新しいプリンタ複合機が来て嬉しいけど困ったこと

    家電

    11年目でプリンタ複合機が故障した話の続きです。

    今回は、早速買い替えの様子をご紹介するのですが、ある程度は覚悟していたものの、案の定、いくつか設置にあたって苦労がありました。

    だから、買い替えの気が重かったんですよね…

    あと、もう一つ買い替えをためらっていた原因があったのですが、何を考えていたのか含めてご覧ください。

    流石に注文して当日には届かなかった

    前回書いたとおり、プリンタのヘッド洗浄カートリッジを使って、ヘッドの目詰まりと格闘していたのですが、結局全く解消されませんでした。

    気がついたら、深夜の2時頃になってしまっており、さすがにもう買い替えるしかないなと思って物色していたところ、なんとヨドバシカメラで当日お届けと出ているので半信半疑で発注してみました。

    我が家のマイミーオのかわりができるのは、電話&FAX付き家庭用複合機を唯一出している、ブラザーの後継機種しかないので、製品選びには悩みようがありません。
    旧機種同様、子機2台付きのエントリーモデル PRIVIO MJC-J739DWNを選びました。

    確か、当時マイミーオを購入したときは2万円台だったのですが、今回は約4万円とかなり良いお値段です。子機2台付って高いんですよね(前回も同じでしたが)

    深夜の2時台に注文したら、本当に当日の日付でお届けと出ていたので、本当に届くのかなと期待していましたが、当日の午後2時頃に当日のお届けが出来なくなったとの連絡がメールで届きました。

    ヨドバシカメラは、Amazonや楽天よりも翌日お届けが可能なことが多いので、よく利用しているのですが、こんなことは初めてでした。

    さすがに、深夜に受け付けて当日届けるというのは無理がありましたね。

    記録を見るとこんな感じになっていました。

    早朝に、入金確認と商品確保したうえで、夕方に配送会社に引き渡しとなったようです。

    17時過ぎに配送会社に引き渡してからの当日お届けは厳しいでしょうね。
    もちろん、この翌日に無事届きました。

    商品確保から配送会社への引き渡しに結構時間がかかっているのですが、もしもう少し早く渡せていたら、本当に当日に届いた可能性もありそうな気がして恐るべしヨドバシカメラです。

    ちなみに、この商品価格は、Amazonや楽天の最低価格から4000円ほど高かったのですが、10%のポイント還元が付いていたので納得しました。
    普段は、ポイントより価格重視なので、今回は当日お届けですぐセッティングを終わらせたかったんですよね。

    我が家にPRIVIOが来た

    現在、マイミーオの後継機種はPRIVIO(プリビオ)という商品名になっています。
    一日遅れですが、翌日お届けであれば十分早いですよね。

    今時、固定電話を使わないご家庭も多いと思いますが、我が家は一階と二階に子機を設置するので、2台の子機付きにしています。
    本体の有線受話器は設置スペースの都合上、取り付けずに子機だけで運用します。

    取り出した本体はこんな感じ。

    実は、以前からこのPRIVIOシリーズを見て、この本体の直線的なデザインが厚みを感じる気がして抵抗があったんです。

    マイミーオの、なだらかな曲線のデザインが気に入っていたので、このデザインが復活してくれないかなぁと思ってました。

    中古か型落ちの新古品で程度のよいマイミーオが見つかればよいなぁと思って、本気で探したぐらいです。

    しかし、新旧製品を並べてみたところ、ようやく納得できました。

    新しいPRIVIOは、明らかに小型化されてコンパクトになっています。
    マイミーオは、デザインで小さく見せる工夫がされていたのですが、PRIVIOは曲線を使う余裕がないほど、物理的に小さくなっていることがわかります。

    個別で見比べて見ていたときは、マイミーオより大きくなったような印象を受けていたのですが、いい加減な思い込みでしたね。

    ただし、奥行きは下の部分が出っ張っているので、上から見る印象ほど小さくなっていません。

    それでも、電話台の上に置いてみると、やはり明らかに一回りコンパクトになったとわかります。

    ブラザーが撤退していたら考え直す必要があったので、続けてくれていて大変感謝です。

    11年ぶりの買い替えなので、当然さまざまな進化をとげているのですが、今時らしくWiFi内蔵が標準なのが助かります。当時は、あえて有線LANモデルを購入して、AppleのWiFiルーター経由で家庭内LAN接続をしていたのですが、これでAppleの古いルーターはいらなくなりました。

