勉強しろよとガルバリウム鋼板推しの匠さま

    神奈川の工務店(茅ヶ崎、平塚、他)

    また会社帰りに、駅前にある新たな不動産会社に寄ってみました。
    野球チームみたいな変わった名前の会社なので仮称が難しいです(笑)。
    とりあえず、「ジューシー創建」(笑)とします。

    隣の学区なのですが、工場跡地と思われる場所に、30坪程度の手頃な土地を40区画前後の大型分譲が出ており、この開発をジューシー創建がやっているようです。

    通常の仲介もやっているのですが、このように売主として大型の自社開発物件があるのなら、今後我が家の希望する地域に開発物件が出てくる可能性がないかと思い訪問してみました。

    夕方の営業時間ギリギリに行ったためか、店舗には誰もおらず置いてある物件チラシをざっと見て、翌日改めて出直しました。

    入りたいけど入りにくい事務所

    今度は店員らしき人と、お客らしき人がテーブルで雑談しています。
    しばらく他の店員が出てこないか、ウロウロ待っていたのですが、誰も出てきません。

    話し中の店員も気にかけてくれる様子がなく、また出直しかと思いながら店内を見ていると駅の反対側に本店とショールームがあることがわかり、そちらに向かってみました。
    ここは、不動産業の他に自社で注文住宅も行っており、その話も聞きたいと思っていました。

    本店と言っても、ビルの4階のいかにも事務所で、なんとなく非常に入りづらい入り口でした(苦笑)。

    思い切って入ってみると、案の定「誰?」って顔をされながら、いかにも匠というか、建築家っぽい風貌のSさんがショールームに案内してくださいました。

    ショールームは、外から想像がつかないほど一目見ておしゃれで、広いスペースに一通りの設備の展示をしているようです。いかにもこだわりの家を建てる人向けの雰囲気で、直感的に「高そう・・・」とのけぞります。
    ジューシーショールーム
    [あくまでイメージです]

    Sさんは見るからに、気難しそうで話にくそうだと思ったのですが仕方ありません、とりあえず土地と建築のどちらにも興味があることを伝えました。

    建築条件なしで地盤改良が出ても負担してくれる土地

    とりあえず雑談で、隣の学区の大型分譲のことに触れて、
    まっしんはやぶさ「茅ヶ崎は条件付きが多いと聞いたのですが・・・」と聞いてみると、
    Sさん「さすがに区画数が多いので、自社だけでは建築しきれませんので。条件は付けていません」
    とのこと、なるほど大型分譲だとそういうこともあるのかと、さらに・・・
    まっしんはやぶさ「地盤改良がどの程度かかるかが心配なんですよね・・・」と続けると
    Sさん「あの分譲の場合、改良が出ても当社が負担しますよ」

    !!!まさかの地盤改良の心配いらずですか!
    ますます、学区内だったらよかったのに・・・と悔やまれます。
    無い物ねだりをしても仕方がありませんが。

    土地については、やはり駅前の店舗の方が担当になるそうで、改めて担当者から連絡をいただくことにして、この日は建築の話を聞くことにしました。

    がんばって勉強くれたまぇ

    希望地域や予算の話をしながら、
    まっしんはやぶさ「まだ、検討を始めたばかりで注文住宅のことをいろいろ勉強中でして・・・」
    Sさん「はい、どうぞしっかり勉強してください」

    まっしんはやぶさ「この予算感で建築可能でしょうか・・・・?」

    Sさん「坪数を(30坪より)減らすとできなくはないです」

    と出だしから、若干上から目線というかなんとなく投げやりです。
    予算や条件を聞いた時点で、客とは見なされなかったかもと直感的に感じました。

    いちおう一通り話をした後、ショールームを案内してもらいました。
    やはりショールームの中は、他で見たことがないような設備や建材が多く新鮮です。

    まず、イチオシで紹介されたのが、こだわりのガルバリウムの屋根材と外壁材です。
    この時初めてガルバリウム鋼板のことを知ったのですが、こだわる理由は耐久性が高く、メンテナンスフリーであるとのこと。

    この時点で、メンテナンスのことをあまり重視しておらず勉強不足でもあったので、正直あまり関心を持ちませんでした。それより、多少加工形状が違うとはいえ、トタンの波板っぽさを感じてしまい外壁のデザインとしては好みではありませんでした。
    施工事例の写真を見ると、全体としてはおしゃれな外観なのですが、ガルバリウム鋼板の外壁はどうしても倉庫?工場?と思ってしまいます。選ばれるかた、ごめんなさい。

    次は、キッチンですが、以前アチチホームで見たヤマハのベリーがありました。

    ヤマハの人造大理石は、他社に比較して最も強いらしく、鉄球を落としてもキズが付かないことを確かめられるようになっていました。

    アチチホームの建売り物件で見たときは、ベリーの色合いが派手に見えましたが、ジューシー創建のショールームは全体的に派手なコーディネートなので違和感がなく、なんとなく選ばれる理由とユーザー層がわかった気がします。

    硬い木材、アイアン・ウッド!

    最後に、ウッドデッキなどに使われる木材の種類の紹介があったのですが、アイアンウッドと言われるウリンなどの腐りにくい木の説明と現物を手に取ってみせてもらいました。
    杉などと比べて、かなり重くものすごく目が詰まっていて、本当に同じ木なのかと軽い驚きです。

    この会社はいかにも湘南っぽい、大きなウッドデッキを備えたおしゃれな家を建築するのを得意としているようです。

    ウッドデッキ_ジューシー

    既に冒頭での目線感と、こだわりが強いのと共に色んな意味でアクが強そうな気がして、実は途中で完全に戦意を喪失して、幽体離脱(嘘)しながら話を聞いていました。

    とはいえ、少し勉強になった部分もあったので、意味があったと自分に言い聞かせます。

    もう建築の話は十分かなと思い、土地の話は担当者から連絡をいただくようにお願いして、そそくさとお店を出ました。

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