[太陽光]屋根に穴を開けなくて済む条件とは? [雨漏り対策2]

    太陽光発電

    すみません。また随分遠回りして、太陽光の話に戻ってきました。

    前回、釘打ちを避けて太陽光の設置をする工法を取り扱う会社を見つけたことを書きました。

    それは、「セキノ興産」という会社です。

    早速、問い合わせてみると返ってきた返事が次のような内容でした。

      まっしんはやぶさ様
      弊社ホームページにお問い合わせいただきましてありがとうございます。
      弊社では、軽量にして高強度な「金属屋根」、その金属屋根に穴を空けずに太陽光発電システムを取り付ける、「キャッチ工法」を取り扱っております。現在、取り付けた太陽光発電システムは4000棟を超え、キャッチ工法で施工した太陽光発電システムでの雨漏りクレームは、0件です。
      お見積りに関しましては、キャッチ工法が可能か等、屋根の状態を調べる必要があります。
      1.屋根材の商品詳細(メーカー・商品名・使用原板等)
      2.施工方法(ビスで屋根垂木に455mmピッチ以下で留め付けているかなど)
      3.屋根下地材料の確認(構造用合板12mm等)
      4.屋根寸法・状態
      その他お調べすることがありますが、まずは、まっしんはやぶさ様ご自宅の図面を下記のメールアドレスへご返信ください。メーカーについては、現在シャープ・三菱をメインに販売しております。
      まずはその2社にて御見積書を作成したいと思っております。

    あれ?あれれれ?

    よく読むと、ちょっと引っかかることが書いてあります。

    気になって、この会社のホームページをよく見てみると、
    横葺屋根に穴を開けない設置方法の「ATキャッチ工法」では・・・

    ATキャッチ工法

    なんか、屋根の端を金具がつまんでる感じ・・・?

    この断面をみるとですねぇ。
    ATキャッチ断面
    どうやら、屋根のZ型に折り返し?たところを、やはり金具がつまむように挟み込んで固定しているようです。

    あぁ、だからキャッチ工法か!

    って、いうてる場合か!!!

    これ、金属屋根専用の工法やん….orz

    よく見ると、ホームページにこんなQ&Aも載っていました。

      Q.キャッチ工法について) スレートの屋根に穴を開ける工法に疑問があります・・・

      <お客様の質問>
      太陽光発電とオール電化に興味があるのですが、スレートの屋根に穴を開ける工法に疑問をもち貴社の工法に着目しました。細かい金額を知りたいので見積もりをいただきたい。

      <セキノ興産の回答>
      現状残念ながらスレート屋根材の場合は屋根に穴を開けて取り付ける工法しか設置する事が出来ません。理由としてはスレート屋根自体に強度を持たせる事が出来ない為です。そこで穴を開けて躯体に止め付けて強度を出すという考えになります。但しスレート屋根に穴を開けて取り付ける工法はメーカー純正工法でメーカー10年保証対象となります。

      弊社では一度現場にて屋根の種類・状態・寸法等を調査・確認させて頂き、それに基づき最適な提案・見積を提出させて頂いております。都合の良い日時調整させて頂ければお伺い致します。

    [セキノ興産ホームページからの引用です]

    あぁ、慌てて問い合わせてしまって恥ずかしい。

    我が家は、ローコスト住宅御用達のスレート屋根なので、この工法は使えないのです。

    ガルバリウムの屋根なら採用できたのでしょうかねぇ。
    ちなみに、ガルバリウムといえば、ジューシー創建でほぼメンテナンスフリーで半永久的に持つかのように随分勧められたことが思い出されます。ガルバリウムの見た目というか質感が趣味に合わなかったので、耐久性の話ではほとんど惹かれなかったのですが、結構この耐久性が強いという評価にもいろいろな説があるようですね。

    ちょっとした傷でメッキが剥がれた部分や断面部分から錆が出やすいらしく、結構後からトラブルになる場合もあるようだということを、つい最近知りました。
    しかし、あのジューシー創建の勧め方で思い込んで採用しちゃった場合に、後で錆とか出たらかなり釈然としないかも。

    と、最後は少し話が逸れました。

    結局、一つ目の穴を開けずに太陽光を設置する目論見はあっさり崩れたわけですが、選択肢はここだけではありませんでした。

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