ビルダー選びでコストダウン(パワービルダー系&超ローコストハウスメーカー編)

    コストダウン

    ローコストな家づくりシリーズの続きです。

    ビルダー選びでコストダウン(コミコミ&ネットワーク編) – コストダウン

    ローコストな家づくりシリーズの続きです。土地探しにおけるコストダウン[未体験編] - コストダウン前回に続いて、土地探しにおけるコストダウン・節約に関して、結局体験できなかった話です。土地探しにおけるコストダウン[実践編] - コストダウン相変わらず、当ブログはアッチコッチと話が行ったり来たりしており、懲りずに度々ご訪問いただける皆様には申し訳ないかぎりでございます。そんなことを言いながら、またまた唐突…

    前回は、コミコミ住宅と工務店ネットワーク系から選ぶ方法をお伝えしましたが、さらにその続きです。

    パワービルダー建売住宅系

    パワービルダーと言えば、飯田グループ系が有名ですね。我が家も、アコルデと出会ってなければ、ひとつ建設で建てていたのではと思うほど、かなり魅力的な価格でバランスが取れた仕様でした。

    床が冷たすぎたり、クロスは選べなかったりと不安材料もいくつかありました。

    一方で、圧倒的な建売建築での大量仕入れにより、準防火の網入りガラスの追加費用にも特に追加費用がかからないというのも大きな魅力でした。

    土地が見つからないからパワービルダーに聞いてみよう作戦 – パワービルダー(建売・規格住宅)

    ひとつ建設の話の続きです。ホームページから調べると、平塚に店舗があったので連絡してみたのですが、町田の店舗から連絡がありました。平塚の店舗は建売り専門のようで、規格住宅は町田店の扱いとのこと。やはり、まだ始めたばかりのようで、取り扱う店舗が限られているようです。…

    東栄住宅

    特にパワービルダーの飯田グループの中でも東栄住宅は、長期優良住宅を取得していたり頭一つ抜きん出た高性能なイメージで気になっていました。価格的には、我が家が望むローコストの価格帯まで安くはなかったようなので、結局問い合わせすることはなかったのですが、仲介業者の人も、飯田グループの中でも東栄住宅はわりと評価が高かったので、コスパは高いのかもしれません。

    分譲のいいとこどり③お客様の負担を軽減 | 注文住宅|東栄住宅なら住宅性能評価書全棟ダブル取得で安心

    住宅を自由に設計できることが注文住宅の最大の魅力ですが、土地を探したり、間取りや細かい仕様を決めたりと、調べる、考える、決断することが山積みで、打ち合わせ回数も増えてきます。東栄住宅の趣暮なら、基本プランに自由設計を組み合わせたパターンオーダーが基本になりますので、お客様のご負担を大きく減らしながら、こだわりの家づくりを実現していただけます・・・

    飯田産業

    当時、飯田産業は近くになかったため、訪問することはできなかったのですが、ここもリーズナブルに家を建ててくれそうです。当時はなかったと思うのですが、階数と建物面積だけで、建築費の概算シミュレーションが出来るのも面白いです。
    我が家の30.8坪2階建て程度だと、1310万円程度からで建てられるようなので、かなり手が届きやすいのではないでしょうか。

    【飯田産業の注文住宅】価格シミュレーション

    家づくりには、本体価格の他にもさまざまな費用が必要となります。後から追加費用を都度提示されると、せっかく描いていた夢を諦めることになりかねません・・・

    超ローコストハウスメーカー系

    ローコストハウスメーカーと言えば、タ◯ホームやレ◯ハウスが思い浮かびますが、我が家にとっては、ちっともローコストではありませんでした。定義としては、いかにも高級な積◯ハウスや三◯ホームよりローコストということであって、住宅展示場のハウスメーカーに分類されているだけで、やはり一定以上の価格帯なのだということを思い知らされたのが苦い思い出です。

