謹賀新年&省エネ性能を判定する新サービスと3D建材カタログ

    番外編

    新年あけましておめでとうございます。
    この記事を公開している頃は、奈良の帰省から帰ってご馳走の食べ過ぎに罪悪感を感じている真っ最中だと思います(笑)

    年始といえば、久々に家族が集まる機会ということと、年初めで今年は家を建てるぞと一念発起する人も多いと聞きます。そんな心理に合わせたように各地の住宅展示場では、年始早々からフェアを開催しているので、すでに足を運ばれたかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

    さて、今年最初の記事は、本当は別の内容を書こうと思っていたのですが昨年末に気になるニュースがあったので、こちらを紹介したいと思います。

    最近では、国をあげて建築物の省エネ基準の義務化を進めているようで、ますます住宅の省エネ性能が重視されてきているようですね。
    省エネ性能を測るには、かなり面倒な計算が必要なようで、行政への申請書作成もおそらく大変そうです。
    大規模な投資が可能な大手ハウスメーカーなどであれば、スケールメリットを生かした計算システムを自前で構築できそうですが、地元の工務店などではますます事務手続きが増えてコストアップにつながりそうですね。

    実際、住宅エコポイントが実施されていた時も、エコポイント取得のために申請手数料が必要だったりとなんとなく本末転倒な気もしました。(工務店側としても余計な手間がかかるのは間違いないので難しいところですねぇ。)

    そんな、今後の全国住宅事業者の悩みが広がる将来を睨んでか、「住宅の省エネ性能を判定する新サービスを2017年春にリリース」なるリリースが出ていました。

    元々、この会社は「3Dカタログ.com」という建材・設備機器の情報を提供するサイトを運営しているのですが、省エネに関する「性能数値情報」や「建材証明書」などの情報を追加した上で・・・
    省エネ性能を判定するサービス
    それらの情報を元にして、省エネ性能を計算し結果として出力するサービスを来春に提供するようです。

    これだけを見ると、「おぉ、すごい。便利そう」と思うのですが、実際の省エネ性能って構造や施工方法、間取りなどにも左右される気がするので、ここで出た結果からさらに計算が必要なのかもしれませんね。

    一応、このサービスは住宅事業者向けのようですが、断熱性能にこだわる施主の方でも直接計算してみたいという需要があるのではと思いました。

    ちなみに、3Dで建材のシミュレーションができるという本体のサービスも面白そうなので少し確かめてみました。
    3D表示は、IE11が必要なのでMacでは動かないのが残念ですが・・・

    アコルデの標準に採用されたと噂のサザナもありましたよ。
    サザナの3D
    アクセントパネルや浴槽の色や形を入れ替えたりという様々なシミュレーションができました。
    これは、いろいろと試行錯誤するのに便利な気がします。

    サイトのデモムービーの3D画像に比べて画質がかなり低いのが、仕様なのか私のPCの性能に依存するものなのかどうかが気になりましたが・・・

    完成した組み合わせは、こんな形の仕様書にして自動的に出力してくれます。ただし、これは登録が必要ですが。
    サザナ_ページ_1
    サザナ_ページ_2
    サザナ_ページ_3

    さらに、こちらもアコルデ標準(今も?)の洗面台のLCもありましたよ。
    LCの3D_2

    残念ながら、我が家が採用したタカラスタンダードのキッチンオフェリアやシステムバスのミーナはありませんでしたが・・・

    まだまだ、製品情報はどんどん増やしていっているところのようですが、現時点でも外壁材やエクステリアに至るまで様々な建材情報が載っていますので、これから家づくりをされる方には大変参考になるのではないでしょうか?

    ということで、年始最初のエントリーはこんなお話にしてみました。
    何かの参考になれば幸いです。

    それでは、今年もどうぞ宜しくお願いします。

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