後で聞いてないよとならないためのチェック項目(ベータ版)

    番外編
      この記事が、【広島住宅総合館】というWebサイトに掲載されました!

      広島住宅総合館

      様々な家づくりブログを紹介している「住まいのブログ」に掲載いただいています。

      これから家づくりを考えられる若い世代の方々へ、家づくりのヒントをお届けするブログリレーションという企画だそうです。

      こんな素敵な記事に参加させていただいて、とっても嬉しいです♪

      それにしても、β版のままで良いのだろうかと恐縮してしまいました(苦笑)

    いきなり思いつきですが、注文住宅の請負契約の前に確認しておいた方が良さそうなチェック項目を挙げてみました。

    需要があるのかどうか謎ですが….(汗)

    キッチンやお風呂などの設備や断熱構造等、各ビルダーが売りにするような目立つ仕様の部分はある程度研究していると詳しくなるので、あえてマニアックな、どうしても後から「こんなもんにお金がかかるの?」というものに絞って列挙しました。

    自分なりに色んなハウスメーカー・工務店にまわって収集した情報や経験上の勉強になったこと、ほかの注文住宅ブログを参考にさせていただいたものなども盛り込んでいます。

    我が家の場合、木造、サイディング外壁、内断熱、オール電化で建てましたので、偏った情報となるかもしれませんが、ご了承ください。

    そういう意味で、ベータ版としています。
    こんなのもあるよーというご意見などコメントいただければ、追記して増強しますのでアドバイスをよろしくお願いします〜♪ >誰となくw

    ちなみに、後でブログネタにしようと思っている項目も先に書いていたりします・・・

    付帯工事費用の確認
    大体、最初注文住宅の見積もりで驚かされるのが付帯費用ですよね。
    本当に各社各様で色んな項目がのって来る場合と、本体価格に含まれている場合と様々です。

    いわゆる坪単価が安くても、この付帯工事費が乗っかると各社の見積もりの差がほとんどなくなる場合がありますので、良く確認する必要があります。
    各社、微妙に項目名が異なりますが、大体良く似た言葉を使っているので見当はつくのではないかと思います。
    最初から見積書に記載されている場合と、見積時点で見込めていなくて、後で必要になったと請求される可能性がある費用もあります(駐車場費用とか)。

    これらが、どれだけ見積または資金計画書に含まれているかどうかを良く確認した上で、予算の見通しを立てておくのがいいと思います。

    • 仮設費用
    • 工事用電気・水道料金
    • 仮設トイレ費用
    • 残土処理費用
    • 工事各種保険費用
    • 産業廃棄物処理費用
      残土処理を含む場合もあるかもしれません。
    • 給排水取り出し工事
      公道から自分の敷地に給排水が来ていない場合に必要な工事だと思います。
    • 敷地内(屋外)電気工事
    • 敷地内(屋外)給排水工事
    • 雨水排水工事
      項目として請求する会社もあります
    • ガス引き込み工事
      プロパンか都市ガスで変わるかもしれません。
    • 工事車両駐車場費用
      大工さんなどの車の駐車場が敷地内に確保できない場合に請求される可能性があります。
    • 近隣対策費
      挨拶の費用とか後で必要と言われる可能性があります。
    • ガードマン・警備員導入費
      大手だと要求することがあるそうです
    • 敷地調整費用
      何を調整するのか謎ですが、こういう項目名を載せるところがありました。
    • 敷地調査費用
      見積時に無料で調査と言われていて、契約時の見積もりにはしっかり乗っていないか注意。
    • 地盤調査費
    • 小運搬費用
      敷地へ車が入れない場合に追加となる場合あり
    • 上棟増額
      クレーン使用可否で金額が変わらないか?
    • 水道局加入納金
      メーター料金含む
    • 構造計算費用
    • 建築確認申請費用
    • 完了検査申請費用
    • 瑕疵保険現場検査立ち会い
      立ち会い費用を別途とる場合もありました。
    • 瑕疵保険費用
    • 地盤保険費用
    • 完成保険費用
    • 住宅性能保証手数料
      やるのかどうか含めて要確認
    • 長期優良住宅認定申請
      50万程追加と言うところから、2〜3万という所まで様々です。
    • 浄化槽工事
    • 解体費用
      古家がある土地の場合
    • その他にかかる諸経費はないか?
      全体にXX%とかで、一律諸経費が計算される見積の場合は諸経費分の想定も注意ください。(最後に追記してます)

