10年持たなかった加湿空気清浄機

    家電

    先週は、すっかり風邪っぴきで、つらい一週間を過ごしておりました。

    ちょっと喉が痛いかなと思ったら、みるみる具合が悪くなってしまったのですが、原因の一つは暖房を付けずやせ我慢?していたことも理由です。さすがに週末の寒さには耐えられず暖房を付け始めましが、単に電気代を気にしていたのではなく、エアコンを付けたときの乾燥も心配していました。

    実は、昨年まで使っていた加湿空気清浄機を妻が処分してしまい、新しい加湿器をまだ導入していなかったんですよね。
    一度、9月末に消費税増税前を狙って探しにいったのですが、あまり選択肢がなく先送りにしていたんです。

    結局、風邪を引いてしまったら本末転倒なわけですが・・・(苦笑)

    せめて新しい加湿器を買ってから、処分したら良かったのですが、そこまでして妻が早く手放したかった理由を振り返りながらご紹介したいと思います。

    くしゃみ_flu-1679104_1920
    へぇっくしょん@Sambeet DによるPixabayからの画像

    さよならした加湿空気清浄機

    問題の加湿空気清浄機を使っている写真を探してみたのですが、かろうじて見つかったのがこちら。

    加湿空気清浄機_IMG_0878
    荒れてる….(大汗)

    こちらは、今や懐かしいSANYO製の製品です。
    ABC-VWK14B_SANYO加湿空気清浄機
    確か、この家に入居したときにケーズデンキで現品限りの格安価格に惹かれて選んだ記憶があります(笑)
    ただ、当時としてはスッキリしたデザインで、コンパクトなサイズも気に入っていました。

    こんな感じで奥行き20.5cmの加湿空気清浄機は、今でも結構珍しいのではと思います。
    B002MKOGLK08.jpg

    ちなみに、SANYOはPanasonicに吸収されてしまいましたが、きちんと当時の製品情報と取扱説明書がPanasonicのページに載っているのは、さすがですね。

    すぐなくなるし、入れ替えにくい水タンク

    この製品の仕様情報は、こんな感じです。
    ABC-VWK14B_SANYO加湿空気清浄機_仕様
    あらためて見ると、当時加湿空気清浄機のことをあまり深く考えずに選んでいたなぁと痛感させられます。

    そもそも、加湿が気になって購入したのですが、加湿適用床面積の目安が、木造だと〜8.5畳になっています。
    我が家の場合、和室を仕切ったとしても18畳のLDKでおまけに吹き抜けリビング階段です。
    加湿が役に立っていたのかどうか、今となっては定かではありません(汗)

    そのせいもあると思いますが、とにかく水の交換頻度がとても多いんですよね。
    朝に満タンにしても、一日持たないイメージでしたが、タンク容量が2.5Lでは少ないことを学習しました。

    タンクの持ち方と形状も大事

    問題は水の交換頻度だけでなく、交換そのものにもストレスがありました。
    交換の様子が説明書に、このように図解されているのですが・・・
    水タンク
    実は、この持ち方で水を満タンにすると、このままではキャップをはめられません(笑)
    まず、タンクの下部分が平らではないために、どこにも置けないのです(汗)

    片手を添えてバランスを取りながらシンクなどにおけば、片手を外してキャップや蛇口を閉めたりすることが出来ましたが、なんとなく濡れたシンクに置きたくありません。
    仕方がないので、タンクの真ん中あたりを鷲掴みにして片手で持ってバランスを取ったりしていましたが、男の私でも持ちにくい上、片手で2.5Lはかなり重いので、妻はもっと大変だったようです。

    この経験で、タンクの水の入れやすさって結構重要なんだと思い知りました。

    10年持たなかった最大の理由

    この加湿清浄機は、この通り加湿フィルターが10年交換不要となっていました。
    B002MKOGLK03.jpg
    購入したのが2012年なので、昨年の冬までだと約6年程度しか使っていない感じになると思います。

    とはいえ、今回決して故障したとか、フィルターがだめになったというわけではありません。
    あくまで、妻が利用に耐えかねたのが処分の理由です。

    では、何が耐えかねたのでしょうか?

    この製品は、次のようなメッシュタイプの加湿フィルターを湿らせて気化させることで、ゆっくりと加湿させる仕組みになっています。
    B002MKOGLK05.jpg
    この加湿フィルターの生地は、最近のPanasonicの加湿空気清浄機でも採用されているものと似ていて、比較的メンテナンスが簡単で、長持ちすると言われているそうです。
    確かに、このフィルター自体は、お掃除が簡単で洗えばすぐ綺麗になりますし、長持ちしそうなものでした。

    しかし!問題は、この中身なんです!
    背面
    とにかく、ありとあらゆるところにカルキというかカルシウム?が固着した汚れが蓄積して、真っ白になってしまいました。このお掃除が、最も大きなストレスだったようです。

    私も一緒にネットで見つかるクエン酸を使ったメンテナンス方法なども試して見たのですが、完全には取り除けず、結局シーズンオフには蓄積してしまい、年々見るのがうんざりとなり、前回のシーズンオフに処分したというのが経緯でございます。

    この機種の性格なのか、我が家のメンテナンス方法が悪かったのかは定かではありませんが・・・

    皆さんどうされてるんですかねー

    ということで、これらのストレスから解放されたいと願いつつ、次の加湿空気清浄機選び編に続きます。

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