施主検査では、ほとんど問題はなかったとはいえ、やはり細かな修正はいくつかありました。
事前に、鈴木さんには連絡をいれていたのですが、施主検査の日にはまだ修理されていませんでした。
鈴木さんと、傷を確認していると・・・・
「あ〜、これはもっと傷を大きくしないといけないんですよ」と言いながら、おもむろにカッターで傷の部分をエグり始めました。
えっ? えっ?? え゛ぇ〜???
修理するためとはいえ、自分の目の前で家に傷を付けている様子は、衝撃的でした(笑)
本当に大丈夫なんだろうか・・・・
と、一抹の不安を抱えながら見ていると、いつもの調子で鈴木さんが細かく説明をしながら実演を続けてくれます。
修理する際の傷口のイメージはこんな感じです。
この凹み部分に補修材を埋めるのですが、ある程度の大きさがないと、取れてしまいやすく修理が難しいようです。
補修材は、電池式の半田ゴテのような道具で、溶かしながら埋めていきます。
半田ゴテは得意なので、ちょっと楽しそう(笑)
鈴木さんによると、補修箇所より少し明るめの補修材を選ぶと目立ちにくいんだとか。
鈴木さんが使っていたのも、まさにこんな黄色い道具だったような気がします。
この写真では、専用のスクレーパーを使っていますが、鈴木さんはさっきの黄色い半田ゴテ風の道具の先をスクレーパー代わりにして、補修箇所を平らに擦っていました。
この写真でも、十分目立たなくなったのですが、
このフローリングのように、木目がある場合は、上から木目を書いたりしてさらに目立たなくするようです。
こんな感じの補修セットで、同じことができるようです。
鈴木さん曰く、フローリングや建具の枠とかは簡単なんですが、クローゼットの扉とかの補修が難しいんだとか。
確か、下地の色に関係してたんじゃなかったかな?
薄い色の化粧シートの下が濃い色だと、上に薄い補修材を乗せて目立たなくするのが難しいと言ってた気がします。
で、肝心のカッター傷をエグッた結果ですが・・・・
無事、ほとんど分からないように修理されました!
ブラボー♪ あー、良かった(笑)
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