シャワートイレの側面スイッチは意外に邪魔な問題

    DIY

    二階のシャワートイレ問題の続きです。

    前回、分離型のトイレを採用したおかげで、便座が取り替えられることに気づいた話を書きましたが、新築時にしっかりこの点をチェックされている方もいらっしゃるんですね。
    最近、とある家づくりブロガーさんが、標準仕様の一体型ではなく、便座の交換に備えてあえて分離型を選択したという記事を書かれているのを見かけました。見た目に惑わされない、冷静で懸命な選択をされる方がいらっしゃるんですね〜すごい。

    もし、私がもう一度家を建てる機会があったら、今回の経験でわかっていてやはりそのスタイリッシュさから今度は一体型を選んでしまいそうです(笑)。今度は、必死に壊れないようにお手入れを頑張ると思いますが、見た目の素敵さに引っ張られて、なんとなく自分には不都合な事態が起こらないと思ってしまいそうな気がするんですよね(汗。

    ただ、便座が交換しやすい分離型を選んだからといって、純正品が以前と同じ選択肢を提供し続けてくれるとは限らないようです・・・

    トイレ_リモコン
    リモコンを無くすから側面操作部を大きくしなければならないという大人の事情?

    わが家のシャワー便座の後継機はこれなのか?

    わが家のシャワー便座は、ジャニス工業のSCS-J200Dという品番の製品とどうやら同じようです。しかし、さすがにかなり前に廃番となっていて、同じものは市場在庫でも見つかりません。できれば、同じ製品の方が便器ともピッタリフィットして良いかなと思ったのですが、諦めるしかありません。

    そこで、ジャニス工業のホームページを調べると後継機らしいこんな商品がありました。
    ジャニス工業_SawaLet310_JCS-310DNN_01
    まず、驚いたのが、87,000円という定価・・・・
    以前、借家で交換したときは、1.6万円ぐらいで買った東芝製品で十分満足だった記憶があるので、かなり差があります。

    ジャニス工業_SawaLet310_JCS-310DNN_02
    しかも、この製品には操作リモコンが付いていないようです。
    分離されたリモコンにこだわりがあるわけではないのですが、既に付いているリモコン部分を外しても取り付け跡が目立ちますし、付けたままで使えない謎のリモコンが残り続けるのもなんだかなぁという感じです。

    しかも、シャワーノズルがなぜか二本の仕様で、本当に後継機なんでしょうか?

    それよりも、大きな問題は側面の操作ボタンが大きくなってることです。
    SCS-J200Dと比較
    右側が現行のSawaLet310 JCS-310DNNという機種ですが、赤外線センサーらしき部分のデザインからやはり後継機っぽい見た目です。
    でも、操作部がかなり大きくなっています。

    ティモニSの側面操作部は、結構コンパクトな良い設計だと思っていたのですが、最新機種では大きくしてしまったんですね。
    IMG_9238_操作部が邪魔
    多分旧機種は、ボタンが大きなリモコンがあったので、側面ボタンはサブ的に小さくても良かったのでしょう。
    最新機種はコストダウンのためだと思いますが、側面操作一択だと従来の小さな操作部だけだとまずいのだと思います。

    ただ、わが家ではこの小さい操作部でもお掃除の際に結構邪魔に感じていたので、この変更は改悪で困ります。

    この機種で魅力に感じたのは、ふたが簡単に脱着できることぐらいでした(笑)

    図面を見ると純正でも結構サイズが違う

    念の為、図面でも確認してみました。

    ティモニSに付いている便座と同じSCS-J200Dの図面はこちらです。
    ジャニス工業_旧_SCS-J200D_962300

    続いて現行機種?のJCS-310DNNの図面を見てみると・・・
    ジャニス工業_新_JCS-310DNN

    やはり側面のボタンの大きさはかなり違いますが、
    SCS-J200D横幅458mmに対して、JCS-310DNNは横幅473mmと横幅も結構大きくなっています。
    さらに、奥行きも大きくなってますね。

    純正機種だと、便器のサイズに合わせて同じ大きさになっているのかなと思ったのですが、どうやら違うようです。
    とはいえ、よく見ると座面部分のサイズはほとんど変わってないんで、そっちで合わせてるのかな?

    側面ボタンのない上位機種はあるけれど、そもそも・・・

    当初金額も見た目も含めて眼中になかったのですが、よく見ると5000円の定価アップで、側面の操作部がなくてリモコン付きになる上位機機がありました。
    SawaLet590_JCS-590DRN.jpg
    これならデザインもスッキリしていて、リモコンも付いているので問題解決なのですが、定価とはいえ92,000円って・・・

    しかもジャニス工業の製品ってネットでも取り扱っているところが、とても少ないんですよね。
    かろうじて、見つかったお店で価格を確認すると・・・

    側面操作部ありのJCS-310DNNで、34,485円(税込)
    側面操作部ありのJCS-590DRNで、38,265円(税込)

    て、価格差は約4000円ほどです。
    それにしても定価って何?って価格ですね・・・

    とはいえ、かなり現実的な金額になってきた気がしますが、やっぱり割高感は否めません。
    サイズや仕様から考えても純正品にこだわる意味がなくなって来た気がするので、やっぱり他社品も視野に入れて検討することにします。

    つづきます。

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