セミオーダー住宅が30坪で1980万円の時代

コストダウン

我が家が注文住宅を検討していた2012年頃は、結構住宅会社がWebサイトに住宅価格を掲載していたのですが、最近は具体的な価格を表示しているところが減っている気がします。

おそらく、立て続けに建材やエネルギーコスト、人件費の高騰が起こっていて、価格改定のサイクルが短いことと、価格を乗せてしまうと先入観で問い合わせの機会が減るなど、色々事情がありそうだと想像してしまいます。

そんな中で、パワービルダーの東栄住宅から明確に価格を打ち出した、新しいセミオーダー住宅が発表されたので、取り上げてみたいと思います。

セミオーダーで30坪 本体価格1980万円(税抜)のICHI-YUME

2025年9月18日に、東栄住宅から関東地区限定で、セミオーダー型注文住宅「ICHI-YUME(イチユメ)」が発表されました。

次のような約30坪の住宅を1,980万円(税別)で建てられるセミオーダー住宅だそうです。

PR TIMES 【東栄住宅】関東地区限定のセミオーダー型注文住宅ブランド「ICHI-YUME(イチユメ)~いちばんの夢、ひとつ叶える~」を発表

今どきらしく、コスパ・タイパ・スペパ・リスパと4つのパフォーマンス提供が特徴とのこと。

ICHI-YUME 4つのパフォーマンス

住宅性能は「長期優良住宅認定」「ZEH基準断熱・省エネ性能」や耐震+制震ダンパーを標準搭載ということです。サッシの仕様は見つけられませんが、おそらく樹脂サッシではなく分譲住宅仕様と同様にアルミ樹脂複合サッシ仕様でしょうね。

ただし、熱交換器システムは標準搭載だそうです。

ICHI-YUME 品質・性能

規格住宅じゃなくて、セミオーダー住宅?

このICHI-YUMEは1万点以上のセレクトプランの中から間取りを選ぶということなので、規格住宅とは少し差別化をしているようです。

ICHI-YUME ご注文の流れ

東栄住宅には、BLOOMING CRAFTという完全自由設計も含む注文住宅ブランドがあり、その中で規格住宅(企画型住宅)との中間に、セミオーダー型のICHI-YUMEが位置づけられていました。

BLOOMING CRAFT

規格型住宅よりもカスタマイズの許容度が高いということかもしれません。

次のご注文の流れで、プラン修正のステップがあるので、一般的な規格住宅よりも修正の融通が効くということでしょうか。

ICHI-YUME ご注文の流れ

このようなカスタマイズの対応が可能とありました。

ICHI-YUME ご注文の流れ

1坪のバスルームの図面なのに1.5坪のバスルームへの変更が可能のように書いてあります。壁や柱の位置にも影響すると思うので、確かに一般的な規格住宅では難しい要望でも聞いてもらえるのかもしれません。
1.5坪のバスルームと言えば、富士住建を思い浮かべてしまいます…

ペニンシュラキッチンや暖炉の設置も結構大きな変更になりますね。

この価格帯の住宅を選ぶ方は、コストにシビアな方が多そうなので、このような贅沢仕様がターゲットに合うのかどうか気になりましたが、ベースを抑えつつ贅沢をしたいというニーズもあるのかもしれません。

他の飯田グループの価格帯が気になる

東栄住宅と言えば、パワービルダー大手の飯田グループホールディングスの中でも品質高めで価格帯も高めのイメージです。この東栄住宅がコスパ推しで新しいブランドを出して来たということは、さらに低価格帯のカバーができる、一建設やアーネストワンの展開も期待してしまいます。

我が家が建築を検討していたときは、趣暮(しゅくら)というブランドで注文住宅を展開していました。
価格帯情報を調べてみたら、こんな情報がありました。

みんなの工務店リサーチ

本体価格が1千万を切ってくれないと、総額で1500万円以内の目標をクリアできそうにないので、趣暮は厳しそうと思ったのを思い出しました。

そこで、当時の飯田グループ系の価格情報と、我が家の建てたアコルデと、関連会社のトゥルーライフホームの情報を一覧にしてみました。

東栄住宅東栄住宅一建設アーネストワンアコルデトゥルーライフホーム
趣暮
(ブルーミングクラフト)
ブルーミングクラフト
ICHI-YUME
リーブルセレクトクレイドルパレット
2012年頃
(コミコミ額)
1,200〜1,500万円980万円
(1,331万円)
780万円(1,361万円)1,254万円*
*2017年
2025年現在
(コミコミ額)
1,980万円??(2,164万円*)
*2023年
(2,000万円)
タイプ自由設計セミオーダー規格住宅規格住宅自由設計自由設計
備考30坪27〜32坪25.72坪30.80坪29.75坪

当時、唯一我が家のおサイフ事情に合いそうだったのが、32坪まで本体価格980万円の一建設のリーブルセレクトだったのですが、現在は価格を公開していません。アーネストワンも安そうだったのですが、施工品質の評判の悪さや正面で一建設に比較して見劣りがあったので、問い合わせはしませんでした。

アコルデは、当時、本来200〜300万円ぐらい上の価格帯が主要ターゲットだったのに、この一建設と同等の価格帯でさらに自由設計で、遥かに充実した仕様を実現してくれたのですが、2017年頃にトゥルーライフホームから同等の価格帯のパッケージ商品を展開していました。

そのトゥルーライフホームも現在(2025年9月)では、30坪で2,000万円になっており、東栄住宅のICHI-YUMEと同等価格帯に見えますね。

トゥルーライフホーム

ただし、完全自由設計だったり、樹脂窓が標準設計になっている点など中身の異なる点が多そうです。

トゥルーライフホーム

東栄住宅のICHI-YUMEに興味がある方にとっては、トゥルーライフホームも十分魅力ある商品なのではと思いますがいかがでしょうか。

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