奈良の家のエピソードの続きです。
前回は、普通の方法でなければ、我が家でも家を買えるかもしれないということを、リーゼント男「ニシオカ」に吹き込まれたところまで紹介しました。
しかし、結婚を前にして借金と貯金が同額という、まぁ実質手持ちゼロと言っても過言ではない我が家にとって、家を買うのはどうなのか?
この点は、結婚前の妻がとても心配していたのも無理はありません。
「やはり、しっかり貯めてからの方が・・・」
という、我が家の意見は予想どおりと言わんばかりに「ニシオカ」は続けます。
「現在の住宅金融公庫の固定金利3.1%という数字がどのような意味を持つか知ってますか?」
当時の私たちにとって、この質問にはポカーンとさせられてしまいました。
「お二人の親御さんの頃は、金利8〜9%があたりまえやったんですわ。ちゅうことは、いつ3.1%が4%や5%に上がってもおかしないちゅうことなんです。」
「例えば、年間100万円貯めて10年間で1000万円の自己資金ができましたわな。さぁ、家を買おう思て金利が5%になっていたどうなります?今の3.1%に比べると1000万円以上の総支払い額が増えてまうんです」
「ハィ、ご苦労さん!という話ですわ」
私たちは、とにかく住宅金融公庫で固定金利で3.1%で借りられるということが、すごいチャンスであるということを刷り込まれていました。また、金利が上がってしまうともったいなく、あっという間に1000万円ぐらい飛んでしまう可能性があるということも・・・・
その後の金利がどのように変化したのかは、皆様ご存知の通りですが、当時の私たちにとっては、そうなのか〜これ以上金利が下がらず上がる可能性があるのなら、今買っておくのも手かもしれないなぁと妙な納得と焦りを感じさせられる話ぶりだったのです。
しかも、すでに家を買われている方々は、当然1000万円ぐらいはしっかり貯めてから買う人ばかりだと思い込んでいたのですが、私たちと同じように手持ちのお金がない状態で買う人はたくさんいるということも説明され、ますます勇気付けられているようでした。
つづく
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