    しかし、世の中には、さらに超ローコストハウスメーカーという分野がありました。
    最近では、税抜き768万円(ただし19.37坪)からという驚愕の破格値で建てられる注文住宅を展開している会社もあるようです。約30坪で999万円〜なので、確かに超ローコストです。
    あまりに安すぎる上、我が家は訪問したことがないので、ご紹介すべきかどうか悩ましいですが、興味があれば768万円で検索してみてください。

    スキマ設計(あえて仮称のまま・・・)

    我が家が実際に訪問した超ローコスト注文住宅と言えば、スキマ設計です。当時は、ここでも一声1000万円で建てられるという話でした。今では、エコや長期優良に対応したちょっとグレードの高い家も選べるようですが、とにかく仲介業者からは止められたのが印象的でした。確かに、ブログ村でも、ここで建てて苦労されている人が多い印象だったので、それなりに覚悟した上で建てる必要がありそうです。施工の不安さえなければ、かなりコスパの高い仕様で提供している会社なんですけどね。あまり、細かいことは気にしないという方であれば、選択肢としてアリなのかもしれまん。

    [怖いもの見たさ?]スキマ設計と木杭の地盤改良 [ここも1000万円で建てる] – ローコストハウスメーカー

    野原仲介には、やめとけと言われたのですが、近くにあったスキマ設計のモデルハウスに行ってみました。モデルハウスの外には看板が出ていて、坪単価22.9万円〜と書いてあります。玉砕ホームの25.8万を下回る金額でびっくりです。ほんまかいな。…

    秀光ビルド

    個人的に気になっているのが石ちゃんがイメージキャラクターの秀光ビルドです。現時点では、神奈川に進出していないようですが、非常にツボを付いた商品パッケージで展開していると感じました。この会社は、週刊文春の記事で一躍有名になってしまいましたが、その後の社長の考え方を読む限り、共感する点が多々ありました。とはいえ、実際にこの会社で建てた方のブログを拝見すると、色々苦労している様子も伺えますので、発展途上なのかもしれません。Webサイトの情報では、はっきりした価格帯は明確ではありませんが、施主ブロガーさんの情報を見ると、1000万円前半での見積りが出ているようなので、超ローコストの部類なのかもと思います。

    秀光ビルドに「文春砲」の波紋、社長に独占取材|日経アーキテクチュア

    週刊文春に「急成長『格安一戸建て業者』は欠陥だらけ」と題する記事が掲載されたのは、3月16日のこと。秀光ビルド(石川県加賀市)が設計施工を手掛けた複数の住宅で瑕疵が見つかったことを報じる内容だった。同社の年間建設棟数は約1860棟。ここ10年で急成長を遂げたが、品質管理上の問題はなかったのか。同社の本間航也社長が、日経ホームビルダーのインタビューに応じた。

    アズマハウス

    和歌山の会社なのですが、なんと880万円で、太陽光発電+オール電化仕様や、屋上庭園+オール電化、長期優良住宅を選べるというのですから驚愕です。実は、この会社は株式市場で配当利回りランキングでも上位でして、3.83%もの高配当利回りを叩き出しています(一時期お試しで株を持ってみたりしました)。施工の評判はあまりわかりませんが、ローコスト系の住宅会社がしっかりとした施工と評判で収益を出しているのであれば、業界の選択肢が増えて嬉しい話ですね。

    輝シリーズ『Familica』|和歌山市/岩出市 注文住宅・新築一戸建て|アズマハウス株式会社

    輝シリーズ『Familica』洗練されたフォルム、上品でスタイリッシュな気が流れる家。家族のライフスタイルに合わせてあなただけの理想の住まいをご提案します。完全自由設計で描く理想のマイホーム「本物嗜好」を求めるデザイン性に優れた住まいを実現します。太陽光発電+オール電化標準「880万円の家」

    ということで、当初我が家は1500万円以内で注文住宅を建てるのは無謀と思ったのですが、意外に選択肢は他にも色々あるのかもしれません。

    価格だけで選ぶことの注意

    ここまで、価格重視の話をしながら矛盾がありますが、価格だけにとらわれず冷静に選ぶために気をつけた方が良い点です。

    コストダウンの得意分野を確かめる

    一言で安いといっても、会社ごとに得意分野が異なる場合があります。得意ではない部分を他社との競合で無理に安くしてもらっても、他にしわ寄せが出るかもしれません。自分がこだわりたいポイントが得意な会社だったり、逆に制約が特に気になかったりすると、コストダウンにさらに有効になりえると思います。

