屋上庭園と玄関が重くて開かないのが自慢の家

    ローコストハウスメーカー

    均千館の後、以前四季仲介に教えてもらったトマト住建の完成見学会に行ってみました。

    固定のモデルハウスがない遊牧民?

    トマト住建は、教えてもらった直後に調べてみたのですが、関西から進出してきた会社のようで、神奈川の事務所はあまり大きくなく、モデルハウスなどもなさそうです。
    毎週あちこちで関係見学会を開いて、そこでお客さん対応をしているようなので、そのゲリラ的な対応が神奈川の地にまだ足がついていないような気がして敬遠していました。

    規格住宅の30坪の価格が知りたい!

    あらためて、トマト住建のホームページを見ると建延約22坪で880万円からの規格住宅を扱っているようです。
    アチチホームやCRJのプランと比較すると割安感はない気がするのですが、30坪タイプだとどのくらいの価格になるのかが気になっていました。

    もうひとつ、この規格住宅は、ホームページに掲載されている間取りが、自分好みのものが多かったこともあります。小さな建延でも上手にまとめた間取りが多く、規格住宅でも選べるものがいくつもある印象でした。

    1500万円に収まるパックプランの魅力と関西風味

    あと、30坪の自由設計で1450万でカーテン照明と付帯費用や諸費用を全て含んだパックプランもあり、気になっています。諸費用がカバーする範囲によっては、お得かもしれません。
    上限がはっきりしているのは安心ですね。(ちなみに現在は1500万円になっているようです)

    完成見学会の現地は、かなり住宅が密集しているところに一軒単独で建築されていました。
    駐車場にテントを張って、3人の営業マンが客待ちをしていて迎えてくれました。
    しかも、第一声の「いらっしゃいませ〜」から、いきなり全員ベタベタの関西弁です(笑)。

    関西人

    超〜なつかし〜(笑)。単純ですが、これだけで親近感がわきます。
    でも、久しぶりに聞くと、胡散臭くも聞こえるんですよね〜。

    ただし、事前に約束していた営業担当者のIさんは、関東出身の方でしたのでちょっと安心しました(笑)。

    省エネで表彰されるほど高気密・高断熱

    トマト住建の家は、自由設計・規格住宅に関わらず全商品の外張り断熱だそうです。
    何度も省エネ住宅の表彰を受けている高気密・高断熱性能をPRしていました。

    それと、ネットの書き込みでも確認していたのですが、トマト住建が採用するシャノン製の樹脂サッシの性能が高く断熱性能へ貢献しているというのも魅力的です。

    30坪のモデルハウスがリアリティがあって参考になる

    間取りは、ちょうど私たちが想定している約30坪の間取りで、一階に和室とLDKになっていてとても参考になります。玄関は最低限で、洗面脱衣所の中にトイレがある間取りになっていました。
    リビング階段も採用しており、できるだけリビングを広くする工夫と思いましたが、洗面所内のトイレは我が家では採用はなさそうです。
    ローコスト住宅のテクとかでも洗面脱衣所の中にトイレをつくることで、スペース効率と建具の削減ができるようなことを見たことがあるのですが、やはりトイレは独立させたいです。

    16帖LDKは、ちょっと狭いという肌感覚

    おそらく2間×4間の良くある長方形の対面キッチン採用の約16帖のLDKだったのですが、まだなにも家具がないにもかかわらず、少し狭く感じてしまいました。
    ダイニングテーブルとソファーを置くと、あまり余裕がなさそうな気がします。
    と、いつの間にか贅沢な感覚で16帖LDKは最低限確保したいサイズだなぁと実感しました。

    二階は、寝室と子供部屋×2で、こちらも我が家の想定に近いです。
    階段上がってすぐの廊下に洗面台があるのですが、将来子供が大きくなったら洗面台が一階だけで足らないだろうということで、二階で共用できるようにしたそうです。どこでも考えることは同じですね。

    屋根と同じ価格で屋上庭園が出来ちゃう!

    もう一点、この家の目玉の屋上がありました。
    屋上庭園

    この時、トマト住建が最も力を入れているのが、挟小地で庭が取れないような所でも屋上庭園で庭が確保できるという提案でした。新しい施工方法で大幅なコストダウンが可能となり、屋根と同じ価格で屋上が実現できるそうです。

    屋上にあがってみると、確かにこれはすごく魅力的です。
    隣家との距離があまりなく、たくさんの家が密集している住宅地なのですが、この家だけが一つ頭が抜けており他の家の屋根を見下ろすことができる高さで、とても眺めがよく気持ちがいいです。
    屋上は、思った以上に広々しており、ここならかえって普通の庭よりも人目を気にせずバーベキューなども全然可能です。オプションによって、花壇や畑を作って屋上緑化ができるようでした。

    屋根と同じという誘惑と罠?

    ただし、屋根と同じ価格で可能といっても、標準仕様で建てた場合で、我が家が狙っている一番低い価格帯の規格住宅やパックプランでは対象外のようでした。
    あと、当然屋根裏がなくなりますので、小屋裏収納とはトレードオフになるわけで、我が家としては収納スペースのほうを優先したいところです。

    屋根と同じ

    建延約22坪で880万円の規格住宅のことも聞いてみましたが、手元に資料がないようで別途資料を送ってもらうことにしました。30坪だと大体1200〜1300万になるそうです。
    間取りの自由が効かない規格住宅しては、やはり高いなぁという印象なのですが、外張り断熱で長期優良仕様が標準なので、他社には負けませんと強気です。

    関西系企業ということで、本番見積もり時の値引き伸びしろが期待できるかもと勝手な期待をして、一応キープにしておこうと思いました。

    ドアが重くて空きにくいのは、お決まりの仕込みでは?

    最後に妻が建物の玄関から出ようとすると、玄関が重くて開かないようです。
    すかさずIさんから、これこそがトマト住建の高気密のすごさなんですという説明で、すごいなぁと思ってしまいました。
    しかし、後で落ち着いて考えてみると、これはお決まりのイベントなんじゃないかと思います。
    換気扇がどうこうと言ってましたので、意図的に排気の換気扇をフル回転でまわしていたのではないかと勘ぐってしまいました。

    普段から本当に、こんなに扉があけにくいようじゃぁ不便でしょうがないですしね。

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