てるみくらぶと、秀光ビルドと、みんなのクレジットのことから考える

    番外編

    ローコストにこだわるワタクシとしては、とってもモヤモヤするニュースが立て続けにありましたので取り上げてみたいと思います。

    2011年7月のてるみくらぶは全く問題なかった

    現在被害にあっている身中穏やかでない方々にとってみれば、お気楽な内容でお気分を害する内容かもしれませんので、あらかじめお詫び申し上げます。

    実は、当時てるみくらぶのツアーでグアムへの家族旅行を楽しみました。
    グアムとはいえ、子供もはじめての海外!オーシャンビューでビーチが目の前のホテルで毎日大興奮!
    島内バスツアーも満喫できた、大満足の旅行でした。
    当時は、報道にあるような予約した直後に現金振込などの指定をされることもなく、後日落ち着いての支払いでしたが、びっくりするぐらい格安でしたよ。支払いも現金ではなくクレジットカードだったようです。

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    現地でも、でかでかとしっかりしたてるみくらぶのサービスカウンターがあり、大手の旅行会社に遜色ないほどの安心感で利用できたんです。

    当時は、「格安でも、こんなに良いサービスができるんだぁ」と随分感激した記憶があります。
    ちょうど、同時期に旅行を計画していた同僚に紹介したら、同じくグアム旅行を満喫したようです。

    また機会があったら利用できたらなぁと思っていたのですが大変残念です。

    これで、格安業者はダメだなぁという十把一絡げなイメージも広がってしまいそうですね・・・

    「格安一戸建て業者」は、欠陥住宅だらけ?

    少し前の話ですが、週間文春で記事になったという秀光ビルドの手抜き工事の告発記事タイトルです。これも「格安一戸建て業者」と一括りにされてしまうのは、ローコスト住宅の恩恵をいただいたと感謝している当ブログとしては、「う〜ん」と唸ってしまいます。

    わが家が家づくりを検討していた頃に近所にモデルハウスがあったら、絶対見に行っていただろうなぁと思える会社です。場合によっては、自分も被害にあっていたかもと思うと、あまりいい加減なことは言えませんが。

    施工管理のノウハウの問題なのか
    経営者の哲学の現場への徹底不足の問題なのか
    確信犯なのか
    急拡大のツケでやむなくなのか

    背景は図りしれませんが、サービスのコンセプトには共感できるだけに、とても残念な気持です。

    安定した品質で会社を大きくしていくのは難しいのでしょうねぇ。

    家の点検

    行政処分勧告を受けた「みんなのクレジット」の社長は、あの◯◯◯ホームの創業者!

    新しい投資方法として話題のソーシャルレンディングを提供する「みんなのクレジット」が先日行政処分されたというニュースが流れました。
    顧客から集めたお金を、告知していない本来と異なる用途に勝手に流用していたというのですからびっくり。
    このニュースをみて「ああよかった」とつくづく胸をなでおろしました。

    実は、年末に高額なキャッシュバックキャンペーンに惹かれて会員登録したんです。
    その後条件をクリアするため最低限の投資をしてみようと思っていたのですが・・・
    どうやら年末にキャッシュバックの高額条件に人気が殺到して登録完了通知が遅れに遅れていたんですよね。

    なんと、仮登録から本登録まで1ヶ月もかかってしまいました。
    いくらなんでも、これはひどいのでは感じました。

    そもそも高額キャッシュバックも不自然なほど好条件なので少し警戒する気持がありました。
    もしかして、登録申し込みから30日以内の投資完了がキャッシュバック条件だったのですが、相手都合で登録完了が遅れておいて、キャッシュバックも無効になったりして?

    などと考えているうち、キャッシュバックのためにソーシャルレンディングに投資して、万一キャシュバックが受けられなかったら間抜けすぎるなぁと思ってしまいました。

    そこで、登録完了したばかりなのですが、退会しようとしたんですよね。
    すると・・・

    なんと、退会方法がWebサイトにないんです!
    いゃ、ちょっとこれには驚きました。

    結局、メールで連絡して退会できたのですが、この対応も随分あっさり雑な対応でなんだかなぁと後味が悪い体験でした。

    しかし、その後会社の情報をよく調べてみてびっくり!

    なんと、この会社の社長は、突然会社をたたんだハウスメーカーの「らいずほーむ」の創業者と同一人物だったのです。(当ブログでもお登りホームで登場しています)
    この倒産劇もかなり不可解でしたが、どちらも顧客への向き合い方から経営者の人間性が見えてくる気がしますね。

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    いずれもお金の使い方に敏感な人々を翻弄するような出来事だったのですが、だからといってお金をたくさん払わなければという風潮になると、逆に違う形で食い物にされてしまう恐れがある気がします。

    最近見た記事で、
    「ホワイト企業は高収益で余裕があるかホワイト企業でいられる。」
    「高収益とは聞こえが良いが、ようするにボッタクリとも言える」
    という記事を見て、随分なるほどと思いました。

    確かに無理なローコスト企業のリスクが高いのも事実ではありますが、結局企業の人そのものを見極められるかどうか?ということですかね。

    わが家の場合、今のところ、そんな目に合っていないから言える悠長な意見ではありますが、実際に見極めと判断するのは難しい問題ですね。

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