    スマホアプリからできることも段違いに増えたので、これも地味に便利になりそうです。

    意外に書類をスキャンしてデータにしておきたい時があり、メディアの抜き差しなしにスマホに直接取り込めるのは段違いに楽です。

    スマホカメラの取り込みでも良いのですが、スキャナで取り込んだ方がシワや歪みがなくて綺麗ですからね。

    と、こんな感じで簡単に設置が終わったように見えるのですが、実際は色々困ったことがありましたので、ここからご紹介していきます。

    電話帳の移設で困った(解決)

    意外に面倒だったのが電話帳です。

    少なからず、固定電話の中の電話帳機能で電話番号を登録していたのですが、スマホでの高度な管理方法に慣れていると、この内容の移行がかなりめんどくさい。
    まず、電話帳は親機と子機で別々にデータを管理して持っています。
    色々調べて、子機から親機に電話帳データを転送して、親機で電話帳の内容を印刷できることを発見できましたが、同じメーカーの機種でも電話帳データを移す機能はなさそうです。

    しかも、以前はPCのアプリで電話帳データを編集することができたのですが、この機種では、当時のようなアプリがなさそうです。

    コツコツと、子機の操作で登録するしかないのかと落胆していたら、Web Based Managementという機能があることを発見しました。

    こちらは、アプリをインストールすることなく、ブラウザ経由でプリンタにアクセスしてさまざまな設定ができる機能です。

    この中に、アドレス帳を編集する機能があり、こちらを使ってサクッと電話帳を登録することができました。データの移設ができないため、タイピングが必要でしたが、パソコンで入力する分には大した量ではなかったので助かりました。

    ちなみに、着信音を着信の電話番号によって出し分けられると思って、一生懸命個別で設定したのですが、ナンバーディスプレイ契約をしていないと機能しないため意味のない作業でした(笑)。

    しかし、今だに固定電話って、着信番号が確認できるナンバーディスプレイが有料なんですね。
    70歳以上の高齢者向けには、2025年3月までの間無料になっているそうですが、携帯のように標準機能にするのは難しいんですかね。

    古いmacのプリンタドライバで困った(解決)

    実は我が家は、諸事情で古いMacのOSでしか動かないアプリからの印刷する機会が年に一度発生するため、古いMacからプリンタに接続しようとして呆然としました。

    2006年頃のMacなので、最新のPRIVIOのプリンタドライバが対応しておらず選択できないですよね。
    しかし、他の最新MacOSをインストールしている環境からプリンタの共有をしたところ….

    共有プリンタを選択するとAirPrintでドライバが利用できるようになりました。
    プリンタを交換すると、パソコン環境もアップグレードする必要があるのかと途方に暮れましたが、なんとかこれで使い続けられそうです。

    (といいつつ、結局別の意味で環境構築にかなり手間をかけたのですが、ここでは省きます)

    インクカートリッジで困った(解決?)

    さらに、困ったのが互換インクです。
    子供達のカラー印刷の頻度が多いので、我が家は互換インクを確保しておかないとかなり困るのですが、前回ご紹介した下記のショップには、新しいPRIVIOのインクがなぜか取り扱いがありません。

     MJC-J739DWNに対応するインクは、LC411-4PKというタイプなのですが、どうやらこの世代のインクカートリッジは、内蔵されたICチップに保存されたロット番号で高度にインクを認識する仕組みになっているようです。このため、互換インクの製造が、以前より難易度が上がっているのだと思います。

    探してみると、LC411-4PKの互換インクは見つかるのですが、シリアル番号「N7 」とか「N10」などの記述を見かけます。この同じ番号のインクを同じ機種では1回しか使えないらしく、購入時には注意が必要だとわかりました。

    随分面倒だなぁと思いつつ、さらに調べてみると、番号区別が不要というインクが見つかりました。

    こちらは、純正品と同じ容量で番号を気にせず利用できるようです。

    非純正品なので、もちろん自己責任となりますが、ひとまずこちらを入手して次の交換の際に試してみようと思います。もし、面白い失敗談が語れるようなことがありましたら、またご紹介します。

    ということで、プリンタに限りませんが、あまりに古い機種を頑張って使い続けていると、浦島太郎で交換に意外な苦労をするもんだというお話でございました。

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