【迷走の外壁塗装】第一の攻撃・現地調査篇①:打ち合わせ開始!…のはずが雑談が止まらない

奇跡の外壁塗装

前回の電話篇の続きです。

電話口の友矢(仮称)さんは、こちらの質問にも比較的素直に答えてくださり、

「意外とまともな会社かもしれない。」

と思った矢先に・・・

「御夫婦揃ってのご対応をお願いします」

この一言で一気に緊張感が高まった翌日、いよいよまともやさん(オメデタ住建)の現地調査当日を迎えました。

今回からは、その現地調査の様子を数回に分けてご紹介します。

不安だらけの現地調査開始!

約束の時間どおり、まともやさん営業担当の真友(仮称)さんが到着。

なんと、ここで軽い挨拶と名刺を受け取るや否やいきなり問題発生です。

玄関口に出た途端に、けたたましいクラクションが鳴り響きました。

どうやら真友さんが路駐した車が自宅前を完全に塞いでいたようです。
クラクションを鳴らしたご近所さんが「ありえない」と叫んでいる声まで聞こえてきました。

よほどひどい路駐の仕方だったのだと思います。

これまで様々な業者さんが我が家に来られたことがありますが、このようなトラブルは初めてでした。
路駐された自宅前の道路は、幅5メートルほどあり、寄せて停めれば軽自動車の路駐なら乗用車でも通り抜けられなくないはずです。よほど豪快に道路の真ん中にでも停めていたのでしょうか。

この時点で、不安のボルテージが一段上がったのは言うまでもありません。

近所のコインパーキングへの駐車を案内し、気を取り直して仕切り直しです。

外回りの調査では、超望遠カメラで屋根や外壁の状態を撮影されていました。ドローンやはしごを使った調査はなし。バルコニーのFRP防水の状態も一応確認してもらいましたが、こちらから「見ますか?」と声をかけなければ見る気がなかった印象で、見ていただいても、ざっと眺めるだけで細部まで確認する様子はありませんでした。

そして、

「それでは、中でご説明させていただきます。」

いよいよ本題です。

私は事前に図面やチェックシートも用意し、

「今日は技術的な話がいろいろ聞けそうだ。」

と少し楽しみにしていました。

……ところが。

「追加費用は一切ない」……はずなのに、引っかかるプレゼンタイム

打ち合わせが始まると、まともやさん営業は手際よくチラシの内容の説明から入りました。

  • プランの内容と79万円の価格の説明
  • 10棟限定は問い合わせ順ではなく「契約
  • なぜ79万円が実現できるのか(材料の一
  • 10年保証のしくみ
  • 工程写真と施工完了報告書の提出

この辺りは電話篇でも確認済みの内容で、特に違和感はありません。

ただ、この説明の中で一つ印象的だったのが「足場は広告である」という話。

「足場を立てれば、ご近隣への反響にもつながりますし、うちの会社を知っていただけるきっかけができる。だから広告宣伝費として落として、なんとかこの価格を実現させていただいている」

確かに、足場が立っていると気になりますよね。施主目線では「足場代が高い」という悩みの種ですが、業者側からすれば「足場=動く看板」という発想があるとは、なるほどと思わされました。
さらに、リフォーム業界の悪徳業者の手口(安く言っておいて後から追加請求)についても先手を打つように説明があり、

「うちは一切後から追加費用は言いたくない。現状の傷みはすべて包み隠さずお伝えした上で、お客様にご判断いただく」

との宣言。

一見、誠意あるスタンスのように聞こえます。
……でも、ちょっと待ってください。
今回の特別限定外装プランは、チラシに「追加金は、一切ありません」と明記されているはずです。

追加費用が発生しないなら、いったい何をお客様にご判断いただく必要があるのでしょう?
現状の傷みをお伝えした上で」という言葉が、じわじわと気になり始めます。

雑談が止まらない!奪われ続ける場の主導権

一通りの説明が終わり、さていよいよ質疑に入ろうかというタイミング。
真友さんが妻の言葉尻をとらえて、こう切り出しました。

私、福岡出身なんですよ。

なるほど。

高校まで野球をやってまして。

そうなんですね…

ここから、どんどん話が広がっていきます。
島根の強豪校へ野球留学して寮生活を送り、監督が大阪出身で選手も関西人ばかりだったため関西弁を聞くと懐かしくなるのだとか。現在22歳で社長に厳しく鍛えられていること。野球のスポンサー契約のご縁で元監督の内装工事もさせていただいたこと……。

関西弁聞いちゃうと、もう懐かしくて。高校の時はなんなら僕も関西弁まざってましたよ(笑)

妻が「すごいねー」と相づちを打つものだから、気持ちよくなって話が加速していきます。私は黙ってリアクションを抑えて聞いていたのですが、それでも話は止まりません。

なんとか本題に軌道修正しようとしても、とっかかりを見つけてはすぐに脱線。黙って聞いていると「こちらが質問する隙がほとんどない」ほど、勝手に話が続いていきます。
こちらの質問に答えるというより、「何を聞かせたいか」が中心になっている感覚です。

チェックリスト、あえて一瞬見せる

雑談が一段落したところで、ようやく質疑に入ろうとした私はこう言いました。

「聞きたいことはめっちゃあるんですよ。実は。ちょっと今雑談で話してても多分終わらないんで……一瞬お見せしますけど、僕も手元にこのぐらいバーっと(質問が)あって」

と言いながら、パソコンの画面に映した質問チェックリストをちらりと見せました。

:「えっ、あー怖」(妻は、このチェックリストの用意を知らない)
真友さん:「めちゃくちゃありますね……」

相手の表情に、かすかな緊張走ったのを感じました。

元々、このチェックリストはあくまで手元資料として開いておいたのですが、全く本題の会話が始まらないのであえて見せることにしました。

ここまでのやりとりで感じたのは、「我が家の事情にはほとんど興味がなく、用意されたシナリオで契約まで畳み込む流れ」という印象。印象だけで押し切れる相手ではないと認識してもらうのが目的でした。

このお客さん、ちゃんと準備してきてるぞ。
そう気づいてもらえた瞬間だったかもしれません。

次回はいよいよ、本題の質問タイムへと続きます。

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