「そうそう当たるものではない」とは、かの有名な男が残した言葉ですが、垂木には当たったほうがよいということを前回書きました。
では、野地板施工はやはりダメなのでしょうか?
急に心配になった私は、各業者さんをメールで質問攻めにしていたように思います。
そうすると、野地板施工と言っても、色々とあることがわかってきました。
一つのメーカーでも、様々な施工方法があるようです。
エコルマンド曰く、あまりお勧めしたくないというのが、こちらのアンカー金具でした。
(画像はお借りしています)
この金具をお勧めできない理由は、金具毎に11本ものビスを打つので、屋根にたくさん穴をあけることになるからです。
金具の横幅があるので、いずれかのビスは垂木に当たるだろうとのことでした。
おそらく野地板にしっかり固定するために広い設置面積とビスの数がたくさん必要なのだと思いますが、もしかしたら垂木に当たりやすくしているのかもしれません。
一方で、エコルマンドのお勧めの金具はこちら、
スレート架台というレールのような台で取り付ける場合の金具なのですが、この場合は金具あたり5本のビスですみます。
うん、確かにこっちの方がなんとなくスマートですし、ビスの数が少ないので精神衛生上いいですね。
しかし、野地板施工なので、裏から見ると
こんな感じです・・・(苦笑)
エコルマンドさんによると、「スレート架台でも強度は十分保てる」のでお勧めだと。
ということは、強度はやはりアンカー金具の方が強いということの裏返しでもあるんですよね。
できることなら、少しでも新築の家にあける穴は最小限にしたいのはもちろんですが、固定強度を取るか、ビスの少なさを取るか・・・・ますます悩みは尽きないのでした。
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