かに付けておけばよかった思いますね。

    ただ、毎回お湯で洗濯することになったコストの部分では、どうなんだろうと思いますが・・・

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