テンプレ変更してみた → [意外な耐震対策] ボルトが緩んでも、ひとヒネリ [アーネストツー]

    番外編

    なにげにテンプレート入れ替えてみたんですが、どうでしょう?

    今週は、急激に冷え込みましたね。

    以前も書きましたが、やはり寒くなってくると、「隙間風対策」「サッシ隙間風」などのキーワードで当ブログの記事に訪問いただける方が多くなるようです。ありがとうございます。

    もちろん、今年も養生カバーを活用した、サッシの隙間を埋める処置は完了しておりますょ。

    今回は、特に進化していませんが・・・

    さて、思いもよらないアーネストワンの進化に感心したという話の続きです。

    なんと、格安で有名な建売のイメージなのですが、独自開発の制震装置を採用しているんですね。
    制震装置
    「震度6強の地震を最大67%低減。約200回耐えられる性能」だとかで、何やら凄そうではないですか。

    ただ、よく売り出している格安のアーネストワンの建物についているのかなと思いましたが、『建売住宅ブランド「QUIE」』とあるので、もしかしたら特別な仕様で、私がよく見かける建売にはついていないのかもしれません。

    実は、某ハウスメーカーで自慢の制震装置を見せてもらったのですが、あまり興味がなくて薄い反応しかできなかったので営業さんが困っていたことを思い出してしまいました(笑)

    次は、鉄筋の太さです。
    16mm鉄筋1
    建築基準法の太さ指定が13mm鉄筋であることから、大抵の鉄筋は13mmのことが多いようですが、この会社はあえて16mmを採用しているとのこと。

    確かに、我が家の仕様も13mmでしたが、アコルデの仕様を信じていますので心配はしていません。

    16mm鉄筋2
    こうやって見せられると、やはり太い鉄筋は強そうですねぇ。
    極限まで、コストダウンをしそうなイメージですが、ここで差別化するとは軽い驚きです。

    さらに、ホールダウン金物のビス数を改良して強度を高めてるんだとか。
    ホールダウンビス数
    金物も専用のものをわざわざ作ってるんですね。

    でも、もっと興味深いのはこちらです。
    ホールダウン点検口
    なんと、ホールダウン金物のボルトを点検して締めなおせる点検口が設けられてるんだとのこと。
    これは、この会社の自社特許なのだとか。建売住宅でそこまでするの?とびっくりしてしまいました。

    こんな感じで、住居者自身が自分で締めなおせるということです。
    ホールダウン点検口2
    ただ、この点検口の前に家具とかが置いてあると、容易には点検できないと思いますが・・・

    ちなみに、我が家のホールダウン金物の写真を見てみましょう。
    ホールダウン写真
    ビスの数は・・・どうですかね。アーネストワンの金具のイラストほどはありませんが、まぁ特に心配はしていません。

    このホールダウン金物は、筋交いのある壁に付いていますので、仮に点検口を付けたとしても締めにくそうですねえ。
    あと、お風呂の裏とかに位置する金物の場合は、どうしようもないですね。

    いずれにしても、我が家の場合、アクアフォームで金物が埋まってしまっているので、どうしようもありませんが(笑)

    おそらくアーネストワンの場合、グラスウールの断熱材だからできる芸当なんでしょうね。

    それにしても、いかに部品数と手間を減らしてコストダウンをするかということを重視しているとイメージしていたのですが、このような仕様をわざわざ採用しているとは思いませんでした。

    まぁ、かなりいろんなところで厳しい意見を言われているので、企業イメージの改善の危機感が強くなって来たのかもしれませんが。

    ところで、私は決してアーネストワンの回し者ではありませんよ(笑)

    あくまで、これらの様々な工夫が面白いなぁと思っただけです。
    実際の建物の最終的な評価は様々な視点で判断されるためのものであり、まだまだ根強い市場の評価やイメージは無視できないので、細心の注意が必要かと思います。

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