    例えば、我が家が遭遇した得意分野の一例です。

    • 親会社がサイディング屋だから16mm金具施工サイディングを格安で標準で提供できる
    • 設計や現場施工の自由度が高く追加コストが小さい
    • 材木屋だから良い材木の費用が安い
    • 自然素材が得意でローコスト施工が可能
    • 自社施工だからセルロースファイバーを安く提供できる
    • 大量仕入れだから安く出来る(標準仕様以外は高くなる裏返しでもある)
    • 宣伝広告費を抑えている(住宅展示場にモデルハウスを出していない,固定のモデルハウスがないなど・・・)
    • 住宅設備のメーカーを統一している
    • 営業を置いていない。現場にお金をかけている
    • 一部制約がある(クロスは選べないなど)

    逆に、ローコストである理由が曖昧な場合は、ちょっと不安な気がします・・・

    設備の豪華さに惑わされていないか?

    ローコストをアピールする会社にも大きく二通りありました。

    • 特に奥様の目を引きやすい、水廻りの住設や内装外装などわかりやすい部分が豪華な会社
    • 住設はそこそこで、構造や断熱性能がしっかりしている会社

    このあたりは、大抵注意していれば、気がつくと思いますが、事前にわかりにくいのが「設計自由度、オプション施工の柔軟性が高い会社」です。この点は、見積り金額に現れにくいのですが、契約してから家の角が多くなると、予想外に費用が追加となる場合もあるようです。
    アコルデの場合、角が増えてもほとんどに見積りに影響なく、天空率の対応やガラスブロック、ニッチの取り付けなど、追加コストなく施工してもらえるという、予算不足の我が家には、とても安心の対応でした。
    折角の注文住宅で、オプション費用が怖くて”注文”できないというのは、とても寂しいことですよね。事前にオプション費用の仕組みを確認して計画を立てておくと、家づくりを安心して楽しめると思います。

    最後は予想外に予算が膨らんで調整に苦労するのが、どうしても注文住宅のお約束のようです。事前に少しでも精度の高い費用が把握しておくことも、ローコストな家づくりには欠かせないポイントだと、痛いほど実感した次第です。
    すっからかん

    100年ホームも自由設計、ただし角の数には要注意! – ローコストハウスメーカー

    100年ホームの間取りファイルを借りたままなので、返却をかねて細かい確認に行きました。当日は午後からスーモカウンターで予約した建築会社と約束があり、家族も少々飽き飽きしてきた時期なので、朝一番で一人で行ってきました。この日は、2011年12月3日でした。前回同様、営業のKさんが対応してくれます。…

    救いの天空率 – 配置計画

    こちらで検討した、屋根の形について、アコルデの社長から返事がありました。送った屋根の形状でパースを起こしてみてくれるそうなので、岡本社長のパッと見ではおかしな提案ではなかったのかなと安堵しました。あと、1.5母屋下げと言われていたのですが、正式に調べると1母屋で大丈夫とのこと。1.5母屋だと、二階の東側の窓を低めに設定しなければならなかったのが、高く設定できるとのこと。母屋下げは、窓の高さにも影響するん…

    [着工92日目その3] クロスがぁ!玄関~ガラスブロック~ニッチやら – 上棟〜木工事

    着工92日目フォトレポ続きですが、だんだん完成しつつある我が家の写真を紹介することになって来ました。長く続けたきたブログも終盤になって来て、ネタが限られてくるとなんだか寂しくもありますね。さて、早速の写真です。なぜか、玄関シューズボックスの上のほうですがw、クロスが貼られています!次は、玄関からダイニングに入った所のガラスブロック!ジェラータの枠が柔らかくていい感じです♪これは、リビングの和室と隔てる…

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