まだ、あまりニュースとして取り上げられていないようなので、あまり知られていない気がするのですが、新しい3Dマイホームデザイナー13が先週発売されました!
わたくしもイエマガで大変お世話になっているメガソフトさんの新商品ということで、いち早く情報を掴んでいたのですが、ようやく製品概要を確認したのでご紹介してみたいと思います。
マイホーム!マイホーム!それを言うならハイホー!@Walti GöhnerによるPixabayからの画像
なんと!家庭用は6年ぶりバージョンアップ
3Dマイホームデザイナーの歴史にもあるように、前回、家庭用3Dマイホームデザイナー12が発売されたのは2014年です。我が家は、更に前のLS4というバージョンを購入して今でも使っているのですが、わずか二年前の2012年発売なんですよね。その一つ前のLS3も2010年発売と、この頃は2年ごとに進化していたようです。
それが、6年も変わらなかったのですから、否が応でも期待が膨らみます(笑)
しばらく、メガソフトさんはプロ向けのソフトを中心に立て続けにリリースされていた印象なので、きっとお忙しかったんでしょうね。
ということで、満を持して登場した3Dマイホームデザイナー13がこちら
ちなみに、すっかり新しいWebサイトにリニューアルされたことに伴って、我が家のユーザー事例記事は12の旧ページに取り残されていまいました(泣)。イエマガでがんばります!〜(笑)
では、続いて製品内容を見ていきましょう。
360度パノラマ意外に面白いかも
今回のバージョンアップの特徴は、メガソフトさんのニュースリリースに出ていました。
夢のわが家を3Dで考える・相談する・ARする、施主向け住宅デザインソフトを新発売
~新機能は360度画像とARわが家~
新機能の目玉は、360度画像とARのようです。
最初あまり関心なかったのですが、このニュースリリースの中に貼ってある360度パノラマ画像を見るとピンと来ました。
3Dマイホームデザイナーの中でも3Dパースで表示はできるのですが、この360度でのパノラマビューは違った魅力がありますね。なかなか、通常の3D表示だと、このようにスムーズにぐるっと見渡すことが出来ないのですごくわかりやすいと思います。
スマホやタブレットだと、実際に体ごと方向を変えて見られるのでリアリティがありますね。
スマホやタブレットで高画質な3Dパースが見られる
イエクラウドというiOSアプリを使って、iPhoneやiPadで3Dパースを見ることができるようです。イエクラウド自体は、最新の13以外にも12やLS4のデータもサポートしているようですが、アプリ間で直接連携しているということかな?
イエクラウドは、メインは業者さん向けの有料サービスが基本なのですが、10MBまでのデータのアップロードと閲覧であれば無料で使えます。
以前から出ていたサービスで存在は聞いたことがあったのですが、自分には関係ないのかなと思っていたのですが、よく見ると気になるキーワードがありました。
「イエクラウドの3Dが高画質になりました。」とあるのですが・・・これはもしかして!
実は、いつもイエマガの連載時にメガソフトさんに私がLS4で作成した3Dパースをレンダリングしてもらっているのですが、画質がLS4と段違いに美しいんですよね。
おそらくプロ用のソフトでレンダリングされているのだと思うのですが、家庭用のLS4との画質の差が羨ましく思っていました。
しかし、プロも利用するイエクラウドの3Dが高画質になったということは、家庭用のLS4のデータでもPCでのレンダリングより美しくなるということではないでしょうか?
早速試しに、入れてみたところ・・・・
おぉ!これは確かに美しい!!!
これは、PCのLS4では出ない表現力なので嬉しいですね。
うーん。これを見ると、iPad Proの大画面で見たくなるなぁ(笑)
13がどのようなレンダリング画質で、どんな連携になるのかわかりませんが、iOS端末をお持ちの方なら是非お試しいただきたい機能です。
屋根裏部屋が作れる
屋根裏と言えば、我が家にとってはなくてはならない固定階段付き小屋裏収納が間取りとして設計できるということですね。
従来は天井の低い階として、小屋裏を裏技的に作る方法はありましたが、正式にサポートされたようです。
方法はありましたと書きましたが、実際は小屋裏を作るのはめんどくさいというか難しそうなので避けていて、イエマガの連載をするようになってから研究して、ようやく完成させたような状況です。
LS4でも割とそれっぽい小屋裏を作ることは出来たのですが、ダミーの部屋をつくらなければならなかったり、床面積として参入されてしまうので診断機能などに影響が出てしまい厄介でした。
余計なダミー部屋が不要で診断機能に影響ないように作れるようになっているいいのですが、どうなんでしょう?
梁を斜めに現した天井や吹き抜けが再現できる
我が家はLS4でも現し梁の吹き抜けを実現出来ていたので、何のことだろうと思ったら、斜めにできるんですね。
勾配天井の梁を現しにする場合なら、確かに斜めになりますね。
こんなのが再現できるってことですね。
13の機能云々ではなく、こんなお家を建てられるのが羨ましい(笑)
私は、12のことを良く知らないので今回できるようになった機能なのかどうかわからないのですが、益々プランに忠実な3Dが簡単に作成できるようになったのはいいですねー。
実際の建築予定地の写真と合成して窓から見える風景をチェックできる
最初、そこまでやる?って思いましたが、こんなことや、あんなことまでやっている私が言っても全く説得力ありませんね(笑)。
風景の見え方ももちろんですが、ご近所との目線のシミュレーションには有効な機能になりそうです。
実際我が家でもリビングの掃き出し窓から、正面のアパートに出入りする人が丸見えなことが住んでからわかりました。
つまり相手からもこっちが丸見えということなので、妻がとっても気にしているので、設計当時にわかっていたらプランにも影響があったかもしれません。
AR機能は、建築後のインテリア選びに便利かも
こちらも、あまり注目していなかったのですが、むしろ今の我が家にも関係あるやんと思ったのがAR機能です。
現実の部屋の映像の中にバーチャルな家具を配置して見られるのですが、窓際のカウンター選びの際にパースと合成してシミュレーションしていた時にあれば、嬉しかったですね。やってることは、まるで逆ですが(笑)
食器棚の検討の時にも役立ったかもですねー
特にIKEAのアームチェアは、置いてみると結構場所を取ることがわかって、すこしびっくりしたので、ARで少しでもイメージができると安心なのではないでしょうか。
うーん。我が家は必要ないはずなのですが使ってみたくなってきた(笑) ←実は白々しいことが後ほどわかります。
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