    仕様の確認
    キッチンやトイレ、お風呂の仕様などは皆さん確認の余念がないのではないかと思います。
    また、こだわる方は断熱材や木材のことも良く調べていると思います。

    ある程度、ハウスメーカーや工務店をまわっていると、最近はどこでも仕様が充実していて、「大体同じだなー」と思わされて細かな確認や比較はしなくなるのですが、意外な所で、仕様の違いがあることに後から気づいたりすることがあります。

    一気に確認すると、嫌がられるかもしれませんので、打ち合わせややり取りの中で自然に確認していくといいのではないでしょうか?

    • 省エネ基準は何をクリアしているか?
      今なら次世代省エネorトップランナー基準はクリアしておきたいですね。
    • 耐震等級
      耐震等級3がベストですが、間取りにもよるので要確認。
    • 屋根の重さへの考慮。
      後々、太陽光を付けたい場合、追加の太陽光の重さに耐えられる設計かどうか?
    • 野地板の仕様
      パーティクルボードだと、太陽光の取り付けに問題が出る場合があるそうです。
    • 浴室床下断熱の仕様
      次世代省エネまたはトップランナー基準の場合、基礎断熱か浴室床下に断熱材が貼られたユニットバスで気密施工がされている必要があります。
    • 網戸は付いているか
      付いていない場合、追加費用の確認
    • 面格子は付いているか
      付いていない場合、追加費用の確認
    • バルコニーは付いているか
      付いている坪数と追加の場合の坪単価の確認
    • バルコニーは、手すりが付いているか
      最近は、手すりが付いていない場合があるので要確認
    • バルコニーの物干の仕様
      付いているかどうかとどのようなものが付いてくるか
    • サイディングの出隅材
      短尺出隅、長尺出隅でデザインが違います。建売仕様の場合、金属(アルミ?)の見切り材という可能性もあります。
    • 選べるサイディングの数
      普通二色までとか決まっています。
    • 回り縁は付くかどうか?
      ローコストだと省く場合があります。希望も含めて要確認。
    • 窓枠の仕様
      上下左右木枠の場合と、下だけ木枠で上と左右はクロス巻きの場合があります。
    • 窓枠の内側奥行き
      木枠の内側にカーテンを付けたい場合、奥行きの寸法に要注意です。
    • 省令準耐火構造か?
      省令準耐火構造の場合は1階の屋根に断熱材が入るはずです。火災保険が安くなるメリットあり。
    • パイプスペースの確保ができているか?
      二階に水回りがある場合、一階に給排水を下ろすパイプスペースが必要です。間取りや外観に影響するので要確認。
    • 排気ルートが確保できているか?
      キッチンの換気扇の排気ルートと位置は確認済みかどうか?
    • 雨樋の仕様
      雨樋の色、形状、デザインなどは確認していますか?
    • エアコン室外機やエコキュートの置き場所
      敷地のどこに置くかが決まっていますか?狭いとエコキュートが薄型が必要になり追加となる可能性あり。
    • 配置計画や屋根形状は法令をクリアしているか
      北側斜線・道路斜線の影響で屋根形状や配置計画への影響可能性がないかどうか?
    • カーテンの下地が入るかどうか?
      自分でカーテンを付けるつもりであれば特にしっかり確認しておきましょう。
    • 外水栓は付いていますか?
      別費用の所もあるようですので、要注意です。また立水栓タイプかどうかも。
    • 準防火対応費用は含まれているか?
      対象地区かどうか含めて要確認。
    • 手すりがどこに付くのか?
      玄関に付いていると、靴を履く時に便利です。ないと壁を触ってしまいます。我が家は、自分で後から玄関に付けましたw

    仕様変更・追加のルール
    契約時にプランがある程度確定していれば、まだブレは少ないと思うのですが、土地のローン契約の関係等でプラン確定前に契約される場合もあると思います。
    簡単に坪単価×建て延べ面積と付帯工事費だけで皮算用をしていると、意外な増額ルールに悩まされて、こだわりの仕様と取捨選択を迫られるかもしれません。

    こういうルールは書面化されているわけではありませんので、後だしじゃんけんで費用がかかる言われると釈然としない気持ちになって、ビルダーさんとの信頼関係にも響く可能性も心配です。事前に聞いておけば、覚悟を決めて臨めるので精神衛生上も良いのではないかと思います。

    ただ、全部聞いても教えてくれるとは限らないので、ビルダーさんの顔色を見ながら上手にお話するのが良いと思います。

    コメント

    1. hana より:

      SECRET: 0
      PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
      まっしんさん、おはようございます。
      以前、まっしんさんの間取りが好きでノートに貼ってますと言ったhanaです(^^)
      凄く為になる記事ですね!
      これはメモをとっておいて、契約前にチェックしないとと思いました!
      さて、うちは各HMに資料を取り寄せているくらいの段階なのですが、まっしんさんと違いうちの主人は
      『めんどうだからお前が読んどいて~』という感じなんです(*_*;
      いつもそんな感じで慣れているのですが、お前に任せると言う割には後から、『やっぱりこれは嫌だ』というのでちょっと困ります。
      伺いたいのは、まっしんさんのお家では、まっしんさんの方が先頭に立って調べたり決めたりという感じですよね。
      他の方のブログをみると、ご夫婦で意見が食い違ってもめたりしているようなので、まっしんさんのところは優しそうな奥様でそういうことはなかったのかなあと読んでいて思ってました。
      うちは、めんどくさがりだけど好みがハッキリしているというたちの悪いシンプルモダン好きの夫と(笑)、
      輸入住宅のようなエレガントなお家が好きな私とで、後々もめそうなので今から頭が痛いです(>_<)
      朝から長々すみません(~_~;

    2. まっしんはやぶさ より:

      SECRET: 0
      PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
      早速コメントをありがとうございます!
      参考にしていただけるようでしたら、書いた甲斐がありました(^^)
      嬉しいです♪

      我が家もいっぱいダメ出しくらいましたよ(笑)。
      妻は、私がのめり込むと手出ししづらいようで、普段は静観していますが、
      所々で核心を突くツッコミを入れられて悩む事も多々ありましたw

      でも、確かに色々自由にやらせてもらったので、恵まれているとは思います。

      我が家の場合、とにかく限られた予算の中に収めるという目標が一番重い課題
      だったので、その点をよりどころに決めて行けたところはあると思います。

      hanaさんは、今は資料請求段階ということですが、出来るだけご夫婦で気になる
      ハウスメーカーや工務店にたくさん足を運ばれることをお勧めします。
      あえて、hanaさんの好みと違うところにも、行ってみるといいかも。

      どんなお家でも良い所と弱い所があるもので、気に入った時は良い所に目にいき
      がちなのですが、決まった後は弱い所が気になって、あっちの方が良かったかなぁ
      と考えてしまうかもしれません。

      競合になる他の会社は、競合にはない弱い部分をPRしてくるので、自分の好みの家の弱点も見えてきますし、良い部分の再発見にもなると思います。

      弱い部分も含めて納得して決めるか、弱い部分を補う提案を求めることもできるかもしれませんね。

      ご主人は、「シンプルモダン」がお好きということですが、なぜシンプルモダンが好きなのかもよく話して見てはどうでしょうか?
      – かっこいい
      – 高級感がある
      – 丈夫そう
      など、大切にしている価値観が出て来たら何か共通点が見いだせるかもしれません。
      そのあたりを実際にハウスメーカーに行って、一緒に確かめてみてはどうでしょうか?

      あと、hanaさんが好きな輸入住宅に感じているイメージも聞いてみるといいかもしれませんね。

      男性の場合
      – なんとなく小っ恥ずかしい
      – 高そう
      – 和室がないのでは?
      – 2 x 4工法がイマイチ気に入らない・・・
      などの意見が出てくるかもしれません。

      このような心配も、ハウスメーカーで、営業マンにぶつけてもらってどんな答えが出てくるか一緒に聞いて納得いく答えが得られるか確認してはどうでしょう?

      いずれにしても、一気に白か黒かか決めようとせずに、どちらの選択肢もお互いに一緒に見ながら話しをしていけるとお互いに少しでも納得できる部分があるんではないかと思います。

      色々悩まれると思いますが、後であの頃が一番楽しかったなぁと思える日がくると思います。

      頑張ってくださいね♪

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